はぁい♪ミス・メリーよ♪
とうとうクリスマス・イブがやって来たわね♪
今夜はイブに合せ、サンタを乗せて空を飛ぶ『トナカイ』のお話よ。
サンタクロースのモデルが実在した『聖ニコラウス』であるというのは、よく聞かれるけど…。
実はこの方…現トルコのデムレに居た大司教様で、アジア人だったらしいのよ。
巷で語られてるような姿ではないの。
それじゃあ何で「北欧の国からトナカイに乗ってやって来る」なんて伝説が生れたのかしら?
聖ニコラウスの伝説がアジアからヨーロッパに広まって暫くは、サンタクロースは足で廻るか白馬に乗ってやって来るのだと考えられてたようよ。
そのイメージを一変させたのが、クレメント・ムーアの著したクリスマス詩文、『聖ニコラウスの訪い』。
東洋とギリシャ文学の教授だったムーアは、子供に夢を与えられるようなクリスマスに相応しい詩を書こうと、北欧の伝承話を元にしたらしいわ。
フィンランドの伝承に有る、冬が来ると山からトナカイで下りて来て、雪を連れて来る『冬親父』の話。
北欧神話に有る、冬の間中『スレイプニール』と言う名の巨大な8本足の馬に跨り、軍勢率いて天空を駆ける主神『オーディン』の話。
それらの伝説を創作に採り入れ、1823年12/23に公表するや、瞬く間に人気を博したの。
「サンタは煙突から入って来る」というのも、ムーアの詩が発表されて以降、お決まりになったアイディアよ。
古代ラップ人がトナカイの皮で造ったテントに住んでいて、中へ入るのに煙突でもあった穴を使ってた事からイメージしたんじゃないかって云われてるわ。
1作の詩がサンタの共通するイメージ像を創り上げてしまうなんて…創作の力って凄いわねェ。
それじゃあ此処で10曲目のクリスマスソング♪
【赤鼻のトナカイ】
真っ赤なおっはっなっのっ♪
トナカイさっんはー♪
何時もみっんっなっのっ♪
わーらーいーもっのー♪
でもそーのとっしっのっ♪
クリスマスのー日ー♪
サンタのおっ爺さんは♪
言ーいーまっしたー♪
くーらーい夜みっちはー♪
ピッカピッカっのー♪
おっまっえっの鼻がー♪
やっくっにー立っつーのさー♪
何時も泣っいってったっ♪
トナカイさっんはー♪
今宵こっそっはっとっ♪
喜びまっしたー♪
ムーアの詩同様、後のサンタ像(&トナカイ像)に多大な影響を与えた歌ね。
赤鼻のトナカイ『ルドルフ』の創作者は、コピーライターのR・L・メイ。
彼の物語詩をメイの義兄弟ジョニー・マークスが歌詞に作り直して作曲、1949年に発表したんですって。
それじゃあ今回は此処まで…皆、楽しいクリスマスを迎えてね!
…寒い北国では暖炉や煙突を大事にしていまして。
煙突掃除を節目毎に必ず行ったし、その重労働を代ってやってくれる煙突掃除人は「幸運を呼ぶ人」として感謝された。(メリーポピンズを思い出しますな~)
古来ヨーロッパでは、「あらゆる幸運は煙突から入って来る」と考えられていたそうな。(だから掃除を怠るな、と続くのだろう…)
聖ニコラウス伝説に「金が煙突通って入って来た」っつうのが有りましたが…多分、そいった伝承から生れたもんなんじゃないかと。
そして同じくムーアも、その伝承を元にアイディア思い付いたんでないかな~と…私は考えている。(ちなみにムーアより早く、19世紀初めに『5歳~12歳の子供への新年の贈物』なる本で、「1頭のトナカイが牽くソリに乗ってサンタがやって来る」という話が出て来るらしい…けど定番と呼べるまでにしたのはムーアの詩文の功績でしょう)
聖ニコラウス伝説が広がる以前より、冬至の頃になると贈物持ってやって来る何じゃもんじゃは各地に存在していたらしく。
むしろ聖ニコラウス伝説は後付…サンタはもっとずっと大昔から別に居たという事じゃないかと。(聖ニコラウス自体、実は何人もいらっしゃったらしいし…詳しくはこの記事とこの記事とこの記事を御参照下さいませ)
曲を聴かして戴けるサイトさんはこちら(→http://www.h6.dion.ne.jp/~sa3270/uta.akahana.htm)(音が出るんで気を付けて下さい)
記事上写真はハウステンボス、今年のクリスマス商品として登場した『クリスマスお手玉ベア(各840円)』。
サンタベアやツリーベア、トナカイベアなんてバージョンが有ります。
トナカイベア…何となくチョッパーに似てるような…。(似てない?)
…という訳で(?)、
トニートニー・チョッパー君、
お誕生日おめでとーー♪♪
…覚え易い日に産れてくれたお陰で、中々忘れない。(笑)
【おまけのケーキ写真】←さっき食べた…
↑ドイツのクリスマス菓子(パン?)、『シュトレン』…正式名称は『クリスト・シュトレン』。
意味は「幼子キリストのお包み姿」だそうなのだが…
しかし『シュトレン』を語源辞典で調べた所、「お包み」ではなく、「つっかい棒」、「杭」という意味だったらしい。
実は「クリスト(キリスト)」の冠は後年戴いたものらしく、14世紀頃の資料には『シュトレン』とだけしか記載されてなかったそうな。
『ブッシュ・ド・ノエル』の様に、元々は「大きな木材」や「薪」をイメージして作られたのでは…とする説も伝わってるそうだが…真相は判らないそうな。
とうとうクリスマス・イブがやって来たわね♪
今夜はイブに合せ、サンタを乗せて空を飛ぶ『トナカイ』のお話よ。
サンタクロースのモデルが実在した『聖ニコラウス』であるというのは、よく聞かれるけど…。
実はこの方…現トルコのデムレに居た大司教様で、アジア人だったらしいのよ。
巷で語られてるような姿ではないの。
それじゃあ何で「北欧の国からトナカイに乗ってやって来る」なんて伝説が生れたのかしら?
聖ニコラウスの伝説がアジアからヨーロッパに広まって暫くは、サンタクロースは足で廻るか白馬に乗ってやって来るのだと考えられてたようよ。
そのイメージを一変させたのが、クレメント・ムーアの著したクリスマス詩文、『聖ニコラウスの訪い』。
東洋とギリシャ文学の教授だったムーアは、子供に夢を与えられるようなクリスマスに相応しい詩を書こうと、北欧の伝承話を元にしたらしいわ。
フィンランドの伝承に有る、冬が来ると山からトナカイで下りて来て、雪を連れて来る『冬親父』の話。
北欧神話に有る、冬の間中『スレイプニール』と言う名の巨大な8本足の馬に跨り、軍勢率いて天空を駆ける主神『オーディン』の話。
それらの伝説を創作に採り入れ、1823年12/23に公表するや、瞬く間に人気を博したの。
「サンタは煙突から入って来る」というのも、ムーアの詩が発表されて以降、お決まりになったアイディアよ。
古代ラップ人がトナカイの皮で造ったテントに住んでいて、中へ入るのに煙突でもあった穴を使ってた事からイメージしたんじゃないかって云われてるわ。
1作の詩がサンタの共通するイメージ像を創り上げてしまうなんて…創作の力って凄いわねェ。
それじゃあ此処で10曲目のクリスマスソング♪
【赤鼻のトナカイ】
真っ赤なおっはっなっのっ♪
トナカイさっんはー♪
何時もみっんっなっのっ♪
わーらーいーもっのー♪
でもそーのとっしっのっ♪
クリスマスのー日ー♪
サンタのおっ爺さんは♪
言ーいーまっしたー♪
くーらーい夜みっちはー♪
ピッカピッカっのー♪
おっまっえっの鼻がー♪
やっくっにー立っつーのさー♪
何時も泣っいってったっ♪
トナカイさっんはー♪
今宵こっそっはっとっ♪
喜びまっしたー♪
ムーアの詩同様、後のサンタ像(&トナカイ像)に多大な影響を与えた歌ね。
赤鼻のトナカイ『ルドルフ』の創作者は、コピーライターのR・L・メイ。
彼の物語詩をメイの義兄弟ジョニー・マークスが歌詞に作り直して作曲、1949年に発表したんですって。
それじゃあ今回は此処まで…皆、楽しいクリスマスを迎えてね!
…寒い北国では暖炉や煙突を大事にしていまして。
煙突掃除を節目毎に必ず行ったし、その重労働を代ってやってくれる煙突掃除人は「幸運を呼ぶ人」として感謝された。(メリーポピンズを思い出しますな~)
古来ヨーロッパでは、「あらゆる幸運は煙突から入って来る」と考えられていたそうな。(だから掃除を怠るな、と続くのだろう…)
聖ニコラウス伝説に「金が煙突通って入って来た」っつうのが有りましたが…多分、そいった伝承から生れたもんなんじゃないかと。
そして同じくムーアも、その伝承を元にアイディア思い付いたんでないかな~と…私は考えている。(ちなみにムーアより早く、19世紀初めに『5歳~12歳の子供への新年の贈物』なる本で、「1頭のトナカイが牽くソリに乗ってサンタがやって来る」という話が出て来るらしい…けど定番と呼べるまでにしたのはムーアの詩文の功績でしょう)
聖ニコラウス伝説が広がる以前より、冬至の頃になると贈物持ってやって来る何じゃもんじゃは各地に存在していたらしく。
むしろ聖ニコラウス伝説は後付…サンタはもっとずっと大昔から別に居たという事じゃないかと。(聖ニコラウス自体、実は何人もいらっしゃったらしいし…詳しくはこの記事とこの記事とこの記事を御参照下さいませ)
曲を聴かして戴けるサイトさんはこちら(→http://www.h6.dion.ne.jp/~sa3270/uta.akahana.htm)(音が出るんで気を付けて下さい)
記事上写真はハウステンボス、今年のクリスマス商品として登場した『クリスマスお手玉ベア(各840円)』。
サンタベアやツリーベア、トナカイベアなんてバージョンが有ります。
トナカイベア…何となくチョッパーに似てるような…。(似てない?)
…という訳で(?)、
トニートニー・チョッパー君、
お誕生日おめでとーー♪♪
…覚え易い日に産れてくれたお陰で、中々忘れない。(笑)
【おまけのケーキ写真】←さっき食べた…
↑ドイツのクリスマス菓子(パン?)、『シュトレン』…正式名称は『クリスト・シュトレン』。
意味は「幼子キリストのお包み姿」だそうなのだが…
しかし『シュトレン』を語源辞典で調べた所、「お包み」ではなく、「つっかい棒」、「杭」という意味だったらしい。
実は「クリスト(キリスト)」の冠は後年戴いたものらしく、14世紀頃の資料には『シュトレン』とだけしか記載されてなかったそうな。
『ブッシュ・ド・ノエル』の様に、元々は「大きな木材」や「薪」をイメージして作られたのでは…とする説も伝わってるそうだが…真相は判らないそうな。