年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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蒲田:「テング酒場」      安く売っても儲かる仕組み

2009-07-07 23:02:14 | 関東
またまたやって来ました「テング酒場」
と言っても、いつもの水道橋のお店じゃなくて蒲田

水道橋のお店で仲良くなった店員さんが、7月6日に蒲田にも開店することを教えてくれた
そして、その子も応援に行くのだというので、お祝い方々、やって来たのである


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場所は、JR蒲田駅西口ロータリーと駅から徒歩1分の好立地
駅のエレベーターを降り、左右を見わたすと「テング酒場」の大きな看板が目に入り、探すまでも無かった


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炭火串焼きとサブタイトルが付けられている通り、お店の中央には焼き場がドーンと居座わっている
そこで、テキパキと働くスタッフの姿も格好良いのだ


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「いつもの・・・」
そう言いたくなるくらい毎回同じものを頼んでいるワタシ
好き嫌いに偏りがあるのであります

まずはココの名物の一つ「もつ煮」
今日は煮玉子も入れてもらいました
全く臭みを感じないモツと、コクがある味噌のスープ
このスープにラーメンを入れても美味しいだろうなぁ などと考えながらいただく


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出汁巻き玉子
割烹屋さんのソレとは別物ではあるけど、ちゃんと注文が入ってから焼き上げる出汁巻き
多くのお店の“チン”商品とは別格であります

溢れるほどの出汁でふわふわに焼き上げられ、熱々の状態で提供される
手作り、出来立て
これに勝る美味しさは無いと実感


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ポテトサラダ
ココの商品は全てが手作りなのだとか
で、当然コレも手作り
だから、どことなくお母さんの味って感じがするのも美味しさの一つ


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カレーチャーハン
一つひとつが手作りだから、全く同じものは出来ないのだ

水道橋でいただくコレは、たっぷり過ぎるほどのカレー粉で、かなり濃い味
だから、コレをツマミにサワーやホッピーを飲むお客さまも多いのだけど、今日のコレはかなり薄味でドライカレーのよう

作り手、作るタイミングで、味にばらつきはあれども、どちらも美味しいことに変りは無い
どちらのカレーチャーハンも大好きである


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ココの商品の最高額は380円
だから、程よく飲んで食べて2000円でおつりがもらえるのだ

居酒屋を利用する多くのビジネスマンは、ココで上等、上質なモノをいただくことよりも、会社帰りに仲間と何度も立ち寄りたい
そう思うもの
その気持ちに応えるべくして、立ち上げたのであろう「テング酒場」

安く売っても利益がキチンと出る仕組み
コレをきっちり作り上げているのであろう

駅前にお店が欲しい
しかし、低単価の商売で高い賃料は払えない
地下にお店があるは、そういったことが影響しているのであろうか・・・




【炭火串焼き テング酒場】
東京都大田区西蒲田7-3-3 第一醍醐ビルB1F
03-5703-5067


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