横浜市：荒井屋 牛鍋食わねば開化不進奴

美味しい牛肉が食べたくなったらココ
横浜料理とも言われる“牛鍋”を提供する老舗店である


荒井屋さんの創業は1895年と言うから、112年も前のこと
まだ牛肉を食べる習慣が無かった頃で、文明開化の真っ最中である
この牛鍋は横浜から拡がり、関西の“すき焼き”となったとも言われる


砂糖、しょう油、みりん、酒などをまぜた割下をお鍋に注ぎ、お肉と野菜をグツグツ煮る
コレが牛鍋である
一方すき焼きとは、牛脂をとかしてお肉をあぶり、そこへ砂糖、しょう油などを 次々に加えてジュージューと焼く
お好みに味つけをするところから、“すき焼き”と呼ばれるようになったとか・・・

ところでこの牛鍋
牛肉の脂が割下にとろけ始めると、何とも言えない香ばしい香りが漂う
目で楽しみ、香りで楽しむ　そして味を楽しむ
コレが旨さであり、何とも素晴らしい料理である
洋風のソースでいただくステーキも良いが、やっぱり日本人には、しょうゆ味が良いのである
そんな料理を、発祥と言われる老舗でいただく
コレがまた良い

美味しいものを、良い雰囲気でいただく至極の幸せ
あっという間に過ぎるものですね


【牛鍋処 荒井屋】
神奈川県横浜市中区曙町2-17
045-251-5001