団塊のしっぽが綴る ありのままの田舎暮らし

躊躇いながら近づいてくる未来と、静かに佇む過去のはざまで。

漁火を眺めながら思うこと。

2017-07-19 | 日々のこと。


夏の夜の海を彩る漁火。実際は、もっとずっときれいです。



大病をして以来、ウォーキングは大切な日課となりました。
足掛け10年。余程の事情がない限り、毎日歩いています。
とは言え、
今日のように気温が35度もある日は、明るい内は暑くて無理なので、
陽が落ちてから歩きます。

この時季の歩く楽しみは、何といっても夜の海に浮かぶ漁火を眺めること。
それはもう、びっくりするくらいに美しい風景なんですよ。
噂には聞いていましたが、初めて自分の目で見たときには
「うわぁ、きれい!!」と、思わず声を出してしまいました。

群青色の空と海。
その境にキラキラと灯る無数の明かり。
何だか、とても神秘的で、深い感銘を受けます。
同時に、こうして夜の海辺で一人、漁火を眺めている私自身の
運命の不思議を感じます。

東京で育った私が、何の因果か辺境の地(言い過ぎか?)に移り住み、
思いもかけなかった田舎暮らしをしていること・・・
想像だにしなかった人生を歩いていること・・・

本当に、人間て、一寸先は何が起きるか分からないのですね。
そして、それゆえに、生きる意味があるのでしょう。
そう思うと、悲観してクヨクヨすることは何もないし、逆に、
今が上手くいっているからと、人生を甘く見ることもできません。
すべては、運命の思し召しのままに・・・ということでしょうか?





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