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サミットで国家神道の中心「伊勢神宮」訪問はなぜだ? 安倍首相が改憲と戦前回帰を目論みゴリ押し

2016-05-26 21:40:08 | ネトウヨ、右翼、国家主義

リテラ http://lite-ra.com/2016/05/post-2278.html

サミットで国家神道の中心「伊勢神宮」訪問はなぜだ? 安倍首相が改憲と戦前回帰を目論みゴリ押し

2016.05.25
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G7伊勢志摩サミット公式ホームページより


 明日5月26日から三重県志摩市で行われるG7首脳会議、「伊勢志摩サミット」。安全保障や経済政策など、喫緊の課題が目白押しだが、安倍政権はそんなことよりもこの間、必死になっていたことがあったらしい。それは、サミットに参加する各国首脳に伊勢神宮を参拝させることだった。

「官邸から各国首脳の伊勢神宮参拝を実現させろ、と至上命令が下っていて、外務省は各国政府と交渉を続けていたようです。
当初はファーストレディだけが訪問する、という回答だったのですが、官邸は『首脳本人に参拝させろ』と頑としていうことを聞かない。必死で働きかけた結果、正式参拝はやはり、政教分離に抵触すると拒否されたが、各国首脳全員が内宮の『御垣内』にいき、自由に拝礼するということをなんとか承諾してもらった」(
外務省担当記者)

 いったい安倍官邸はどういう神経をしているのか。そもそも、皇祖神を祀る伊勢神宮は、戦前・戦中日本を支配していた「国家神道」の象徴である。
 明治政府はそれまで民間信仰であった神道を、天皇崇拝のイデオロギーとして伊勢神宮を頂点に序列化した。そうすることで、神道を“日本は世界無比の神の国”という「国体」思想の装置として、祭政一致の国家主義、軍国主義に突き進んでいったのだ。戦後、国家神道は崩壊したように思われているが、現在でも神社本庁は伊勢神宮を「本宗」として仰ぎ奉り、その復権を虎視眈々と狙っている。

 そんな場所にG7首脳を連れて行き、事実上の参拝させるなんていうのは、開催国特権とどさくさに紛れて、戦前・戦中の「神国日本」復活を国際社会に認めさせようとする行為としか思えない。

 いや、実際、安倍首相は明らかにそういう意図をもっているはずだ。これはけっして妄想陰謀論ではない。そもそも、安倍首相がサミット開催地を伊勢志摩に選定した時点で、伊勢神宮参拝はセットになっていた。いや、もっとえば、安倍首相は伊勢神宮参拝を実現するために、伊勢志摩に決めた可能性が高い。

 もともと、サミットの開催地には、長野県軽井沢町をはじめ、宮城県仙台市や兵庫県神戸市、静岡県浜松市など7つの自治体が、2014年夏の段階で立候補に名乗りを上げていたが、伊勢志摩の名前はなかった。三重県は関係閣僚会議の開催地こそ誘致に動いていたものの、サミット自体については立候補すらしていなかったのだ。その年末には外務省の現地視察も終え、当初は、長野五輪で県警に警備実績がある軽井沢が有力とみられていた。

 ところが、15年にはいると、突如として三重県の鈴木英敬知事が立候補を表明する。これは立候補した自治体のなかでもっとも遅い“後出し”だったが、形勢は一気にひっくり返り、伊勢志摩開催に決まってしまったのだ。

 サミット会場予定地の賢島が警備しやすいから選ばれたとの情報も流れたが、これは後付けだ。実際は、安倍首相の「各国首脳を伊勢神宮に参拝させたい」という“ツルの一声”で伊勢志摩に決まったのである。

 ポイントは昨年1月5日、安倍首相が閣僚らとともに伊勢神宮を参拝したときのこと。朝日新聞15年6月6日付によれば、その際、安倍首相が「ここはお客さんを招待するのにとてもいい場所だ」と口にした。これを聞いた首相周辺が、同行していた鈴木英敬三重県知事に「サミット候補地として立候補すればいい。いま直接、首相に伝えるべきだ」と進言したという。そして、鈴木知事が「今から手を挙げても間に合いますか」と訊くと、安倍首相は「いいよ」と即答したというのだ。

 鈴木知事はもともと経産省の官僚だが、第一次安倍政権が発足した際に内閣官房に出向し、参事官補佐という肩書きで教育再生を担当。そして、08年に経産省を退職し、翌年、自民党から衆院選に出馬(落選)しているまさに安倍首相の子飼いと言っていい存在だ。

 また、鈴木知事は神社本庁とも非常に深い関係にあるという。

「鈴木知事は育休を取得し「イクメン知事」と呼ばれるなどソフトな印象もあるが、日本会議三重の総会にも参加しており、改憲や復古的傾向の強い若手政治家の政治団体「龍馬プロジェクト」の「首長会」会長も務めているなど、思想的スタンスは右派。さらに、関西の神社で宮司を務める神社本庁幹部とも親しく、これまでの知事とは比べものにならないくらい神社本庁との距離が近い。神社本庁関連の会合にも頻繁に出かけている」(三重県関係者)

 そんなところから、このやりとりは、安倍首相、神社本庁、鈴木知事の三者による出来レースではないかと言われているのだ。

「伊勢志摩サミット、各国首脳の伊勢神宮参拝の計画は、安倍首相と神社本庁幹部の間で、話し合われ、進んでいたフシがある。ただ、安倍首相や神社本庁が言い出すわけにはいかないので、両者をつなぐ“手下”の鈴木知事に立候補をさせたということでしょう」(官邸担当記者)

 この背後にはもちろん、彼らに共通する改憲、戦前回帰への野望がある。安倍首相は今、悲願の改憲に向けてさまざまな動きを展開しているが、そのパートナーが日本会議と神社本庁なのだ。本サイトでも記事にしたが、神社本庁は全国の神社に指令を出して、神社の改憲の署名運動も展開している。

 つまり、伊勢志摩サミットはこの改憲運動のパートナーへの安倍首相によるプレゼントという意味合いが強いと考えられるのだ。

 実際、神社本庁はこのサミットを大歓迎している。機関紙である「神社新報」を見ると、やはり、伊勢志摩サミットを機に勢力拡大につなげようという意識が垣間見えるのだ。

 たとえば、16年1月1日付では、鷹司尚武・神宮大宮司が〈この(伊勢志摩サミットを)機に日本の文化の真髄ともいへる神道が広く理解され、神宮や神社への関心が昂ることを期待してをります〉と紙面で語っている。また、3月5日に行われた神宮大麻暦頒布春季推進会議でもサミットに触れて〈外国人参拝者の増加〉や〈国民への神道の理解を促すこととなり、頒布に繋がり得る〉旨を述べていた(3月14日付)。ちなみに、神宮大麻とは〈明治天皇の思召により〉(伊勢神宮公式サイト)全国の神社が頒布している神札のことで、家庭の神棚に祀られる。もちろんそれ自体が有料である。

 ようするに神社界から見れば、伊勢志摩サミットは“布教”の絶好の機会であるとともに、“懐”も潤沢になるというわけだ。

 もちろん、サミットでの伊勢神宮参拝は、安倍政権にとっても、追い風になる。サミットをきっかけに神社がより存在感を高めれば、改憲運動はさらに広がりを見せるだろうし、国家神道や歴史修正主義への抵抗感を取り除いていくことができる。そして、彼らが最終目標として掲げる、明治憲法的価値観の復権にまた一歩近づくことになる。

 実際、このサミットを利用した伊勢神宮参拝の問題を無視し続ける国内メディアとは対照的に、海外メディアからは厳しい指摘がされている。英紙「エコノミスト」(電子版)は5月21日付で、神政連の政治的影響力の強大さを指摘しつつ、サミットでの伊勢神宮参拝が〈戦前日本の政治家が侵略帝国主義を推し進めるために偽装した神道に対し、G7が国際的信用のお墨付きを与えることになる〉と危惧する。

 安倍首相のいう「日本の美しい自然、そして豊かな文化、伝統を世界のリーダーたちに肌で感じてもらえる、味わっていただける場所」なる甘言にだまされてはいけない。伊勢志摩サミットを利用した伊勢神宮参拝は、確実に、安倍政権による戦前回帰の“隠れざる一手”なのだ。
宮島みつや

 

 

 

 

 


”9条を守りたい人、人類の共有財産にしたい人”~ユネスコ世界記憶遺産に超国家共同申請し、登録しよう

2016-05-26 20:39:28 | 憲法

9条を守りたい人、人類の共有財産にしたい人、

世界の人達と共に、憲法9条(戦争放棄&戦力不保持)の誕生(発案者)にかかわる重要ドキュメントをユネスコ世界記憶遺産に超国家共同申請し、登録しよう

アベサンが改憲理由のトップに挙げてる「GHQの押しつけ」論。
http://www.s-abe.or.jp/policy/consutitution_policy
憲法改正

これに対して、「そんなことはない(幣原喜重郎当時総理がマッカーサーに提案)」という証左(諸資料)を日米両方で発掘、検証、英語化してユネスコの世界記憶遺産に登録という申請書を取りそろえ25日朝、パリ本部に送りました(締切5月31日)。

...

内・外多くの賛同者を得ての「国際共同推薦」。
http://cojmow.jimdo.com

最後は書類の(英語)チェックを含めて、昼夜逆転。
心身共にグロッキー状態。

年初来を振り返って、つくづくヴォランティア発起人・共同代表の作家荒井潤さん(FB9条の会のメンバー)の発想、熱意(使命感)、緻密さに感嘆してます。

又、ノーベル平和賞(日本被団協、九条の会)運動を通じてのドイツ人学者Dr. Schlichtmannとの交友が発端で、偶然が重なり、堀尾輝久、中野昌宏、近藤真、諸碩学の知己を得、素人(=ビジネスマン)の筆者(浜地)としては大いに励まされました。

何としても「世界の宝、九条」は護らねばなりません。

Ref:
http://inmylifeao.exblog.jp/25138872/ 
堀尾輝久さん
http://健康法.jp/archives/13475 
中野昌宏さん
http://www.jicl.jp/mi…/kenpou_kyouiku/backnumber/110905.html 
近藤真さん
http://www.magazine9.jp/kaigai/dai032/index.html 
Schlchtmannさん



**************************************:


9条ユネスコ世界記憶遺産登録ネットワーク
   
cojmow@gmail.com 

9条を守りたい人、人類の共有財産にしたい人、
世界の人達と共に、憲法9条(戦争放棄&戦力不保持)の誕生(発案者)にかかわる重要ドキュメントをユネスコ世界記憶遺産に超国家共同申請し、登録しよう


 2013年12月30日のニューヨーク・タイムズ社説は「日本は武器輸出の解禁や軍事力増強ではなく、平和憲法の理念こそ輸出すべきだ(Japan should be exporting not weapons but its constitutional principle of peace)」と書きました。

http://www.nytimes.com/2013/12/31/opinion/a-troubling-move-on-arms-exports.html?_r=0 

 

平和憲法の理念(=9条=戦争放棄&戦力不保持&交戦権放棄&集団自衛権の否定)が、日本国民も含めた人類全体が共有すべき普遍の宝だからです。

このように戦争放棄と戦力不保持をセットで規定した憲法9条は世界で初めてのもので、恒久平和への扉として、反核のバイブルとして世界的にも大きな影響力のある人類の宝です。

昨年9月、与党は国民の声及び立憲主義を踏みにじり、強行採決によって、9条を解釈改憲した戦争法を無理やり成立させ、日本を戦争のできる国に変えてしましました。しかし、それに反対する声の輪は日本も含めた世界中で燎原の炎のようにどんどん広がりつつあります。それこそが「9条」=「人類全体で守り共有すべき、普遍的・世界的な宝」であることを示す事実にほかならないと私たちは考えます。

更にこの2月4日安倍晋三首相は衆院予算委員会で「(改憲を)参院選でも訴えていきたい。3分の2の多数を形成しなければ憲法改正には至らない」と語り、夏の参院選では改憲を掲げ、発議に必要な3分の2の議席確保を目指す考えを鮮明にし、戦力不保持を定めた憲法9条2項も改憲の対象としているという考えを明らかにしました。

つまり、日本を憲法上も戦力=軍隊を持ち戦争のできる国に変えたい、そうすることによって9条を完全に換骨奪胎し、実質的に葬り去りたいと彼は言明したのです。

世界の人たちとの連携のもとにこの危機をチャンスに変えましょう。そのためにできることの一つとして、この運動を考えました。


ユネスコ世界記憶遺産(Memory of the World=人類全体が共有すべき精神的な宝)は、歴史上の重要ドキュメント(映像、音源なども含む)を登録するものです。

9条誕生については、第二次世界大戦後の日本国憲法起草作業開始時の総理大臣、幣原喜重郎の口から1946年1月24日、「戦争放棄・戦力不保持」(9条)がマッカーサーに対して提案されたことを示すドキュメントが日米に散在しています。(9条の発案者=生みの親は、GHQではなく、日本人だったということを示す重要ドキュメントです。)

私たちはそれら日米に散在する「9条の誕生(発案者)にかかわる重要ドキュメント」を、世界各国の市民や団体の共同提案でユネスコ世界記憶遺産に国際登録する運動をはじめました。この運動の輪を広げることを通じて、9条を世界(含む日本)の人たちにもっともっと広く深く正しく知ってもらうことによって守り、同時に、Memory of the Worldという人類の共有の宝にして戦争のない世界への歩みを促進したいと考えています。

この共同申請は世界中の個人・団体、だれでもできます。あなたもよろしかったらどうぞ、共同申請の輪に加わって下さい。

(世界の複数国の市民・団体による共同提案は日本国政府によって制限・干渉されることなく行うことができます。2年ごとに募集されるもので、今回の締め切りは2016年3月31日。登録の可否は2017年に決まります。

 
問い合わせ先: 

9条ユネスコ世界記憶遺産登録ネットワーク 

cojmow@gmail.com

 

 


「私には日本国民の生命と財産を守る責務がある!」と連呼した安倍首相!日米地位協定の改定やる気なし?

2016-05-26 13:41:58 | 沖縄

 地位協定、基地縮小も言及せず…日米首脳会談の“茶番劇” | 日刊ゲンダイ ...

安倍首相 改定にやる気なし!

きっこ  @kikko_no_blog  2016/05/24
集団的自衛権を強行した時には「私には日本国民の生命と財産を守る責務がある!」と連呼し、さらには「日本人には指一本触れさせない!」とまで言ったのに、シリアで拉致された日本人ジャーナリストはホッタラカシ、沖縄で日本人女性が元米兵に殺されても地位協定の見直しはスルー、これぞ売国の極み!

HenjinM @HenjinM
RT @mt3678mt: 日米地位協定の改定、まるでやる気なし。「アメリカ様のご機嫌を損ねるようなことは私にはできない」ということだ。安倍首相には、日本がアメリカの事実上の属国である現状を変える意思はないようだ。 【安倍首相、日米地位協定改定に消極姿勢】 https://t.…

 

@product1954 5月25日
#‎報テレ‬ 日米首脳会談は予定を超えて、56分間の会談に。
安倍首相は元米兵の女性殺害に抗議し、実効性のある再発防止策を求めた。オバマ氏も遺憾の意を示したが、「日米地位協定の見直し」には、結局2人とも言及しなかった。計算通りの茶番だ。

中村 公信さんの写真
 

 

徳永みちお @tokunagamichio  2016年5月25日
安倍首相「日米地位協定については、あるべき姿を不断に追及していく」と。。。意訳すると日米地位協定の改定はやらないということ