言の葉花壇

何度聞いても美しい日本語に、今日もマナ女とカナ女がにぎやかに呟きます。ぜひお気に入りを見つけてください。

まてといふに

2023年04月14日 | 古今和歌集

#まてといふに…… ★☆ まてといふに ちらでしとまる 物ならば なにを桜に 思ひまさまし: 詠み人知らず : 歌意:散るのを待ってと言って散らないで留まってくれたならこんなに桜の花に思いが増すことはないのに。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ #古今和歌集 第二巻より■□■

みんなぁ、元気ぃ~?

読み方やでぇ~

まてといふに ちらてしとまる ものならは なにをさくらに おもひまさまし

みなさん、お元気?

 はぁ~・・・

あらっ、珍しいわね。 マナちゃんが元気ないなんて。

そやかて、もう桜の季節も終わりやろ。

桜の花が咲く頃は、ウキウキ、ソワソワ、なんか楽しい気分になるけど、花が散る季節はいつも切ない気分になるわ。

そうねぇ、そうかもね。

でも、もう少しすれば、もっと艶やかな藤や薔薇が咲く季節になるわよ。

そうすれば、マナちゃんもまた、ウキウキするわよ。

そうやなぁ!世の中、花は桜ばっかりとはちゃうな。

みんなぁ~、振られたからって落ち込んでたらあかんで!

世の中振った男の子ばっかりがええもんとはちゃうでぇ! 他にも素敵な男の子いっぱいおるからな!

元気だそや!!

あらっ、失恋していたのね


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