『大阪王将』『太陽のトマト麺』『よってこや』を主軸に展開するイートランドって会社
最近新しい業態の開発にも力が入っているようで、そのひとつとして赤坂にオープンさせたのが『築地てんぷら 天金』ってお店
ちょっと気になったのでお邪魔してみることにいたします
赤坂駅から徒歩2分ほど
みずじ通りに入ってすぐのトコロにお店はありまして、天金と書かれた大きな提灯が直ぐに目に入ります
日本橋で行列を作る天ぷらめしや天丼の『金子半之助』がその支店となる『金子屋』を溜池山王に出店していることもあって、赤坂での天ぷら戦争が注目されそうですね
店内は10名ちょっとが座れる長いカウンターがありまして、その中で天ぷらを揚げる職人さんの中にはショートカットがステキな女性の姿も…
明るく清潔感が好印象ですね
半身の穴子が揚げられた「穴子天ぷら定食」が名物であるとのことではありましたが、海老づくしって言葉に惹かれて特選とある「海老づくし定食」をいただくことにいたします
最初に提供されたのは大海老1本と、通常サイズの海老2本、それに桜えび煎餅
芳ばしくパリッと揚がった桜えび煎餅の食感はなかなか新鮮でありまして、コレはちょっと面白い商品なのですが、肝心の海老はと言いますと…
仕入れられた伸ばし海老が使われているようで、これが特選だと言われてもちょっと納得はできませんね
ご自由にお召し上がりくださいと置かれた塩昆布を、熱々のご飯に乗せて…
更には柴漬けや塩辛なども用意されていますので、お替わりも出来ると言うご飯を美味しくいただくことが出来るサービスはとてもうれしいものですね
続いて、赤海老、ズッキーニ、かき揚げと提供されまして…
どれも当然のように揚げたてでありますからサクッとした衣がとても良い食感ですし、それをいただく天つゆも鰹の風味が豊かなもので…
出汁の香りって優しくて、ちょっとした贅沢を感じさせてくれますね
かき揚げをお替りしたご飯の上に乗せて、天茶としていただいてみたのですが、ちょっと旨みが物足りない出汁でありまして…
先の塩昆布を少し加えて昆布の旨みでサラサラっといただきますと、玉ねぎの甘みも加わり美味しくいただけました
20席のお店とは言え海老の使用量はかなりのモノであることは解るのですが…
逆に言えば、多くのお客さまが召し上がられる海老でありますので、それをより美味しく提供することに力を注いでいただきたいところであるのですが、そこがやはりチェーン店発想ってことなのでしょうかね
効率も大切なことであるとは思いますが、ココが個人お店だったらもっと繁盛していることでありましょう
【築地てんぷら 天金】
東京都港区赤坂3-13-4
03-5549-2105