少し前の話。うちの近くで、お祭りがあった。私は歩けず、夫が「大判焼きがほしいから」とひとりで歩いていった。私へのお土産は、綿あめ。祭りの雰囲気をわけてもらった。私達は花火ショーを楽しみにしていた。ドン、と音がして外に出ると、雨がざんざと降っていた。それでも勢いよくあがる花火は綺麗で。軒下でふたり濡れて、花火を見ていた。夫は、雨で残念だったと話し。私は雨の花火は生まれて初めてで、かえってとても印象に残った、と。夫と過ごす祭りの夜は、格別。また来年を楽しみに。のんのん