今日の豊橋は小雪が舞うほどに寒い日
視察も兼ねて身体が暖まるモノをいただきましょうってことで四川料理のお店へ
陳建民氏の愛弟子であり、陳建一氏とも兄弟弟子だという桜井シェフが腕を振るう『麻婆菜館』へとお邪魔いたします
このお店はワタシが駆け出しのコンサルタントして豊橋に通い始めた20年ほど前からあるお店でして、その存在は知っていたのですが、これまでお邪魔する機会に恵まれず…
陳氏と言えば麻婆豆腐
お店の名前も『麻婆菜館』ってことですから、それを外すわけにはいかず…
メニューには二つの麻婆豆腐が用意されているのですが、陳氏の名前を付けた"陳麻婆豆腐"なるモノをいただくことにいたします
同様の名前を付けた商品を提供する中華料理店は少なくなく、そこで提供されるモノは赤山椒のシビレが効いたものでありますから、ここでのその商品にもシビレを期待していたのですが…
真っ赤に見えるほどにたっぷりの辣油が使われているのですが、その辛味も強くは無くて、旨味を感じるモノに仕上がっていますね
たっぷりと使われた木綿豆腐にも辛味と旨味が染み込んでいまして、あとからジワッと辛味を感じてきますね
担々麺は…
練りゴマの甘みとコクが効いたモノを期待していたのですが、こちらで提供されるソレはスッキリとしたゴマの香りが楽しめるタイプでありまして…
辣油の辛味もさほど強くなく、癖が無い担々麺でありましたね
ちょっとわがままを言って作っていただいた汁なし担々麺
メニューに無い商品でも、忙しく無い時間であったら対応していただけるところは技術があるだけでなく、お客さま目線でご商売をされている証拠でありまして…
こう言った姿勢が永くご商売を続けて来られた秘訣でもあるのでしょうね
一緒にいただいた水餃子はワンタンのようにつるっといただけるモノでありまして…
黒酢でいただくシンプルなお味は、いくつでも食べられそうですね
プルンとした皮の柔らかい食感がとても良い感じでしたよ
【麻婆菜館】
愛知県豊橋市西岩田2-12-3
0532-64-0480