ちびたのつめとぎ

のんのんの呟き(3)


のんのんです。


ふと、Aさんを思い出しました。
もう、名前も覚えていない。
20年以上も前の話をします。


私は当時、点字サークルに入っていて。
点字を覚えて、その練習に、視覚障害を持つ人と文通をする機会をもちました。


その時の相手が、Aさんでした。


Aさんから便りが来ると、図書館にこもり、夢中で暗号文を解いていき。


おそらく、私の手紙は間違いだらけだったから、Aさんも頭を使い、私が送った暗号文を解いていたのかも。


その頃の私は、悩みがたくさんあって。


Aさんに、相談にのってもらってた。


Aさんは、
信頼できる友達がいて、
マーチの音楽が好きで、
好きな女の人がいて、
優しかった。

 
心がとても健康な人だった。


私、見習いたいなと思う。


今晩は、夢もみないほど深く眠ろう。
学生時代は、ほろ苦いものでもあるから。


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