オストメイトで山賊と海賊・・・銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話

去年は100の山を愛し、今年は108の山に恋をする。
夏は太平洋の大波で泳ぎ続け、日本の自然を愛して66年。

ナビ先導の大渋滞は抜け穴だらけ

2024-10-14 11:33:53 | 地球と生きる

 

 

 連休の各方面で猿のナビ大渋滞が起きることを読んで、長野や山梨や新潟や福島の山は諦めて、下道・裏道・獣道が幾らでもある関東平野の奥、群馬か栃木の山が良いだろうと向かった。

 前日、身内の者の買い物に付き合い湘南の方に出掛けてこれまた大渋滞回避の下道走りで疲れていたから、朝の10時過ぎに出発したが、すでに東名や中央に関越は凄まじい猿の衆の大渋滞で、近寄る気も失せてしまった。

 皆さん、AIロボットにコントロールされる日常になんの疑問も持ってないようだ。

 独りの人間のコツコツ積み重ねた詳しく語らない経験には、AIロボットは逆立ちしても敵わない。

 空いてる首都高から乗り、東北道から圏央道の途中で降りて下道を考えていたが、流れがスムーズになっていたからそのまんま佐野の先の北関東自動車道まで走り、渋滞なく適当に降りて山道に入った。

 先に古い神社一ヶ所に立ち寄り、そこからは対向車が来ればどちらかがバックしなければいけない荒れた山道を辿り、登り口についたのが2時半頃だった。

 ・・・片目が潰れそうなのによく出掛けるよ!・・・みなに言われてはいる。

 陽が傾いていたから、ヘッドライトやハンドライトをザックに入れて、ゆっくりと2000mには足りない山に入った。

 山はしっかり冷えていたから、半袖シャツに薄いアウターを着て歩き始めたが、じきにガレ場の急登が続くようになると汗だくになり、脱いで夕暮れの山頂に立った。

 夕陽が眩しく、風もさしてなく、汗で濡れた半袖のまんまで温かいコーヒーを沸かしていると、誰にも会わないと思っていたのに同じ物好きなオヤジが一人、ゆっくり登ってきた。

 結局は山で会ったのはこの一人だけだったが、まだ陽があるうちにとサッサと急いで降りて行ってしまった。

 コーヒーを飲み、一服して、すすきが揺れる崖越しに霞んだ下界を見渡して、来週と再来週は野暮用があるから山歩きが出来るかどうか、荷が重くなる雪山・冬山歩きのためにしっかり歩いておきたいのに、と不機嫌な思いに屁をこいた。

 一年中、行き違いになってる銀座にビルを持つ群馬伊勢崎の土地持ち農家の爺様から、サツマイモが採れたから店の前に置いておいたよと電話があったが、いつも俺が群馬の山に登っている時に野菜類を銀座に運んでおられると大笑い。

 帰りに伊勢崎の豪邸に頂きに寄れたのに、いつも行き違い。

 下山路には熊公の匂いと気配があったが、のんびり掛け声をあげて酔いしれるだろう美声を聞かせてやりながら、尾根を伝って降りて行った。

 帰りも関越や東北道は凄まじい大渋滞だったから、下道を繋いで飯を喰って空いてる旧道を愉しみ、悠々と早めに戻って来た。

 さすがに源泉入浴は止めて、10時前には戻った。

 紅葉は太陽の活動期による異常気象で遅れている。

 来週の野暮用しだいだが、長野と山梨の県境の山に行きたい。

 山では太陽フレアをたくさん身体に浴びて、帰ってラジウム鉱石を入れた風呂に入り、とっとと爆睡した。

 地球と宇宙の恵みに感謝だな。

 

 オストメイトになって9年か、ベルトを締められなくなってサスペンダーになってるが、ホルダー型の奴の方が山では楽だ。

 激しい動きにも楽に動ける。

 ホルダーに短銃や刃渡り30センチの小刀を忍ばせておけば、咄嗟のことにも余裕のよっちゃんという訳だ。

 そう、人のいない山では自分の身は自分で守るのが当たり前。

 七十近くになっても、遊び心はまだまだワクワク。

 

 毎週のように円建ての金(ゴールド)は最高値を更新しているようでもある。

 グラム14000円を地固めしている。

 金(ゴールド)を持っている日本人は、全員利益が出てしまってるということだ。

 これで消費税でも上がればその分も上乗せとなるからウハウハだろうと、昔から俺の言うことを聞いて生きて居る連中には笑っている。

 いよいよその時が近づいて来ている証拠でもあるが、人間社会が困ったことになればなるほどウハウハになるスタンス、俺がガキの時分から想っていたゼニカネを笑い飛ばす生き方だな。

 日常に見栄張り先付け借金の返済に追われて、ゼニカネの奴隷になって生きてるシステム自体がマヤカシだと笑い飛ばすには、メディアから離れて暮らせなければ無理だろう。

 円建て金(ゴールド)は、来年前半にはグラム2万円を超えてくるだろうし、その先は今の3倍くらいまで価値を高めて行くしかない。

 

 宇宙の中の星、地球の表層でしか生きれない人間が、常にそのことを忘れないで生きることから離れてしまえば、もう淘汰の対象になる。

 皆さん見ないフリをして身勝手で刹那の楽を求めて生きるようになっているが、それは無理な相談だろう。

 地球や宇宙とともに生きるという思考回路を持っている俺なんかは、だから新型コロナワクチンだとかサプリメント・健康食品などの怪しい人造のモノには理屈ではなく即座に拒否反応が起きる。

 日常の生き方しだいで、おかしな人造のモノを避けてしまえるような身体になってる。

 命ある獣の習性では、自分の身に及ぶ危険を察知することが第一になる。

 この能力が退化してしまっているのが現代の人間社会だろう。

 メディアがどんなに煽動しようとも、周囲がどんだけ洗脳されようとも即断即決拒否。

 こういうことが出来ない頭デッカチな猿のエリート衆ばかりが、淘汰の対象になってる。

 これからも怪しい金儲けのための人造のモノは幾らでも登場してくるだろうが、俺には性癖にも近い拒否反応が自然に起こる。

 それが普通のことだし、地球の表層で生きる獣の当たり前の能力だと言っても良い。

 

 さ、売買の決済の準備や契約の打ち合わせや、ご紹介のお客さんが行列しているから、いそいそと仕事に取り掛かるわい。

 誰にも真似ができない、こういう自由自在で愉快な生き方を続けているおかげで、長いお付き合いの皆さんからご紹介の仕事も途切れることなく集まってくる。

 自営の商売って、その日常の生き様を独創的に磨き上げることでもある。

 デスクに座って、画面を見て、電話やメールで、その場限りの美辞麗句で、楽して出来る商売ではないわいな。

 半世紀を超える毎週末の山や海でのハードなお遊びは、周旋屋稼業にも繋がっている。

 昔話や作り話や又聞き話やメディアの洗脳話ではなく、いつもこの身体をすり減らして生きてる俺の今の話が出来るから、その愉快で奇想天外な話を聞くためにやってこられる人は多い。

 

 



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