メンバーが変わって議会の雰囲気も変わりました。
今回の一般質問ですが、
「参加医療の現状と対策」「今後の地域運営の仕組みについて」という大きくは2点について質問をしました。
1点目の「産科医療の現状と対策」については、8月から日赤の分娩制限が始まっていますが、その現状の把握状況と、以前から提言したきた支援策についての取り組み更なる支援について、今後の医師確保策について質問しました。
問 8月から安田・鎌手地区の方々を対象とした益田赤十字病院の分娩制限が始まっている。現状をどう把握しているか。
答 現在までに益田赤十字病院から紹介された方は7名で、8月から12月までの紹介者は26名、1月から3月までの方は28名が該当となっている。
浜田医療センターに紹介された妊産婦の方々からは、不安であったが、丁寧な対応をして頂いたとの声を頂いている。
産科については、島根大学の医局も産婦人科医が約10名と少ない中で、益田圏域のために応援をして頂いている。是非ご理解を頂きたい。
問 通院費の助成についてはどう検討してきたか。答 他の医療機関に紹介された妊婦さんの通院費等の支援額は、列車の便数も限られていることから、特急利用も想定し、運賃に特急料金を加算し、初診料も加味して基準額を設定した。
→妊産婦等通院費助成事業が創設されました!
新たに妊産婦等通院費助成事業として1,736,000円が9月補正予算で可決となりました。
益田赤十字病院以外の医療機関で検診及び出産を余儀なくされる妊産婦へ紹介された医療機関までの通院費等を補助する制度です。
問 産科医療も含め、医療の現状を知ってもらうための更なる取り組みが必要と思うが。
答 例えばひとまろビジョンで特別番組を制作してもらい、それをDVDにしたものなど、映像も活用して現状を知ってもらう取り組みなども必要と思っている。
6月定例会でも産科医療の問題に触れましたが、まちづくりの根幹に関わる大きな問題であるだけに引き続いて経過を追っていく必要があると思っています。
この後の総務委員会において、医師を招く取り組みも大切ですが、今ギリギリの状況で分娩を支えて頂いている医師の方々への支援やお手伝いに来て頂いている島大の先生方への支援の必要性についても検討すべきと提案しています。
益田圏域全体の問題ですので、津和野町・吉賀町とも連携しながら広域での支援策も更に検討していって頂きたいと思います。
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