先日、本年度はじめての定期テストが行われて、結果もそろってきました。皆さんの結果はいかがだったでしょうか。
先日のブログにも書きましたが、本当に大切なのはここからです。一つの結果が出たら、そこから何を学び次につなげていくのか、それが大切だと思います。それができるかどうかで、次が決まってくる、そんなふうに言っても過言ではないかなと思います。
スポーツチームなどでは、試合の後によく反省会などを行っていると思います。
野球でもバスケでもサッカーでも、きっと強いチームほど、そういうことをおろそかにしないでしっかりとやっているのではないかなと思います。
その反省会をやるときには、きっと勝ち負けは関係ないはずです。勝っても次への課題を考えるし、負けても同じだと思います。
スポーツの世界では、きっとこういうことは日常茶飯事のように行われているのではないかなと思います。
では翻って、勉強ではどうでしょうか?
もしかしたら、結果だけ見て答案用紙はほったらかし、なんてことはありませんか?スポーツの時にはできた課題を見つけるための反省会が、勉強になったとたんにできていない、そんなことはありませんか?
勉強に強くなるためには、スポーツと同じく課題をあらいだすための反省会が必要だと思います。
テストが終わった直後の、その時の思い、それを記録しておくことが大切です。人はしばらくたつと忘れてしまいます。あの時に悔しいと思ったことも、次には頑張るぞと思ってたことも、時間がたつと忘れてしまします。だからこそ、忘れないうちに自分の思いを書き留めておくことが大切です。そして忘れないうちに、習慣化してしまうことも大切だと思います。
1年生は今回が初めてだったのでわからなことだらけだったと思います。
でも、一度経験してみれば、どんな学習が大切で、どんなところに注意して勉強すればいいのかがわかると思います。その分かったことが新鮮なうちにメモに残しておくことが大切です。
課題を洗い出すときのポイントはいくつかあると思いますが、特に気を付けておいてほしいのは、いかのようなところです。
・思い出す練習をしたか⇒覚えただけではダメ。思い出せてはじめめて得点になる・思い込みをしていないか⇒「こんなところ出るとは思っていなかった」「ワーク以外からでるとは思っていなかった」「この分野がこんなに出るとは思っていなかった」などを言った人は注意。・時間内に終えられたか⇒テスト前に「とりあえずやった、できた」だけでは危険。繰り返しの練習をして早く解けるようになろう・試験範囲表をちゃんと読んだか⇒試験範囲表をちゃんと読まないと思い込みにつながる。学習したところから線を引くなどしてみよう・幅広く学習したか⇒特に3年生は、入試問題などから出題もされるので「ワークをやっておいたから大丈夫」は危険。塾の定期テスト対策を活用して幅広く学習を
もちろんこれ以外にもたくさんあると思いますが、今回の皆さんの反省を聞いていると、この辺りが多く聞こえてきたように思います。
いま塾では授業の中で一人一人の生徒さんと反省会を行っています。とくに今回が初めてだった1年生は、これからにつなげていけるように少し時間を取って反省会をしています。
ここで次への課題をしっかりと洗い出して、次へつなげていくように心がけていきましょう!