naverまとめ ttp://matome.naver.jp/odai/2141215650821435901より転載 : 更新日: 2014年10月05日
香港デモを率いる17歳少年、ジョシュア・ウォン(黄之鋒)とは何者か?
香港デモ(雨傘革命)の特徴として、参加者の多くが天安門事件を直接知らずに育った世代である点が挙げられます。デモを率いる学生組織「学民思潮」の代表である、ジョシュア・ウォン(黄之鋒、Joshua Wong)もまた17歳と、1989年以降に生まれた若者であり、香港デモの象徴とも言える存在になっています。
今回の香港デモの中心となっている学生組織「学民思潮」。その組織の代表を務めているのが、現在17歳の少年、黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏。
香港の次期長官選挙の制度改革に反発した民主化デモは、「傘の世代」と呼ばれる十代の学生らが先頭に立っている。
出典アングル:香港の民主化デモ、ティーンエージャーが原動力に - ロイターニュース - 国際:朝日新聞デジタル
そこで注目を集めているのが、17歳の学生運動家、黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏だ。
黄さんは学生団体「学民思潮(スカラリズム)」の設立者の1人で、香港の普通選挙実施を求める活動で先頭に立っている。
出典香港でも「妥協なし」か―強まる中国の強硬姿勢 - WSJ
2012年、香港政府が愛国主義教育の導入を計画した際、反対する抗議活動を指揮。香港政府は計画の撤回に追い込まれた。
中国公安当局は、国家安全青書の中で「過激な危険分子」として名指しで警戒を強めている。
2年前、15歳のときに学生組織「学民思潮」を結成。日に日に組織は拡大していき、中国政府からもマークされるようになる。黄さんは、15歳のとき、学生運動組織「スカラリズム(学民思潮)」を結成。そのリーダーとして力を発揮し、2012年9月には香港中心部で12万人の中高生らを動員して抗議デモを行い、中国当局から「過激派」としてマークされるようになった。
出典中国が恐れる 17歳の民主化闘士逮捕/香港の学生デモ鎮圧、29人けが (2/3ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)
もともと、香港政府が2011年に教科書の指導内容について愛国心を育成しようとするカリキュラムを作成したが「それは洗脳だ」として学生は反発。黄之鋒(ジョシュア・ウォン)さんなどを中心とした10代の学生が大規模なデモを展開した結果、香港政府は実質、撤回に追い込まれた。
その若さにも驚かされますが、ブログで政治的な正当性を主張するやり方、そして政府の庁舎に突入しようとして逮捕されながら、その際に「辛子スプレーを直射されている」映像を撮らせて世論を引きつけつつ「人身保護令請求」という抗告を行って数時間後には釈放を勝ち取り、再びデモ隊の先頭に立つという行動力には、強烈なカリスマ性を感じます。
香港政府はジョシュア・ウォン氏のことを「アメリカのスパイ」だという中傷を行っており、その容疑で自宅のパソコンを押収したりしていますが、本人はキッパリと否定する中で、民衆の支持は揺らいでいないようです。
香港ではウォン君らを「雨傘革命の立役者」と英雄視する声も高まっている。
雨傘革命....今回の香港デモの呼び名
「(次期行政長官選が行われる)2017年には自分も選挙権を得る。中国お仕着せのニセの普通選挙なら香港に未来はない」出典【香港民主化デモ】17歳の学生活動家が「危険分子」? 中国当局ピリピリ - 産経ニュース
「5年前なら、香港の高校生が政治的抗議運動をするなんて想像できなかっただろう。しかし、今は違う。今戦わなければ、香港は早晩、中国本土の主要都市と同様に腐敗と縁故主義がはびこる社会に堕してしまう」
出典中国が恐れる 17歳の民主化闘士逮捕/香港の学生デモ鎮圧、29人けが (3/3ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)
「僕はより良い未来を望んでおり、香港で自分自身の将来を選択する権利を持てるようにしたい。僕らは確かに学生だけど、市民でもあるから、行動を通して政府の政策を変えられるんだ」