ここ数日の真夏日からは解放されたようではありますが、どんよりとした雲に覆われた銀座は湿度が高いようで…
エアコンが効いた室内から一歩出ただけでも額に汗が滲みます
和食が食べたいとブラブラとしていたところ見つけたのがGINZA SIXの裏手にある『豆寅』
黒塀に映える真っ白な暖簾を潜りますと、下足場のような土間がありまして…
靴を脱いで上がるのかと思いましたが、下足のままで良いとのこと
照度が落とされた廊下を歩いて、4名掛けのテーブルふたつが置かれるお部屋へと案内されます
国産うなぎを地焼きしたといううな重がお昼のメインメニューであるようですが、ちょっと今日の気分とは違うなと、本日の魚定食にある「銀ダラ西京焼」をいただくことにいたします
これまで見たことがないほどに肉厚なビジュアルに驚かされますし、ふっくらと焼きあげられていることでの脂の旨味を逃すことなくいただけまして…
ほんのりと香る西京味噌がご飯とよく合いますし、別皿にたっぷりと盛られた大根おろしのさっぱり感が良い口直しとなっておいしくいただけました
よくばり定食としていただいたお刺身は鰹のたたきと鯛、それにヨコワでありましょうか
どれも新鮮さを感じるもので、こちらもおいしくいただくことができました
キャベツとお揚げの味噌汁と艶々なご飯、それにほのかに糠が香るきゅうりと大根の香の物と添えられる全てのお料理には満足だったのですが…
注文を取っていただいた男性スタッフはだらだらとした動きにやる気を感じないだけでなく、スリッパを擦る音が耳についてしまうなどサービスは残念なものでありました
【銀座 豆寅】
東京都中央区銀座6-12-7 銀座新星ビル1~2F
03-5537-5914