年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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福岡地下鉄七隈線天神南駅:「弥太郎うどん」  博多の朝をブニュブニュに茹でられたうどんで始めます

2015-02-19 22:09:04 | 九州・沖縄
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2泊の九州滞在も最終日
と言いましても、お昼の便で東京へと戻りますので残された時間は少しだけ
朝からいただける博多らしいものは… と悩んでいて思い立ったのが"朝うどん"でありまして、これも歴とした博多文化の一つですよね


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博多=とんこつラーメン
なんて思っている方も多いのでしょうが、実はうどんの歴史は博多からとも言われるほどにうどんを食する街でもあるのです
朝にうどん、お昼にうどん、そして飲んだ後にもうどん
証拠に、九州一の繁華街「中洲」からも近いトコロにあるこのお店は昔から24時間営業なんですよ


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創業してもうすぐ50年
一時は支店経営も試みたようですが、人任せでは納得する美味しさは提供できないと、今ではこのお店だけで創業からの美味しさをお客さまに提供しているんだ
なんて、気さくな大将が語ってくれました


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"ごぼ天うどん"と発音されるごぼうの天ぷらが乗ったモノや、さつま揚げにも似た魚のすり身を揚げた丸天が乗ったモノと博多うどんを代表するトッピングにも惹かれるところではあるのですが…
今日は"かしわうどん"をいただくことにいたします
注文が入ってから手鍋でくつくつと煮込まれた"かしわ"はしっかりとした噛み応えがありながらもフワッとした感じもあって、ちょっと甘みがある調味がうどんとよく合うのです
博多では鶏肉のことを"かしわ"と呼ぶことが多く、ご飯と一緒に炊き上げたかしわ飯は博多のうどん店には欠かせないモノ
当然ワタシもうどんと一緒にいただきましたよ


ブニュブニュになるまで茹で上げられたうどんは消化にも良さそうで…
朝からコレをいただいても、胃もたれすること無く午前中のお仕事が頑張れるってことでしょうし、飲んだ後にいただいても翌朝はサッパリってことでしょうね



【弥太郎うどん】
福岡県福岡市中央区渡辺通5-1-18
092-761-4155