去る4/21に、駒込中学・高校の入試報告会に行ってきました。
東京の文京区にある駒込高校。
当塾からは1時間半ぐらいかかりますが、本年度は2名の生徒さんが進学しました。
当塾は、埼玉の北東の端にあるので、最初は駒込高校の名前を出しても、
「え?どこ??知らない…」
という人が多いのですが、説明会に行くなどすると、
まるで魔法にでもかかったかのように、
「駒込高校へ行ってみたい!」
という生徒さんがあらわれてきます。
駒込高校にはそれだけの魅力というか、もしかしたら魔力?(笑)のようなものが潜んでいるのかもしれません。
その魅力の源泉となっているのが、校長の河合先生です。
ここ数年、説明会というたびに訪れて河合先生のお話を聞いていますが、
何度聞いても、毎回本当に大きな刺激を受けるお話ばかりです。
目の前の生徒さんのために頑張ることはもちろん大切なことですが、
今だけでなく、先を見据えて生徒さんたちを導いていく、
その大切さを教えていただいているような気持になります。
私が中学生だった30年前のころは、
高校選びといえば偏差値によって選ぶのが一般的でした。
言い方を変えれば、どこも同じような内容なので、差は偏差値ぐらいだったといういい方ができるかもしれません。
それから30年。
今は同じ偏差値でも、学校によって教育内容は様々です。
偏差値という数字だけを見て選ぶ高校選びではなく、
その学校を深く知ったうえで選んでいく時代になったともいえます。
↑国際教養コースの生徒さんによる卒業論文集。
32人370ページにも及ぶ力作。高校生でここまで書けるのはすごい。
その意味でも駒込高校は、
国際教養コースや理系先進(来年度から名称変更予定)コースなど、
普通科の高校でありながら、独自のカリキュラムを持ったコースを展開しています。
そういった個性のあるコースには、個性あふれる生徒さんが集まるようで、
理系先進コースからは、会社を立ち上げる生徒さんが出ているそうです。
また当塾から駒込高校の国際教養コースに進学した生徒さんは、
韓国の大学(延世大学)に進学したと聞き、驚いたのを覚えています。
志望校選びというと、偏差値という数字が独り歩きしてしましますが、
数字だけで学校選びのではなく、その学びの内容をしっかりと知っていくことが大切だと思います。
駒込高校には魔力にも似た不思議な魅力があるように思います。
皆さんがその魔法?にかかるかどうかは分かりませんが、
一度訪れて話を聞くだけでも面白いのではないかなと思います。