年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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『銀座割烹 里仙』 和装の女将に迎えられ、案内されたカウンター席は白木の美しさと落ち着きを感じる上品な設え

2018-12-05 16:39:34 | 関東
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燻製料理を提供するダイニングバーがお昼に提供する〝燻製ハンバーグ〟なるものをいただいてみようと、旬の話題になっている久兵衛の隣にあるお店を訪ねてみたのだけど…
しばらくの間はお昼の営業をお休みされるとのことで、その向かい側にあるお店へお邪魔させていただくことにいたします



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上品さを感じる引き戸を開けますと、和装の女将に迎えられ…
4名掛けのテーブルが置かれる個室を右手に眺めながら、奥にある8人ほどが掛けられる白木のカウンターへと導かれます
そこで目に入ったのが、あまりにも立派な姿をした〝からすみ〟でありまして、年末に向けて仕上げをしているのだとのこと
これは是非いただいてみたいものであります


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いただくのは「鯛茶漬け」とともにリーズナブルに提供される「銀鱈西京焼き」でありまして…
季節で変わるという小鉢と煮物は青菜のおひたしと高野豆腐でありまして、その上品な味わいに技術の高さを窺い知ることができます
メインとなる西京焼きは身がふっくらと焼かれていることで、脂が乗っていることしっとりとした舌ざわりを感じることができますし、皮目の香ばしさや旨みがを楽しむこともできました



そんな食事を楽しんでいますと、料理長さんに「まだ生なんですが…」と小皿に乗せたからすみをサービスして下さったのであります
お塩を控えて出汁とお酒で調味したというからすみはこれまでいただいたお酒の肴と言ったイメージではなく、ご飯のお供としてもいただけるものでありまして…
もう少し乾燥させて、しっとりと生の食感と凝縮された旨みとを合わせ持ったものに仕上げたいのだとか
これは楽しみですね



【銀座割烹 里仙】
東京都中央区銀座8-8-7
03-3569-1521