オストメイトで山賊と海賊・・・銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話

去年は100の山を愛し、今年は108の山に恋をする。
夏は太平洋の大波で泳ぎ続け、日本の自然を愛して66年。

春うらら、山は獣の天国になって

2020-05-04 21:14:08 | 地球と生きる

 

 自動車税の納税通知書が、シャラっと送られて来てる。

 固定資産税にしても、今年は全国民免除だろう? こういうところからも、政府のやってることは信じられない。

 

 そもそも、2月の時点で、毎年、インフルエンザで亡くなってる人の数や、肺炎でなくなってる人の数を較べてみたもんだが、別に新型肺炎コロナがなくとも、もっと多くの人口が、日本だけでなく世界で調整されてきてる。

 むしろインフルエンザの被害が今年はグッと減っているのが、どうしてだろうかね??

 そのインフルエンザとて、俺はワクチンを作った連中が撒いてる人工のモノだと思ってきた。

 隠しようの無い結果・統計をそろそろ弄るんだろうと詳細に見てはいるが、世界中でおなじような詐欺を、国家が統治する国民に対して続けている。

 記録や統計は、その公表者が後で弄らないように、個々でそのデータを取り込んでおくとこだ。

 

 自粛しろ! しかし、何時まで? どういう状況まで? が曖昧なまんまだ。

 アベノマスクの気分次第でどうにでもなってる日本は、特にその内容の無さが笑えるが、国民の多くは根拠もゴールも決まってない自粛ゴッコの泥沼に、自ら進んで嵌って行って、そこで国民同士の喧々囂々に夢中になってる。

 奴隷たちが、その奴隷になってる原因については思考停止、お互いを監視し合ってるような愚かな作業に夢中。

 良いように翻弄されて、喜んでるマゾにも見えてる。

 

 結論の見えてるお遊びには、俺は興味が無い。

 無意味な争いにも、別に参加したいとも思わない。

 

 ・・・ということで、昨日も忙しかった土曜日の周旋屋の仕事を終えると、そのまんま山用の車に乗り換えて、適当な着替えを持って、ザックを放り込み、深夜の3時には出発した。

 世間のコロナ騒動には惑わされることもなく、マスクもせずに仕事は淡々と続け、その後の自分の愉しみも、ナニも変えることもなく続けている。

 半世紀、日本の海や山で遊び続けている。

 チョイと出の馬鹿造たちとは違って、目立ちたいとか、他人と競争したいとか、自意識過剰なスケベ根性でそれを続けている訳ではなく、ただの島国の山の民、海の民、そういってもいい愉しみ方を続けている。

 銀座で周旋屋を続けてるのとナニも変わらない、山や海でもごくごく普通に愉しんで生きてる。

 どこの山も海も、迷うことなどないくらいの慣れた土地勘が身についておるから、なんということもない。

 慣れているからこそ、よく知っていることは、山や海は、地球・大自然の活動でいつも違った顔になっている。

 去年は海の沖のこの辺は海底の砂が盛り上がっておって、干潮時には立つことも可能だった場所が、翌年は深い海底に変化してることなんて当たり前のことだ。

 山道も、冬の雪道はいつも変化してるし、夏道ですら大雨・台風のあとは姿やコースが変わることなど当たり前。

 谷筋から登り上げるか、尾根まで一気に登るか、急な斜面をまいて、遠回りしながら登ってゆくか・・・どこの山でもそんなコースが幾らでもあるとも言える。

 おなじような山好きがほんの少しの足跡を残して辿った獣道も、すぐに解る。

 この先は切れ落ちて行き止まり、先は断崖絶壁の崖だろうとか、地形が解って居れば危険な場所には足は向かない。

 慣れていてもよく滑って転ぶ地質の斜面というものもあるし、危ない個所というものが、永年の経験と本能で解るようになってる。

 一番は時間に追われるとか、ナニかに急かされて急ぐこと、これが遭難の原因に多い。

 山の山頂に立って目的は達成した、そういう勘違いしてる馬鹿に多い。

 登りの景色と、降りの景色は違う、それをしっかり愉しんで歩く。

 通常の登山では、皆さんは登りに3時間かけると、降りは半分か2時間くらいで降りる人が多い。

 俺は行きも帰りもほとんど変わらない。

 なんで都会を歩くように急いで歩く必要があるのか?

 ほとんどの登山者は、足早に行って帰ってくる。

 なんのための山遊び? なんのための海遊び?

 不思議な想いで眺めている。

 都会での時間の使い方を、山や海ではまったく違う時間軸で愉しむ、これは基本だろう。

 だから幼稚なガイドブック登山や、ネットで得た知識だけで、山や海で遊ぶことの危険をいつもまわりには言ってるが、自粛馬鹿とおなじで頭デッカチな思い込みだけで、自分の命を危険に晒してる阿呆は相変わらず多い。

 遅くなって日が暮れてしもうたら、のんびりツェルトでも開いて、夜の星空を眺めて寝ればエエがな。

 

 毎週、往復で5~700キロくらいなら、まだまだ悪路を運転して険しい登山をしても大丈夫だと解ってるが、この頃はコロナの自粛馬鹿騒動のおかげで非国民扱いされてるので、3~400キロのエリアに自粛して、やかましくヒステリックな皆さんが目覚める頃には戻ってくる、そんな行程になっている。

 どのみち戻ってくるまで人間と接触することもなく、獣たちとばかり接触している。

 なんで山や海に出掛けても、渋滞や混雑を繰り返しておるのか? 日本はとても広いんだがね。

 

 日の出が5時、すでに気温は上がり始めておったから、雪の乗った富士山は見えるかどうか、甲府盆地は雲海に隠れているだろうと想像してスタートした。

 先週は大気もよく冷えておって、日の出の時間はまだ景色も素晴らしかった。

 いまだ、木々に緑の芽すらなく、見通しの良いミズナラとヒノキの森をのんびり歩き始めたが、暑かった。

 すぐに長袖一枚になり、二つ目の頂を前にしての急登では、さすがにTシャツ一枚になった。

 キツツキが行く先の大木のほうから、脳みそがクラクラになりそうな高速連打の音を、森に響かせておった。

 まだまだ富士山はよく見えておったが、写真にすると背景の空が霞んでいたから、甲府盆地の雲海とおなじモクモクな状態で、チョイと残念なことだった。

 だ~れにも人間には会うこともないだろうから、上半身裸になって、汗を乾かした。

 小虫がブンブン煩かったが、知らん顔でほうっておいて、一服した。

 ・・・俺の身体の塩分を、わけてやるべ~

 高い絶壁の淵で温かい小虫入りのコーヒーを沸かして飲み、しばし雲海を眺めおろしておった。

 ・・・糞でもね~・・・人間社会の、集団洗脳、情報の偏向報道、脅してまとめて括り上げる、阿呆だな。

 四つ目の頂で終わりにして、

 ・・・今日はこの辺でカンベンしといてやるわい・・・と、いつもの独り言。

 ひと山を迂回して通ってる道で、のんびり戻ってきた。

 獣たちの天国、とくに幼い獣たちには、素敵な春になったな~。

 ・・・人間は、みな揃いも揃って、惨めなもんだわさ

 

 人気の山では駐車場にはロープが張られ、店もナニも閉ったまんまなそうだが、いつも俺の登る山には駐車場すら無く、人もいる方が驚くようなことだ。

 登山者が自粛してるうちに、獣たちは里近くに降りて来ておる。

 マタギや炭焼きや木地師といった細々した山の民がいなくなって、獣たちは里近くに降りてきて、林業という大掛かりな機械を使う連中によって獣道は破壊されてきた。

 いまは獣たちの天国だが、山の中腹から上の方には、食い物になるようなモノがない、そんな景色だった。

 ところどころで、山桜が満開だった。

 今週は、新潟か、長野の奥山のほうに行こうかな・・・。 

 

 さ、今日も朝から人間社会の下らないゴールデン・ウイークゴッコなど無視して、銀座でお仕事始めとるわい。



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