年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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関内:「川昌」   土用の丑の日 うな重をいただく

2009-07-19 23:19:01 | 関東
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本日、土用の丑の日ナリ
万葉集 巻十六
「石麻呂に 吾物申す 夏痩せに よしと云ふ物ぞ うなぎ取り召せ」
と、大伴家持が詠んだ句があるように、1000年以上も前から、夏の土用には鰻を食べる習慣があったようです


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美味しい鰻を求めて「川昌」であります

お店に着いたのが19:00頃
当然、店内はお客さまで埋まっていて待ち客が2組
店内では待ちスペースが無くなっているため、お店の外で待つことに・・・
間もなくワタシの後ろには、3組のお客さまが連なっていた

「待つことの美味しさ」
ココでは、今日のようなうなぎ屋さんにとっては書き入れ時でも、キチンと注文を聞いてから焼に入る
だから、当然20分ほど待つことになるのだけど、それも美味しさなのでありましょう


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白蒲焼
鰻の白焼きと蒲焼を半身ずつ調理してくれたもの
100円ほど余分に支払うことになるのですが、一度に二つの味を楽しめるなんて、食いしん坊のワタシにとって、コレ以上無いありがたさであります

まずは白焼き
わさび醤油で・・・ と勧めてくれましたが、わさびだけを付けていただくほうがワタシ的には好きであります

そして蒲焼
照り、香り、申し分ないもの
程よい甘みのタレとごはんが良く合います
山椒をちょっと掛けて大人の味にするのも良いでしょう

箸で持ち上げづらいほどフワフワな白身
しっかり蒸されているようです
皮の硬さをまったく感じることが無い上等な鰻でありますね

ワタシ的には、カリッと焼いた鰻よりも、白身の美味しさを感じることが出来るフワフワな鰻のほうが好きなので、ココの鰻は口に合っているのです

今年の二の丑は7月31日
またどこかで鰻をいただきたいものです



【うなぎ・どぜう 川昌】
神奈川県横浜市中区相生町5-86 第1ホームベースビル1F
045-663-7234