やりがい搾取というとアニメ業界の専売特許かというとそんな事もない。
学問の世界も似た様な感じなのだ。
現在朝日新聞に連載されている民俗学者の記事では宮本常一に師事した話が掲載されている。
「君は何処何処で何々を調べなさい」
交通費が出るのかは定かでは無いがギャラは出ない。
だから貧乏でどうやって生活するのかという話だ。
それが学問の世界では当たり前なのだ。
師匠筋もそうやって貧乏で苦労したから弟子も当然貧乏して苦労しろと言うのが不文律。
しかしだなあ、自分の研究の手伝いをタダでさせるってのが正しいのかね。
まさにやりがい搾取そのものだと思うけどなあ。
当人たちは全く意に介さず嬉々としてやっているがそれを正しい事として次世代にも押し付けるのは如何なものか??
「君は金の為に学問をやっているのか?この馬鹿者め!!」
お金は大事だよ、どうやって生活するんだいこの時代にさあ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます