恩ある人に。私のこれまでの言葉をまとめて書きつけたノートを渡した。短い文章で飾り気がない。写真をところどころにはさみたかったが。プリンターが壊れていて叶わなかった。私の小さな詩集は、その人の元と私の手元の2冊。稚拙で恥ずかしいぐらいだが、私はそうしたかった。1冊のノートに、私の言葉達がひっそりと寄り添っている。願いをかたちにできて、私は満足している。のんのん