寒の戻りとなった今日
コートを持たずに出張してきたことで冷たい風が肌に刺さるなか、お昼をいただこうと出掛けたのは『八坪亭』であります
渡辺通一丁目交差点から住吉通りを少し歩き、アパホテルの脇から日赤通りに並行する生活道路沿いに入った先にある小さな洋食店でありまして…
開店時間が11:45とのことで30分ほど待たせていただき、一番乗りでお邪魔しましたので目の前で調理されるカウンターの特等席をいただきます
サーモンムニエルや海老フライといったいったシーフードやチキンカツやハンバーグが並ぶメニューを眺めながら…
人が良さそうなシェフでありましたのでオムライスにスコッチエッグをトッピングすることはできないかと甘えてみたのですが、トッピングはやってないんですよとやんわりと却下されましたのでそれぞれを単品でいただくことにいたします
最初にいただいたコンソメスープ
提供されたスープには野菜やベーコンなど何も入っていませんが、ブイヨンの旨みが舌にまとわるほどにしっかりとしたものでありました
注文が入ってからケチャップライスを作るというこだわりのオムライスでありまして、鶏肉が入っていないことに残念さを感じますがふんわりとした卵で包まれていることでしっとりとした舌ざわりを楽しむことができました
ゆで卵を包んだメンチカツといえばイメージが湧くであろう「スコッチエッグ」
今ではあまり見かけることがなく新鮮さすら感じる一品ではありますが、昭和世代の人には懐かしいお料理であります
こちらも注文が入ってからゆで卵をミンチで包んでおられるのでしょう
サクッと揚がったパン粉の歯ざわりとジューシーなミンチの舌ざわりがおいしく、手作りだというデミグラスソースとともにおいしくいただくことができました
シェフおひとりで営業されているにもかかわらず作り置きなどをすることなく調理されますし、20席のお店が開店から10分ほどで満席となったこともあり、お料理の提供には少々時間がかかりましたが、変な保存料などが使われない優しい味わいに満足させていただきました
【洋食 八坪亭】
福岡県福岡市中央区清川1-12-7
092-531-0720
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます