頭の上に数字が浮かぶ??
上のイラストのように、
何の話??と思われたみなさんも多いハズ。
上のイラストのように、
「頭の上に"はてな"が浮かぶ」
というのは、よくわからない状態を表す例えとして、たまに聞くとがあります。
では「頭の上に数字が浮かぶ」とはどんな状態なのか?
実はこれは、私が生徒さんを指導をする際に、
「それぞれの生徒さんが取れる可能性のある『偏差値』を思い浮かべながら指導をしている」
ということを例えた言い方なのです。
その数字、実は根拠はありません。
ただの私のカンです。
とはいっても、今年でこの仕事を初めて31年目。
初めて教える生徒さんでも、何回か教えていると、
「この子なら、これくらいの偏差値は取れそうだな」というのがおぼろげながら分かってきます。
データがあるわけでも、なにかテストの数字を参考にして考えるわけでもなく、全くの私の勘なのですが、
不思議と出てくる数字には、自分なりに自信があります。
ただ時に、その数字は突拍子もない数字であることもあります。
今の偏差値よりも、5とか、人によっては10も上の数字が思い浮かぶときもあります。
「この位の数字を目標にしてみようか」と話すと、話された生徒さんのほうが驚く、そんなこともあるくらいです。
でも私は、生徒さんの中に可能性を見ています。
まだ荒削りだけれども、磨けば伸びるなとか、
この理解力ならば、復習する習慣がつけば、ここまでは伸びるな、とか
ノートのまとめ方や学習方法を工夫すれば、ここまでは伸びるだろう、とか
皆さんの中に垣間見れる可能性を数字にしています。
現状の学習がうまく行ってないからといって、否定されたり、諦めてしまうのはもったいないことだと思います。
確かに現状は良くないかもしれない。
でも私から見て、「あなたが持っている潜在的な力はこれくらいだと思うよ」という数字を示すことで、
みなさんが自らの可能性を切り開いていく、
そんなきっかけになればいいかなと思います。