手話訳聖書製作、全巻完成を目指して
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投稿日：2018年4月30日 更新日：2018年5月1日
手話訳聖書ＤＶＤは２０１８年２月、最新刊の「ルカによる福音書１１～１８章」「同１９～２４章」が発刊され、四福音書のすべての翻訳が完了した。現在、引き続いて「テモテへの手紙１・２」「ユダの手紙」「ヨハネの手紙１・２・３」の順に翻訳作業が進められている。
手話訳聖書製作風景
手話訳聖書とは、手話通訳者が指や手、表情を使って聖書本文を聞こえない人に伝えるのを撮影した動画で、ＤＶＤやユーチューブ、スマートフォン・タブレット用無料アプリ等で頒布されている。日本ろう福音協会のホームページから手話訳聖書の動画が見られる。
手話訳聖書
現在、聖書全巻の３１％（旧約１６％、新約７３％）の手話翻訳が完成している。旧約６巻で、創世、出エジプト、レビ、ルツ、ヨナ、エステル。新約１４巻で、マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ、使徒、ガラテヤ、エフェソ、フィリピ、コロサイ、テサロニケ１・２、テトス、フィレモン、ヤコブ。しかし、約３分の２が未完成で、全巻完成まであと約１５年かかるロング・プロジェクト。
手話訳聖書最新刊
日本聖書協会では、日本ろう福音協会によって進められている手話訳聖書の製作を資金面で支えている。
世界のどの国でもまだ完成していない手話訳聖書の全巻完成のため、広く協力を求めている。
