今日は雲ひとつ浮かんでいない夜明けでスタートした。山並みの上に浮かぶ雲が朝日に染まるとの場面を期待していた者とては空振り三振の気分になった。そして、今は冷たい北風が吹いている。
閑話休題、かなり以前に、雪を被った鹿島槍が岳、白馬岳などを、長野県の小川村(北アルプス展望広場)で眺めたことがある。全体的に雪を被った高峰と紅葉が残る里山とのコントラストは、広場を離れることが惜しいほど自分達にとって印象的であった。
鹿島槍ヶ岳(2889メートル)、南峰(左)と北峰(右)そして八峰キレットなど
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「鹿島槍は私の大好きな山である。高い所に立って北アルプス連嶺が見えてくると、まず私の眼の探すのは、双耳峰をもったこの山である。北槍と南槍の両峰がキリッとせり上がっていて、その二つをつなぐ、やや傾いた吊尾根。その品のいい美しさは見飽きることがない(深田久弥、日本百名山)」
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左から、爺ヶ岳(2889メートル)、鹿島槍ヶ岳、そして五竜岳(2814メートル)
白馬岳(しろうまだけ、2932メートル)
白馬三山(白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳)
五竜岳(左)と唐松岳(右)
唐松岳への登山路の途中に八方尾根がある。八方尾根では蛇紋岩変性固有植物が美しい花を開く
展望広場で眺められる高峰(山座案内)
広場にて、多少なりとも尺度になりそうなモデルに立ってもらって
帰路で眺めた場面から、鹿島槍ヶ岳とそれを想わせる屋根
撮影、2011年11月下旬(午後の日差しで陰影が強くなる時間帯にて)、長野県上水内郡小川村、広場での駐車場: 普通車10台/大型バス1台(小川村観光協会HP)。
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広場からの眺めに相当する映像が、「小川村の林りん館」によってインターネットで公開されている。