瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

愛の公開トークショー7

2008年07月09日 22時27分46秒 | ワンピース
チャッチャチャチャチャチャ♪チャチャッチャ~♪チャチャッチャ~♪チャラ~ラ~~♪――パパパパパパパン♪

――ナミちゃん(オレンジ)を探せっ!!

本日紹介するナミちゃん(オレンジ)はこちら!――↑都電線路横の踏み切り。
踏み切りのカンカンカン!って音って、不思議な郷愁を連れて来ませんか?
聞く度に、自分は遠い目してしまいます。



【9巻】

・72話より

「………でっかい音がした。アーロンね……」
「でもアーロンは話の解る奴よ。」

・73話より

ゾロの奴……!!余計なマネを…!!」

・74話より

「邪魔なの…あんたが悪いのよ。魚人(アーロン)に手を出したりするから…」
「流石アーロンね。話が解るわ」

・75話より

「誰が仲間だって?ルフィ

・76話より

「1つ教えておくけど、今『ロロノア・ゾロとその一味』をアーロンは殺したがってる。ゾロがバカな真似をしたからね」

・77話より

「………ノジコ……?」
「………もう少しだよ。ベルメールさん」
「ただいま、ベルメールさん」
ベルメールさん、ごめんなさい」
「だってベルメールさん、買ってくれないんだもん!!」
「ねえ、ベルメールさん。近頃ごはん食べてないよ?」
「ほんと!?ベルメールさん!!」
「やだ。またノジコのお下がり」
「………何よ!!ベルメールさんだって、本当のお母さんじゃないじゃない」
ベルメールさんは私達が居ない方が幸せなのよ」
「え…ベルメールさんが?」

・78話より

「どうしよう、ノジコベルメールさん、無事かな」
ベルメールさん!!」
ノジコ急いで!!」
「このまま裏口から、ベルメールさん連れて逃げよっ!!」
ベルメールさん!?」
「貧乏だから……?もう…ベルメールさんの子で居ちゃダメなの!?」
ノジコ!!」
ベルメールさん…」
ベルメールさん」
ベルメールさあああん!!!」
「死んじゃやだ、ベルメールさん!!!」

・79話より

ベルメールさんのみかん、不味いって!!」
ベルメールさあああん!!!!」
ゲンさん、助けて!!!」
ゲンさん!!!」
「私…アーロンの一味に入る…!!!測量士になって海図描くの」
「何よ!!正しく生きてベルメールさんみたいに殺されるんなら!!私、正しくなんて生きたくない!!!!」
ノジコベルメールさん、言ってたよね……」
アーロンを捕まえに来た海軍の船が5隻、簡単に沈められちゃったの」

・80話より

アーロンから解放されるんだ……!!!』
ベルメールさん、そしたら私、やっと…!!心の底から笑えそうな気がするよ…!!!』
『………ゲンさん……!?それに海軍…』
「ただし私はアーロン一味の幹部」
「私に手を出せばアーロンが黙っちゃいないわよ」
アーロン一味は人を殺して町だって潰してる!!!知ってるでしょう!!?」
「汚い手でベルメールさんのみかん畑に触るな!!!」
ゲンさん。……何でその事…!!?」
ノジコ
「まさかアーロンが、あんた達をここへ!!?」
アーロン!!!』
ノジコ!!!」
アーロン!!アーロン!!!』
アーロン!!!!』
アーロン!!!!!」

・81話より

ゲンさん…!!皆…!!お願い…!!!早まらないで…!!!』
ゲンさん…」
ノジコ……!!」
アーロン…!!!」
アーロン!!!」
アーロン!!!アーロン!!!!」
ルフィ…!!」
ルフィ……助けて…」
「…ルフィ…」

(計)

・アーロン…21回 ・ゾロ…3回 ・ルフィ…4回 ・ノジコ…9回 ・ベルメール…24回 ・ゲンゾウ…6回


(9巻でのTOP)…ベルメール

…9巻はナミが主役なんで、そりゃあもうカウントし甲斐が有りましたよ。(笑)
んでやっぱりベルメールさんが1番でした。
この時点でルフィ&ゾロ、負けてます。

後アーロンも多い。
ナミにとっての愛と憎、対照的な2人が並んだ訳だ。

私がワンピを読み出したのは、この巻からなのですよ。(って何度も言ってますが)
それでナミを知って…少年漫画にこんだけ深い女キャラが居る事に驚いた。
少年漫画の主人公ったら(当り前だけど)大抵が男。
女キャラはどうしても脇役で、抱えてるドラマも薄い。
だけどナミは違った。
まぁこれはナミだけじゃないですが…生れてから今に至る迄の歴史を、主人公並に持ってる事に感動したんすよ。

「ナミ」というコはつくづく尾田先生の理想の少女なのだろうなと。
もっと言えば、尾田先生の「女性原理(アニマ)」なんじゃないかとね。
ビビにしろロビンにしろドクトリーヌにしろ、ナミから分化して生れたキャラに感じるのですよ。
ナミが少し年若になったらビビになるし、少し年を取ったらロビン、もっと年取ったらドクトリーヌになるでしょう。
つまり尾田先生は理想のヒロイン像がはっきりしてて、理想じゃない女キャラは殆ど描かない人なのではないかと。
悪い言い方すれば、女キャラのレパートリーが少ない。(笑)

所で理想像というのは、年を取ると共に変ります。
昔はスレンダーなタイプが好きだったけど、今はグラマータイプが好きだな~とか。
ナミをずっと見てると、尾田先生の好きタイプの変遷が見えて来る。(笑)

連載初期のナミはスレンダーで、性を感じさせない少女だった。
少年の様に笑い、少年の様に胡坐を掻き、少年の様に怒ってた。
パンチラなんてとんでもない。

現在はどうか?

非常に肉感的になり、色香漂わせる「女」に変った。
何時の間にか胡坐も掻かなくなった。
笑い方も怒り方も女の子っぽい。
椅子に座ったとして、膝と膝がくっ付いてたり。
パンチラは未だにしませんが……もしも今から連載始めたとしたら、ひょっとしたら描いてるかもな~~と想像しなくもない。(笑)

こいった所に尾田先生の心情の変化が見える気が致します。
連載当初は表立って性を見せる事を嫌がったんだろうなぁと。

『エリア88』の原作者新谷かおる氏は、当初少女漫画家としてデビューした。
所が師匠である松本零士氏から、或る程度年を取ったら少年漫画に移行するよう勧められたそうな。
理由は「男性漫画家は20代後半を過ぎると、画風がいやらしくなるから」だそうで。(笑)

尾田先生がワンピを描き始めたのは20代前半、まだ少年の心を残してる青年だった訳で。(いや~今でも充分残してるとは思うけど)(笑)
少年っつうのは…特に思春期位は、性に惹かれる一方で、あからさまな性表現を嫌がる年頃なんですな。
異性に興味を持ってる自分を恥ずかしく感じてしまう。

それが程好く年取って、結婚して落着いたりなんかしたら、そういう「異性に惹かれたり、振り回されたりな自分」を認めざるを得なくなる。
振向けばそこに嫁さんが居る訳ですから。(笑)

ただナミさん見てると、尾田先生は奥さんを本当に可愛がられてるんだろな~と感じる。
鳥山明氏なんか、結婚したら女キャラがやたらリアルに、悪い言い方すると「おばはん」化しちゃったけど、ナミからはそいった気配が今の所見えない。

ファンである自分にとっては、これからもナミさんが理想の女(ひと)で在り続けるよう、何時までも新婚カップルの様に、仲睦まじく居て欲しいのでした。(笑)


…まだ語りたい事多いんだけど、字数が限界近いんで、今回はこれにてお終い。(汗)
コメント
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