瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

1年の半分

2008年06月21日 17時38分11秒 | 漫画&アニメ
…が過ぎてしまいました。(約ですが)
後半年経てば、蕎麦食って鐘の音聴きながら年越しですよ。
え?ウチは毎年うどんだ?冷麦?素麺?パスタ?先取って餅?
兎も角、日本の多くの家庭が麺食って新年迎える訳で…時が経つのってホント早い~。

今日は1年で1番日が長い夏至。
残念ながらこちら朝から雨で…段々と晴れてきてはいるんすけど…期待してたギンギラ感は無いです。
暑いの嫌いなクセに、中々暮れない空って、何か好きなんですよ。
夜7時を過ぎても空は薄ぼんやり明るくて、それを理由に遅くまで遊び耽ってた、呑気な子供時代を懐かしく思い出せるからかな。

枕草子じゃないけれど、散歩するなら、春は昼、夏は夕、秋は夜、冬は早朝こそ趣き深い気が致します。
いや清少納言は、春は曙(夜明頃)、夏は夜、秋は夕暮れ、冬は早朝が良いと書いてるんですけどね。(笑)
淡く色付く草花を愛でるなら、麗かな陽射しの下が宜しいだろうし、
時間かけ暮れ行く空を眺めたいなら、日が最も長い頃が宜しかろう。
秋は月を観、虫の声に耳を澄ませ、冬は凍える風に身を浸し、変らず昇る陽に感謝を。
そんな個人的四季物語。

明日からまた少しづつ夜が長くなってく訳で、何とはなしに寂しさを覚える。


…なぞと似合わぬ感傷は置いといて、こっから先は自分らしいアニメ&漫画話。


暫く篭ってる内に、続々とミンキーモモが配信されてます。
明日最終話がUPされる予定みたい。
で、昨日から1話づつ消されてってる。
未だ観てないよ~って方は、是非御覧なったって下さい。
ぶっちゃけモモって、何処から観てもすんなり話に入り込めると思うんだ。
設定がしっかりしてるから。
最初の方は作画が安定しておらず、お薦めするなら後半。
以下は前回書いたお薦めリストの続きなんで、今から観ようかな~って方は、御用立てて下さいまし。(笑)


・第26話 妖魔が森の花嫁…モモを描くアニメーターさんの中で最もファン人気の高かった渡辺浩氏が初作監した回。確かにこの方の描くモモは半端無く可愛い。大人モモは上條修氏が描いたのが1番好きだと申しましたが、子供モモは私もこの方の描いたのが1番好きです。ちなみに変身シーンやOP&EDを担当したのも渡辺浩氏でした。

・第28話 激走タマゴレース…(地球の)ママ大活躍してモモ喰われちゃった回。(笑)上條修氏の描くバイクアクションが格好良い。作中今迄出て来たゲストがさり気に登場したり、大人モモのセクシーショットが登場したりと、小粋な遊びが色々楽しい。

・第30話 ふるさと行きの宇宙船…アダルトタッチで宇宙飛行士に変身したら、ワンダーウーマンになってしまったミステリー。普通に宇宙飛行士だったら色気が無いからだろうか?(笑)多分スタッフの誰かがマッチ売りの少女の悲しいオチがどうにも切なくて、それで思い付いた話と見た。(笑)

・第31話 よみがえった伝説…アニメ界を驚愕させた傑作。(笑)よもやまさか魔女っ子アニメで巨大合体ロボが登場するとは誰が予想し得たであろうか!?――戦え!!ミンキナーサ!!悪が滅びるその日まで!!プロダクション同じだからって、まんまゴーショーグンのBGM使うとは思わなんだ。(大笑)惜しむらくは日頃メカ描いてないアニメーターさんが担当したので、作画の出来が当時の目で見ても宜しくない事…上條氏が担当してたら、きっと更に凄い事になってただろうな~と思うと残念無念。(けど面白かったよ)

・第34話 地底の国のプリンセス…ゲストキャラ、レイちゃんが可愛い。モモのライバルに相応しい。それだけが理由で薦めてるのかって?――はい、それだけです。(笑)

・第36話 大いなる遺産…渡辺浩氏再び。子供モモの仕草が一々可愛いったら。特に階段滑り落ちるトコ。お話も最初からオチ読めるとはいえ、クラシックをBGMに良い感じだったと思う。霊になっても約束を守る話って、自分かなり好きなもんで。(笑)

・第37話 愛の空中ブランコ…パパの浮気(←実は誤解)を止める為、自分がセクシーな美女に変身して誘惑しようなんて、如何にも子供らしい発想だと思う。珍しくもパパの過去話…スタッフにはパパよりママのが人気高かったらしく(まぁ制作者も男だからね)、ママの過去話は幾つも出来たが、パパはこれ1篇だけ…そう考えると貴重かも。しかしホントのトコ、スタッフが1番やりたかったのは、大人モモのセクシーショットだったんじゃと思わなくも無い。(笑)

・第38話 雪のめぐり逢い…恋人への思いを捨て切れず、雪の妖精となって彷徨う女。女が死んだ事を知らずに、約束した地で何時までも待つ男。女は自分が傍に居る事を男に伝えようとするも、その姿は男に見えなくて――こういう話、自分、弱いんだ。再度観直して、やっぱり泣いたよ。いやこれは泣くと思う。『いつか王子さまが』を名作に挙げる人は多いですが、この話も負けず劣らず名作だと思う。という訳で是非観てくれ。いっそこの回だけでも良いから観てくれ。そんな話。

・第39話 突撃ミンキーママ…ちょっと待て、モモの大人になる魔法って専用だから、皆モモの姿に変身するんじゃなかったか?そしてモモ以外だと効力直ぐ切れるんじゃなかったか?(←第2話参照)…そんなツッコミする間も与えず暴走するママが凄かった。(笑)まぁ面白ければ何でもいーや。(笑)

・第41話 お願いサンタクロース…大野実プロデューサーの「サンタクロースが実在する話をどうしても作りたい!」という熱意から生れたそうな。サンタを信じない子供に、どうにかして信じて貰おうと、大人皆でサンタになるのが微笑ましい。何となく子供より大人が感動しそうなメルヘンだなと思った。

・第42話 間違いだらけの大作戦…幻の最終話。(笑)本当はこれで核ミサイルが爆発、地球が消滅して終るオチだったそうで。夢溢れる前回と比較してエライ違いだな。(爆笑)最終話を予定してたお蔭か、演出も作画も頗るテンションが高い。作画、現代よりずっと迫力有るんですが…キレたアニメスタッフは恐ろしいね。(笑)

・第43話 いつか王子さまが…最高視聴率を記録した事により、未だ伝説になってる回。ストーリーは原作者である首藤氏が若い頃から温めて来たものを原案にしたらしく。この回で出した「夢は人から与えられるものじゃなく、自分で叶えるものだ」っつう答は、モモという物語を土台から揺るがしたのです。「それならモモは一体何の為に、この世界にやって来たの?」――悩んだ末、スタッフはああいう最終回にしたのでした…うう~む。(汗)

・第44話 天使が降りてきた…「アニメ界で最もラブラブ馬鹿ップルな2人を挙げよ」と言われたら、私はモモの(地球の)パパ&ママを挙げるでしょう。理由はこの回を観れば解って貰える筈だ。(笑)「ホントに飛んじゃった!」っつうモモの台詞は、観てた人全員の感想だと思う。

・第45話 魔法の消えた日…いや別にお薦めじゃないんすけど、最終回に繋がる話なんで仕方なく。(汗)しかしこのオチには心が凍った。これからモモはどうなってしまうんだろうとね…。

・第46話 夢のフェナリナーサ…第1期最終回。あまりに衝撃的な展開で、間に地震が来た事まで、まざまざと記憶している。勿論感動はしたんですが…何よりフェナリナーサが降りて来るシーンの作画が非常に力入ってて、ああスタッフは心底モモという作品を愛してたんだな~と思わせられる。でも泣いたよ…今でも観て泣く。とは言え「フェナリナーサが降りて来てメデタシメデタシv」っつうオチだったとしても、安易じゃないかとやっぱり蟠りが残ったかもしれない…元から難しい作品だったんだなぁ。(悩)

・第50話 リンゴに御用心…なんてハッチャケタ白雪姫なんだ!(爆笑)「どうやら貴女とは戦う運命にあるようね…」、「ふっふっふ…!当りきシャリキの焼きリンゴ、それがお決まりのストーリーさ!」っつう会話に爆笑。(笑)そして本当の白雪ちゃんはサウスポーだったとは知らなかった!(大笑)

・第54話 飛べアルバトロス号…第2期になってから、梃入れとして敵が設けられたんすが…結果モモの魅力である自由奔放な話作りが阻害され、あまし傑作は観られなくなったよう思う。正直敵さんが出ない話の方が楽しいんですね、この回の様に。(最初ちっとだけ出るけど)一難去ってまた一難なドタバタぶりが楽しかったっす。

・第55話 愛・アップルでもう一度…最早白雪姫に関係無く進む物語。(笑)いやデビルクイーン良いキャラですわ!(笑)夢の中のキャラといえど幸せになって貰いたい。愛・アップル3篇は何れも演出&作画のテンションが高くて楽しい。

・第58話 ペテン師のノクターン…ピアニストに変身したモモが綺麗。ノクターンが流れて終るオチも綺麗。途中がドタバタだった分だけメリハリ効いてる。筋は有りがちに思えたけどね。

・第61話 愛・アップルよ永遠に…「私がメカに強い事を知らないようだね!!」――すいません、全然知りませんでした!(笑)リンゴ園焼かれちゃったけど、彼女なら再び立て直すに違いない。そんな逞しい彼女が好きでした。

・第62話 しのびよる影…お薦めじゃないんすが、最終回に繋がる話なもんで。(こればっか)(汗)物語上仕方ない展開とはいえ、どんどんモモが追詰められてく様は、観ていて心が痛くなりました。

・第63話 さよならはいわないで…そして更に心が締め付けられる様な第2期最終回。いやラストには感動させて貰ったけど。「お前は無意味な存在だ」とひたすらモモを追詰める敵。――果たしてその正体とは!?何つうか今観ると…エヴァだね。いやこっちのが先だから、エヴァのオチがモモ的だっつうか…。(笑)


とまぁこんな感じで、あくまで独断と偏見から来るチョイスですが、決して観て損はしない作品だと思うんで、無料な内にどぞどぞ!






さて、此処で(自分にとって)残念なお知らせです。


ナミ誕用に投稿しようと思ってた作品が、期間内に仕上がりそうもありません。


(時々這いずり出たりしたが)2ヵ月近くも篭ってて、一体自分は何をやっていたのでしょう?


四条さん、約束破って御免なさい。(土下座)

ナミ誕には間に合わないけど…出来上がり次第、投稿部屋に投稿させて貰おうと考えてます。(汗)

で、ナミ誕には急遽別に用意した話を送ろうと…いやこっちもまだ完結させてないんすが(汗)…でも短編だし、半分は書き終ってるんで、大丈夫じゃないかな~と。(←不安げ)

みっともなく言い訳するなら…仕事が忙しくて~っつうのも有るんですが、タイミング悪く近所の図書館が書庫整理に入っちゃって(7月迄お休みなのよ~)、資料集めに難航してるってのが1番の理由だったり。
や、普段は資料集めて書くほど几帳面な人間じゃないんですが、某話を書く時だけは多少必要としてるっつか。(汗)

そんな訳で誠に申し訳無いですが、期待せず気長にお待ち下さいませ。

あ~も~ナミ誕始まる前から負け負け気分だわ。(苦笑)


ちなみに自分トコのナミ誕は、何時も通りの出たトコ任せ、感想やらよく解らん小話やらカウント取りやらになるでしょう。
絵も…今回は2、3枚描ければなぁって感じ?
その分写真で何かやります。

取敢えずこちらも期待せずにお待ち下さいませ。(って誰に言ってんだか自分で書いてて解らんが…)





その後8月にやる怪談企画は予定通り行えそうです。
…ってナミ誕は間に合わせんかったのに、怪談は間に合わせたのかと突っ込まれそうですが。(苦笑)
怪談は元々始めた時から前準備してたんでね~。(笑)
今年は自分の一押し怪談作家、岡本綺堂特集で御座います。
スプラッタ猟奇的な怪談も好きではあるけど、ふと思い出した時怖さを感じられる様な、岡本怪談みたいのが1番好きなんですよ。
脳内で「世にも奇妙な物語」のテーマを流しつつ読んで下されば嬉しいです。

デレレレレン♪
デレレレレ~ン♪
デレレレレンレン♪デレレレレ~ン♪





記事中の写真は、都電線路脇に咲く紫陽花。
丁度今が美しい盛りで御座います。

練習の為、最近は携帯でばっか撮っている。
少しは上達しただろうか?
コメント (2)
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