今では別府を超えるほどの人気温泉地となった湯布院でありまして…
決して交通の便が良いとは言い難い所に、どれほどの観光客が入りのかと探ってみることにいたします
観光の中心となっているのは〝湯の坪通り〟と称される一角であるようで、点在する美術館のほか、フクロウと触れ合うことができたり、古き良き時代昭和へとタイムスリップすることができたりと魅力は温泉だけではないようですね
そして1番の楽しみは食べ歩きでありまして、有名な金賞コロッケや大分名物のとり天とスイーツ
湯布院にしかないスイーツ店が多くあることから女子には外せないスポットなのでありましょう
そんなファストフードだけでなく、名宿が手掛けるお店や出身である方が営むお店など地元で愛される行列店や老舗店など、湯布院に来なければ味わえないグルメもありまして…
お邪魔したのは『由布まぶし 心』
12:00少し前に伺ってみますと想像だにしなかった行列ができていまして、その列に並ぶこと90分
ようやく席をいただくことができました
外からは40席も無さそうな小さなお店に思えていたのですが、客席の中央に小上がり席、そしてしれを囲うようにテーブル席と60席ほどを有しているようですね
提供される〝由布まぶし〟は豊後牛・地鶏・鰻の3種類
それぞれに前菜と漬け物、薬味、赤だし汁が付いていまして、一番人気は大分のブランド牛を味わえる「豊後牛まぶし」であるとのことですから「地鶏まぶし」とともにいただきシェアすることにいたします
前菜として、胡麻豆腐に筍、切り干し大根、オクラ、など9種が盛られたひと皿が提供されまして、地元野菜が使われているとのことでもありますし、筍の敷かれる木苺やカレー味の里芋などユニークな発想にも驚かされます
2人分が一緒に盛られることでの豪華さも良い感じであります
続いてメインの由布まぶし
土鍋で炊き上げられたご飯を隠すように敷き詰められた豊後牛のサーロインと地鶏
それぞれに異なるタレがしっかりと掛けられていますが、お好みでいただくことができるようにと柚子やわさびなど色んな薬味が用意されることもうれしいですね
まずはご飯とタレ、そして具材とが混ざるように全体をまぶして…
一膳目はそのまま
二膳目にはお好みの薬味を添えて
そして〆には出汁を注いでお茶漬け風に…
ミディアムレアほどに焼かれたサーロインはとっても柔らかくいただくことができますし、その脂身の甘みを楽しむことができます
また地鶏には苦手である肝も入っていましたが、嫌な臭みを感じることもなくいただける満足な逸品でありました
添えられる漬物もおいしくいただくことができました
ホールを仕切る女性のテキパキとした的確な動き
そして早口になりがちな忙しさの中でありながらも、お客さまとの丁寧な対応の素晴らしさもあって、おいしく楽しい時間を過ごすことができました
【由布まぶし 心】
大分県由布市湯布院町川上1492-1
0977-85-7880
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