生まれた時から家には犬がいた。
その犬が死んでも直ぐに次の犬が来た。
ずっと犬がいる生活、毎日毎日犬にベタベタして過ごした。
10歳の頃二代目の犬が死んだが母親は絶対に犬を飼わないと言う。
凄く寂しくて何とか父親に頼み込んで次の犬がやって来たが…
三日目に学校から帰ると姿は無かった。
激怒した母親が元の飼い主の所へ送り返したのだ。
凄く悲しくて寂しかった。
犬が身近にいない事は辛かった。
或る日、父親の仕事先へついていくと犬がいた。
もう嬉しくて嬉しくてその犬に正面から接近して…
顔を咬まれた。
痛みよりも驚きの方が強かった。
犬が顔を咬むのかと。
そこから20年程犬に近寄れなくなったのであるよ。
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