blog ちぎょらく

煉瓦・煉瓦刻印・軍の遺構・近代建築など明治・大正・昭和の歴史に関心が有りブログでアップしていく予定です。

この前の山歩きで思った事

2008-08-04 23:30:41 | アウトドア

いろいろ有りました。

14年前は駅からダイヤモンドトレールを歩いたのですが、今回はヒエ谷を通り(三石山の山頂は行きませんでしたが)この辺りは自然林もあり杉植林もしっかりしている山でした。

林道高山線まででるとしっかりした林道でした。でも縦横無尽に林道が敷かれ自分の位置が確認しにくいほど・・・南葛城分岐までは何とか迷わずいけましたが。

でもここまで林道の整備って必要なんでしょうか?別に山やその周辺の行政にまで口出しするつもりはありませんが・・・とにかく立派な林道を通せば山がその分犠牲になります。最小限でも良いのではと思うのですが・・・そう思うことはここだけの話ではありません。

南葛城分岐から岩湧山までダイヤモンドトレールです。

この辺りは今までも何回か訪れた事があります。稜線上の道はほぼ昔のまま、でも見晴らしを良くする為に天然の下草や樹木が至るところで刈られていました。

岩湧山の茅場の手前では立派なトイレが出来ていました。

岩湧山から出会い橋に下り、光滝は駐車料金1000円、環境保全料一人100円で子供たちが水遊びをしていました。

御光滝に行こうとすると蔵王峠に至る道が工事中で通行不可だと言われましたが、奥に抜ける事を警備員さんに交渉すると今日は工事が休みなので歩きならばと許可を頂きました。

で御光滝は私一人の独占でした(笑)

御光滝から千本杉峠に至る道はハイカーも少ないのか少し荒れていましたが・・・三国山に至る登りはコンクリート製で嫌になるほどの坂でした。

三国山から鍋谷峠の道を歩いていた時、遠くから見れば大きなウサギが地面を掘っているように見えたのですが近づいて見ると大きなブルドッグではありませんか!?

「でかい!襲って来ないかな?なんでこんなところに居るんや?」

「吼えるが近寄ってこないので大丈夫かな、逃げたら追っかけてくるかも?」

吼えるブルドックの前を近づきもせず逃げもせず何とか無事通過。

一難去ってまた一難。また同じような大きさのブルドック?なんでや~!?と思いながらも・・・・

こちらの方は足が怪我してる様子で大丈夫みたい。林道の端に座りこっちを向いて悲しい顔(少なくとも私にはそう思えた。)をしながら吼えていました。

無事通過。

しばらく行くとニワトリが二羽(冗談では有りません^^;)。

なんでこんなところにブルドックやニワトリがおるねんな?そういえば不法投棄が多いし・・・・誰かが捨てたのか?うむ・・・・誰がすてたんや。動物をこんな山の中に捨てるな!

鍋谷峠から大石ヶ峰の道はオフロードバイクで山の中が荒らされています。以前から知ってましたが・・・今回は山の改修工事と称してブルドーザーで潰してました。

和泉葛城の出口ではオフロードバイクが入らないようにゲートが有りましたが。その横をすり抜けて入った居るような跡が・・・

荒れた山道、縦横無尽にある林道、観光化されすぎた登山道、不法投棄のゴミしかも動物まで、オフロードバイクによる荒れた道・・・考えさせられる事が多過ぎます。

みんな、山を「おもちゃ」みたいにしか考えてないんと違うやろか?