異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

TPP 参院できょうから本格的論戦へ〔11/14 NHKニュース〕

2016-11-14 08:16:18 | TPP

 

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161114/k10010767701000.html?utm_int=word_contents_list-items_001&word_result=%EF%BC%B4%EF%BC%B0%EF%BC%B0より転載

TPP 参院できょうから本格的論戦へ

TPP=環太平洋パートナーシップ協定の国会承認を求める議案と関連法案は、14日から参議院の特別委員会で本格的な論戦が始まり、アメリカの次期大統領に選ばれたトランプ氏が協定からの離脱に言及していることなどを踏まえた質疑が行われます。

 

TPP協定の国会承認を求める議案と関連法案は、先週の11日に参議院で審議入りし、アメリカの次期大統領に選ばれたトランプ氏が選挙期間中、協定からの離脱に言及するなど、保護主義的な主張を繰り返してきたことをめぐって質問が相次ぎました。

これに対し、安倍総理大臣は「TPP協定を承認し、自由で公正な貿易投資ルールをけん引する意志を示せば、保護主義のまん延を食い止める力になる。日本が主導することで、早期発効に向けた機運を高めていく」と述べたうえで、アメリカなどに国内手続きを終えるよう働きかけていく考えを示しました。

14日は参議院の特別委員会で、安倍総理大臣の出席を求め、総括的質疑が行われることになっていて、参議院での本格的な論戦が始まります。この中では、オバマ政権がトランプ氏や共和党の反対を踏まえ、来年1月までの残りの任期中に議会で関連する法案の承認を得ることを断念したと、アメリカの複数のメディアが伝えたことなどを受け、政府の対応をめぐって質疑が行われます。

また、安倍総理大臣が今週の17日に調整されているトランプ氏との会談でTPPをめぐりどのような意見交換を行いたいと考えているのかなどについても、論戦が交わされる見通しです。

 

 

 

 


11/10 TPP承認議案 衆院本会議で可決 / TPP脱退のトランプ相手に批准急ぐ安倍政権のアホらしさ 〔日刊ゲンダイ2016.11.10〕

2016-11-10 17:27:20 | TPP

 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161110/k10010763861000.html?utm_int=all_contents_just-in_001

TPP承認議案 衆院本会議で可決

 

TPP=環太平洋パートナーシップ協定の国会承認を求める議案と関連法案は、衆議院本会議で民進党などが退席するなか、採決が行われ、自民・公明両党と日本維新の会などの賛成多数で可決されました。

TPP=環太平洋パートナーシップ協定の国会承認を求める議案と関連法案は、先週、民進党と共産党が抗議するなか、衆議院の特別委員会で可決されました。そして、10日午後開かれた衆議院本会議で採決が行われました。

それに先立つ討論で、自民党は「自由で公正な、開かれた経済の枠組みを作ることはわが国の大きな使命であり、核となるのがTPP協定だ。TPPの重要性をトランプ氏含め、アメリカに伝え、共有することが重要だ」と述べました。

一方、民進党は「アメリカ大統領選挙で当選したトランプ氏が、明確に反対しているにもかかわらず、採決を行うのは、世界の笑い者になるだけだ。アメリカの動向を見極めながら、TPPに対応するのが常識だ」と述べました。

このあと、民進党、自由党、社民党は、先週の特別委員会での採決は、不正常な状況で行われたものであり、無効だなどとして、採決には加わらず、退席しました。そして、採決の結果、自民・公明両党と日本維新の会などの賛成多数で可決され、参議院に送られました。共産党は、採決で反対しました。

TPP協定には、日本が輸入する農林水産品や工業製品などの95%の品目で関税を撤廃することや、知的財産の保護、投資に関する紛争を解決するための制度など、幅広い分野の貿易や投資などに関するルールが定められています。また、関連法案には、協定発効後、牛肉と豚肉の生産者が、全体で赤字経営になった場合に、赤字額を補填(ほてん)する制度の拡充などが盛り込まれています。

議案などの衆議院通過を受けて、論戦の舞台は参議院に移り与党側が、今の国会で成立させたい考えなのに対し、民進党などは、徹底した審議を引き続き求め、廃案に追い込むことを目指すことにしています。

 

 

TPP脱退のトランプ相手に批准急ぐ安倍政権のアホらしさ

2016年11月10日

 無意味な強行採決(C)日刊ゲンダイ
無意味な強行採決(C)日刊ゲンダイ無意味な強行採決(C)日刊ゲンダイ
 

「米製造業の致命傷になる危険な通商協定だ。修正する術はない」

 保護主義を唱えるトランプがTPP脱退を宣言したのは6月28日。トランプは、TPPが米国の雇用を海外に流出させたNAFTA(北米自由貿易協定)の二の舞いになる――と警戒していて、新大統領に就任する来年1月20日にも「TPP脱退表明」をするとみられている。ところが、そんな状況にもかかわらず、相変わらずTPP批准にシャカリキになっているのが安倍政権だ。

 衆院議院運営委員会の佐藤勉委員長は9日の理事会で、本会議の10日開会を職権で決定。4日の特別委員会で強行採決させたTPP承認案と関連法案について、衆院通過を強行させる方針を示したのだ。

 TPP「断固阻止」を掲げる元農相の山田正彦弁護士がこう言う。

「TPP問題に詳しいニュージーランド・オークランド大のケルシー教授は『トランプ、ヒラリー両候補ともTPP反対だが、それでもヒラリーが大統領になれば、(同じ民主党の)オバマ大統領が退任する直前に批准する可能性はある。しかし、トランプ大統領なら、その可能性はゼロに近い』と発言していました。それなのに(安倍政権が)衆院通過を強引に行おうとしている理由が全く分かりません」

 TPP特別委の集中審議で、採決を急ぐ理由を問われた安倍は、「再交渉には応じないという日本の意思を明確に示すため」なんて答弁していた。ハナからTPP反対を公言している相手に「再交渉には応じない」と強気なのだから、バカみたいな話だ。

「トランプ氏が新自由主義政策であるTPPを認めるわけがない。日本が主導してどうこうできる話ではないのです。安倍政権が採決を急ぐ必要は全くありません」(鎌倉孝夫氏=前出)

 相変わらず安倍政権は、TPPをめぐる情勢を全く理解していない。

 

 

 


木村太郎氏、トランプ氏勝利を受け「TPPはもうない」「同盟負担をやめたいのが本音」 〔スポーツ報知 2016.11.9〕

2016-11-10 00:38:35 | TPP

logohttp://www.hochi.co.jp/topics/20161109-OHT1T50150.htmlより転載

木村太郎氏、トランプ氏勝利を受け「TPPはもうない」「同盟負担をやめたいのが本音」

2016年11月9日18時3分  スポーツ報知

木村太郎氏 木村太郎氏

 

 ジャーナリストの木村太郎氏(78)が9日に放送されたフジテレビ系「みんなのニュース」(月曜~金曜・後4時50分)に出演し、次期米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏(70)が勝利したことを受け、日米関係の劇的な変化を“予言”した。

 木村氏は大統領選の序盤からトランプ氏の勝利を予告していた。番組では選挙戦での日米関係にかかわるトランプ氏の公約を紹介。トランプ氏が環太平洋経済連携協定(TPP)の破棄を宣言していたことについて、木村氏は「TPPはもうないです」と断言した。TPP承認案は日本では4日に衆議院特別委員会で与党などの賛成多数で可決。9日朝の自民・公明の両党の幹事長・国対委員長会談で、10日の衆院本会議での採決を目指す方針を確認している。

 また、トランプ氏が防衛に関して「同盟国の駐留費負担増」を宣言していることについては「(トランプ氏は)お金の問題じゃなくて、同盟負担をやめたいという本音がありますから、(駐留米軍が)いなくなることを前提に考えないといけないと思います」と分析。「そういう時に日本は一体どうするんだという議論を始めないといけない」と訴えた。

 伊藤利尋アナ(44)が、トランプ氏は日本の憲法を意識していないのでは、と問いかけると、「日本の憲法なんてどうでもいいんですよ、トランプ氏に言わせると。米国はこういう考えだからこうするよ。だから、日本は日本で考えてよ、ということです」と述べ、今後の日米同盟に劇的な変化があることを示唆した。

 

 <関連記事>

2016/11/10

マコネル米上院院内総務(共和党)は9日、環太平洋連携協定(TPP)法案について、 来年1月の新大統領就任前に採決は行わないとの認識を明らかにした。


2016/10/23

TPP:トランプ氏「就任初日に離脱を発表」 - 毎日新聞

mainichi.jp/articles/20161024/k00/00m/030/022000c
- 最初の100日間に実施する行動計画を発表 【ワシントン清水憲司】来月8日に行われる米大統領選の共和党候補、ドナルド・トランプ氏は22日、米東部ペンシルベニア州で演説し、大統領に就任した場合、最初の100日間に実施する行動計画 ...

 

 2016/9/27

「日本のせいで我々は巨額の資金を失っている。世界の警察官になることはできない ...

matome.naver.jp/m/odai/2147848372375339701/2147848707677462203
日本せい我々巨額資金失っている世界警察官なることできない。必要な負担を求める」 ... は巨額資金失っている世界警察官なることできない。必要な負担を求める」. 出典トランプ氏の「日本」連発に警戒感も 政府 :日本経済新聞.

 

 

 


バーニー・サンダース「TPPに反対する四つの理由」TPP反対演説~分かりやすいというレベルじゃない。 TPPを題材に現代社会の歪みについて解説!

2016-11-09 23:24:45 | TPP

バーニー・サンダース「TPPに反対する四つの理由」TPP反対演説和訳表示

 

石崎 大望さんFBより
 

すごいなあ、TPPの問題点を、こんなに揺さぶるように語れるなんて。

TPPの分かりやすい解説というレベルじゃない。
TPPを題材に、現代社会の歪みについて解説している。

大企業が安い労働者を得やすくなるTPP。
つまり大企業のCEOや資本家が得をして、
労働者を困窮に追い込むTPP。
NAFTAでは100万人の雇用が増えると言われたが、
実際には70万人の雇用が減った。
中国との二国間協定では、270万人の雇用が減った。
米韓FTAでは、7万5千人の雇用が減った。
大企業が工場を海外に移転しやすくなったからだとサンダースは言う。

多国籍企業や製薬会社やウォールストリートが賛成しているTPP。
労働組合や環境団体や宗教団体が反対しているTPP。
つまり、社会的弱者の健康、安全、福祉、生存、幸福などを守る団体が反対し、
金儲けをしたい連中が賛成してるのがTPPなのだとサンダースは言う。

ISD条項。企業が国を訴えられるようになる。
タバコの害から子どもたちを守るための法改正を進めるウルグアイは、
フィリップ・モリスから訴えられている。
最低賃金を引き上げたエジプトはフランスの産廃処理会社から訴えられている。
原発廃止を決定したドイツはスウェーデンの電力会社から訴えられている。
国が国民の安全や福祉や健康を守ろうとすると、企業の金儲けの邪魔をするなと訴えられるのがTPPだとサンダースは言う。

こんな風な質問や演説が国会で行われたら、あるいは中継されたら、日本人だって目を覚ましていくかもしれない。日本の政治家だって、と、ちょっと思ってしまった。

ということは、やっぱり、自分たちの訴え方を、もっと研究していく必要があるんだなあ。サンダースの演説、研究しよう。

アメリカではトランプが大統領になっちゃったね。

 

 

 


【動画】TPP 隠された真実第1回~第7回…なぜTPP情報は秘密なのか。交渉を裏で操る勢力は。なぜ大統領候補はみな反対なのか。

2016-11-05 21:03:27 | TPP

TPP 隠された真実

なぜTPP情報は秘密なのか。交渉を裏で操る勢力は。なぜ大統領候補はみな反対なのか。


 第1回「多国籍企業の企てを許さない」内田聖子


2016/06/27 に公開

山田厚史のTPP 隠された真実 第1回「多国籍企業の企てを許さない」ゲスト 内田聖子・アジア太平洋資料センター事務局長 http://www.parc-jp.org/ なぜTPP情報は秘密なのか。交渉を裏で操る勢力は。なぜ大統領候補はみな反対なのか。 2016年4月21日 http://demokura.net/?cat=30



第2回「ISDS条項という毒薬」孫崎享


2016/06/27 に公開

第2回「ISDS条項という毒薬」デモクラTV特集「TPP 隠された真実」ゲスト 孫崎享 外交評論家 モデレーター 山田厚史
企業が国家を訴えるISDS条項はなぜ設けられたのか。国内法・憲法より上位にあるTPP協定。現代の不平等条約。なぜ政府は「亡国の協定」を結ぶのか。孫崎享 twitter https://twitter.com/magosaki_ukeru 
デモクラTV http://dmcr.tv



第3回「米韓FTAで起きたこと」郭洋春


2016/06/28 に公開

第3回「米韓FTAで起きたこと」郭洋春(カク ヤンチユン) 立教大学経済学部教授 TPPのモデルは米韓FTA。韓国を米国化する手段としてFTAが使われた。米国企業が自由に活動できるよう、政治・社会・習慣まで変える、21世紀の帝国主義政策です。

 

第4回「クスリから国民健康保険へ」寺尾正之


2016/07/03 に公開

第4回「クスリから国民健康保険へ」寺尾正之 全国保険医団体連合会 42兆円の国民医療費が狙われている。米国の製薬会社は、日本の薬価制度が「透明性と手続きの公正さに欠く」と主張し、保険適用や薬価を決める審議会などに影響力を行使するようになることが懸念される。全国保険医団体連合会 https://hodanren.doc-

 

第5回「脅かされる食の安全」安田節子 


2016/07/03 に公開

遺伝子組み換えで世界支配と狙うカーギル。農薬、食品添加物など前途多難。アメリカ基準で日本のな食文化が破壊される? 安田節子  食政策センター・ビジョン21代表 

 

 

 

第6回「甘くなる金融規制」和田聖仁

 


 

2016/07/03 に公開

対日年次報告の沿ったシナリオ。狙われる日本の金融資産。簡保の次は共済が危ない。 和田聖仁 TPP交渉差止・違憲訴訟の会 ・弁護士

 

 

 

 

第7回「何を失い何を得たのか」 鈴木宣弘

 


 

2016/07/04 に公開

「聖域」だった農業で妥協し、何を得たのか。なぜアメリカの言いなりなのか。TPPで日本はどうなる。 鈴木宣弘 東京大学教授
JC総研所長 鈴木宣弘による「TPPのすがた」http://www.jc-so-ken.or.jp/agricultur... 2016年5月9日