しとしととした雨降りの日
恐ろしく湿度が高くって不快指数200%超の中、横浜をうろちょろとする一日であります
先ずは日本大通り駅へと向かい、開業時にちょっとした関わりを持ったお店へと顔を出し、馬車道までのひと駅を歩いてコンサルティングのお仕事
その後、吉田町から移転した「濱新」さんのお店を見ようと元町へ
そして会食が予定されている中華街へ
夏休みに入ったとは言え、雨模様の平日 かなり閑散とした感じでありますね
週末だと人とすれ違うのもひと苦労する中華街大通りにも人が疎らでありまして、甘栗や焼小籠包の売り子さんもやる気が出ないのでありましょう 活気と言うモノがありませんね
目的のお店は、そんな中華街大通りに面した「永華楼」ってお店 ビルの1F~4Fに客席を持つ、大型店であります
中華街も戦国の時代であるようでして…
お店の特徴が無いところは食べ放題という戦略に転じるも看板を下ろしてしまうお店も多く、そのあとには有力店が別館であるとか新館であると言った形で出店をしている姿を見ることが出来ます
そんな中、こちら「永華楼」は、1947年に開業した千福を前身に1961年に開業したのだと言いますから、50余年も続く老舗店であります
メインフロアとなる1Fは重厚な雰囲気を感じさせるモノでありますから、落ち着いた食事が出来るお店でありますね
が、街にお客さまがいない今日という日 さすがにこちらにもお客さまは少なくて… 大きの店であるだけに、閑散とした状況では余計に寂しさを感じてしまいます
とは言え、おひとり様やカップルでのお客さまがポツポツと来店されていました
こちらのお店では、「医食同源」では無く「美食同源」
アンチエイジングをテーマに、食べて身体の中から美しく、健康になる料理をご提供しているとのことでありますが、オジサンにはそれほど魅力的な商品に思えず、伝統的な中華料理をあれこれといただくことにいたします
冷菜の3種盛りか始まり麻婆豆腐
山椒入りのピリ辛と書かれていますが、四川のソレのように山椒がしびれるような辛さは無く、豆鼓の甘みを感じる食べやすいモノであります
そして、豆腐被りになってしまいましたが、ヘルシー感が溢れる“豆腐と海の幸のカニ肉煮炒め”はとっても優しい味付けでありました
やっぱり海老料理は外せないでしょうと“芝エビと彩り野菜のあっさり炒め”
ほんのりと塩味が感じれる、これまたヘルシー感ある料理でありまして、ぷりっぷりの海老とシャキッとした食感を残したアスパラを美味しくいただくことが出来ました 銀杏が入っているのも面白いですね
そして、面白そうだと注文したのが“激辛水餃子”
想像したよりもマイルドでありまして、激辛と言うにはちょっと… ではありますので、それほど辛いモノが得意でない人でも大丈夫なのでは?
そしてフカヒレを使った料理を二つ
ひとつは担々麺にフカヒレを浮かべたモノ 思った以上に大きなフカヒレが乗っていますので、その存在感はバッチリ
トロンと煮込まれたフカヒレも美味しいですが、シャキッとした食感を残したモノも美味しいですね
そして、釜飯
先の担々麺と被っちゃうかも… と想いながらも注文してみたのですが、実は麻婆豆腐と被っちゃった感じですかね
豆板醤で炒められた挽肉の辛味がフカヒレが良く合っていまして、ワタシ好みでありましたね
この手の料理は、それほど多くのお店で扱われていないでしょうから、ココへ来たならコレって一品でもあるでしょう
【永華楼】
神奈川県横浜市中区山下町146
045-681-0885