オストメイトで山賊と海賊・・・銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話

去年は100の山を愛し、今年は108の山に恋をする。
夏は太平洋の大波で泳ぎ続け、日本の自然を愛して66年。

コロナ下でも、高齢者のお引越し 

2021-08-09 10:52:13 | 銀座の周旋屋

 

 92歳になる爺様と、86歳になる婆様を、田舎の無意味に広い実家から東京のド真ん中に連れて来て、1か月が過ぎて落ち着いて来た。

 朝夕の大きな仏壇の前での、1時間を超える読経とあの世との交信が続き、夕暮れになると別人のようになり、おかしな言動が酷くなってきておったが、俺が帰って話をしていると正常な記憶に正常な思考だった。

 コロナ下だから、実家の売却を待って東京に連れてくる予定だったが、命のことを考えると、限界だった。

 6月の後半に一気に動いた。

 実家の売却はそのままにして、二人の住まいを銀座の店から10分くらいの2DKのマンションに確保して、コロナに振り回されて無いまともな会話の出来る医療機関を幾つか準備して、俺ひとりが何度も出掛けて荷造り片付けと諸手続きを済ませ、飛行機に乗せて先に二人を上京させ、あとは東京から長い付き合いのプロ連中に行ってもらって、一気に片付けたのが7月の半ばだった。

 実家に残った残置物処分の量も半端なかったが、上京させた二人のうち爺様の体調が二度ばかり危なくなって、住民票の転入届けの済んでない時に動けなくなったりもした。

 すべて、いままでの多くの関わり合いの中でお付き合いが始まったアカの他人様たちの真摯な助言で、乗り越えて、お陰様で今では爺様も杖をついて散歩に出掛けるようになった。

 認知症だと言われ、患ったこともない脳梗塞の薬や怪しい薬をたくさん処方されておったが、それらはすべてこちらの医者と相談して、現状に合ったものに変えた。

 直腸癌でオストメイトになった方が良いと3年前に言われて、俺が急遽遠路を日帰りで医者に会いに行き止めさせたのも、89歳という年齢を考えて言えよ! ということだった。

 これもこちらで診察させたら、転移もなく、進行もわずかなものだった。

 俺自身もオストメイトとして、現代商業医学と常に戦っている、かといって怪しい宗教を持ち出す訳でもない。

 1年中、山に登り、海で泳いで生きてるのと同じことを、みなに教えてやってるだけのことだが、今ではコロナのワクチンにも興味が失せ、仏壇そのものへの興味も失せ、夕暮れになっても普通のまんまで、俺の顔を見ると・・・ありがとう!!・・・と笑ってる。

 今を生きる、今だけ自分だけ良ければ良いというのとは違う、今を生きる。

 現代社会の病んだ現状が、解ろうと言うもんだ。

 医療・医学とは、決して患者に命令・強制するものではなく、患者もまた貴方任せではなくキチンと勉強すること、これが当たり前の世の中にならなければ、権力争いの政治や、金儲けの経済に利用され、人間の命は玩具にされる。

 怪しいPCR検査しかさせず、怪しいワクチン接種を強制している今が、まさに佳境と言っても良い。

 こういう時代に、敢えて自分の両親を近くに呼び、こうやって笑って生きてるオヤジもいる。

 高齢で、田舎の医療や先祖の呪縛に玩具にされておった両親を、目覚めさせ、救助した、そう想っている。

 大笑いだ。

 

 いまだ半数以上の国民がワクチン接種を拒否していても、7割、9割の国民が接種を終えてますという偽ニュースを聞いて、慌ててワクチン接種に走る馬鹿も多いが、その日常で広い社会や色んな他人と関わり合いを持ってない間抜けな連中の、甘ったれた自意識をくすぐってるだけのことだ。

 アメリカのCDCは、年内で偽陽性率がハンパないPCR検査を止めると発表しており、ワクチン接種はナンの意味もなく、再発すると公表してるが、日本では何処のメディアも報道はしないでいる。

 ・・・なにが真実で、なにを信じたら良いの?

 そう、世の中社会に逆らってでも、実際に仕掛けて生きている俺を、見て居ればエエのんさ。

 情報に振り回されることなく、いつも現場で生の関わり合いを増やして生きてる俺は、大笑いだな。

 そうしてナニにも拠らずに銀座で30年続けている自営の周旋屋も、今年も利益が出過ぎてブレーキをかけている。

 だからと言って仕事をしない訳ではなく、他人や社会のために使い、大好きな他人や社会との関わり合い・コミュニケーションに生きている。

 楽して儲けて、遊んで暮らす、人間はそういう風には肉体の構造が出来てはいない。

 毎日、その日だけの食い扶持を作りに走り回って、獲物や実を収穫し、そうしてその日の分だけ獲ればあとは遊んで大笑いする。

 昨日と今日と未来が繋がっていると考えてるのは、まやかし教育の為せる業。

 いつも新しい日が始まり、終わる、この繰り返しだ。

 俺はそうやって、63年も大笑いして、後悔も無く、借金・負債に貸し借りも無く、愉しく生きている。

 

 さて、広島に原爆が落とされた日になった。

 核実験の現場にされ、人体実験にされ、その後の復興・救済・医療・保証というキレイごとの元で、延々と人体への影響を観察され、社会への影響を観察されてきた広島で生まれた俺には、なんの興味も無い。

 嘘ばかり、キレイごとばかり、エエ大人たちがナニをやっておるのか?

 いま、やらなければいけないことは、そんなことじゃ~ない。

 ゼニカネ・モノではない、もっと大切なものがあるだろう。



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