kotoba日記                     小久保圭介

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風の音

2008年03月26日 | 生活
地下鉄に乗ってセザンヌ先生に会いに行きました。
地下鉄の中は、ドラゴンズトレインというスペシャルで、
車内は中日ドラゴンズの選手の写真や、ドアにマスコット、
床にも野球の絵、アナウンスも、
通常とは違う「ドラゴンズトレインにようこそ・・・」
と数分おきに繰り返すものだから、驚きました。
三日分の新聞を車内で読もうと思って持っていたのですけれど、
もの凄く眠くて、目をあけていられませんでした。

駅に着いて、
セザンヌ先生のところに行き、
「今日から春になりました、暖かくなったのは今日からです」
とセザンヌ先生は言いました。
あと、花粉症の話とか、小説の話。
帰りの地下鉄も、やっぱり眠くて、
春眠深き、です。

夕方からけっこう寒くなりました。
今の夜は、北風が吹いています。
日中は春なのに、
朝晩は寒い。
これを書いている最中でも、
鼻がぐずぐずしているし、
目もかゆくてしょうがない。
去年よりも、
今年の方が花粉症、ひどいです。
「花粉症は、人災です」
とセザンヌ先生は言いました。
「国がすぐ大きくなる杉と檜を大量に植えたからです」
と続けました。
「田舎の方だと雨が降ったあとは、花粉は土に染み込んでなくなるけど、
都会は雨が降っても、染み込む土がないから、晴れると風に舞い上がって、
また花粉が飛ぶらしいです」
と僕。
「田舎の人は花粉症にならないといいます。都会では排気ガスが花粉に反応させる人体を作った、というけれど、確証はありません」「確証がないということは、真実ではないということです」「簡単なことほど、判らないのです。風邪の特効薬もまだですからね」
とセザンヌ先生は笑いました。

外から風の音が聞こえてきます。
ひゅー、とまだ冬の風の音です。

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