「グラナダの丘に今もその姿を残すアルハンブラ宮殿。アーヴィング(1783-1859)はアメリカ公使館書記官としてスペインに赴き、偶然の幸運からモーロ人の築いた城に滞在した。その幻想的な日々が、諸処に伝わる様々な物語を織りまぜて、詩情豊かに綴られる。」
アルハンブラ物語(岩波文庫)のカバーに書かれた紹介文です。
ずいぶん前から、スペインのアルハンブラ宮殿にあこがれを抱いていたのですが、この本を読んで間もない頃、約10年くらい前になります。ようやくアルハンブラ宮殿を訪れました。アーヴィングが訪れたのが1829年で、当時は、かなり荒廃していたようですが、私が、訪れた頃は、修復が進みかなりきれいになっていました。でも、宮殿に立つとアーヴィングの紹介した頃とあまり変わっていないようにも感じます。「アルハンブラの思い出」というギターの名曲でも知られていますよね。
本には、アルハンブラ宮殿の歴史と宮殿にまつわる様々なロマンチックで、そして怪奇な伝承や体験が描かれていて、読み返すといつも新たな発見があり、とても魅力的で、この本にほとんど中毒状態になっています。
また、数年前に知ったのですが、ティム・バートン監督の映画「スリーピー・ホロー」の原作も同じ作者が書いたものです。(原作とちょっと設定が違います。)
子供の頃、映画の「スリーピー・ホロー」とよく似たストーリーのディズニーのアニメ見たことがありました。とても恐くて、そして魅力的な作品でしたが、その後、この映画の題がわからず、大人になってもずっと謎で、ぜひもう一度見てみたいものだと思い続けていました。
そして、ついに、数十年ぶりで、ジョニー・デップ主演で帰ってきたのです。新たな映画も、傑作でした。DVDを手に入れて、いまでも楽しんでいます。
そして、このアルハンブラ物語になぜこんなにひかれたのか、ようやくその訳が判った気がしたのでした。
アルハンブラ物語(岩波文庫)のカバーに書かれた紹介文です。
ずいぶん前から、スペインのアルハンブラ宮殿にあこがれを抱いていたのですが、この本を読んで間もない頃、約10年くらい前になります。ようやくアルハンブラ宮殿を訪れました。アーヴィングが訪れたのが1829年で、当時は、かなり荒廃していたようですが、私が、訪れた頃は、修復が進みかなりきれいになっていました。でも、宮殿に立つとアーヴィングの紹介した頃とあまり変わっていないようにも感じます。「アルハンブラの思い出」というギターの名曲でも知られていますよね。
本には、アルハンブラ宮殿の歴史と宮殿にまつわる様々なロマンチックで、そして怪奇な伝承や体験が描かれていて、読み返すといつも新たな発見があり、とても魅力的で、この本にほとんど中毒状態になっています。
また、数年前に知ったのですが、ティム・バートン監督の映画「スリーピー・ホロー」の原作も同じ作者が書いたものです。(原作とちょっと設定が違います。)
子供の頃、映画の「スリーピー・ホロー」とよく似たストーリーのディズニーのアニメ見たことがありました。とても恐くて、そして魅力的な作品でしたが、その後、この映画の題がわからず、大人になってもずっと謎で、ぜひもう一度見てみたいものだと思い続けていました。
そして、ついに、数十年ぶりで、ジョニー・デップ主演で帰ってきたのです。新たな映画も、傑作でした。DVDを手に入れて、いまでも楽しんでいます。
そして、このアルハンブラ物語になぜこんなにひかれたのか、ようやくその訳が判った気がしたのでした。
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