夏山の一日は変化に富んでいます。
日の出前、下界は雲海に包まれ、高い山だけが視界に確認できます。
日が昇るにつれ、ガスが立ちこめ山々は見えたり見えなかったり、午後にはまったく視界がさえぎられることもあります。こんな時、雷鳥が姿を現したりします。
そして日が沈む頃、再び雲海となり、雲が素晴らしい造形美を見せることがあります。
初めの写真は、夕暮れ時の仙丈ヶ岳、下は翌日の日の出後の仙丈です。
南アルプス仙丈ヶ岳は、北岳の隣に位置し、裾野の広い3000m級の山です。
頂上へのアプローチは緩やかですが、長い道のりです。
35mmF2.0は全体の雰囲気を表現するにはいいですが、山を正面から撮るには50mmの方がむいているように思います。
ニコンFE。ニッコール50mmF1.4S 35mmF2 Kodachrome
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