2012年の1月9日(月)に成人式を迎えた多賀内奈苗が父親にしたおねだりは、五歳の時に事故で亡くなった双子の姉・香苗の仏壇を復帰させることだった。
そして仏壇を出したその日から、母親の若葉は香苗が死んだ1996年同日の夢を見るようになった。
もし、不幸が起こる前に未来の自分が過去の自分へ、その事実を伝えることができたなら。
これはそういう話なのですが、さて、普通の人は伝える側も伝えられる側も、ここまで掘り下げてその後の経過を考えることができるのでしょうか?
奈苗といい、若葉といい、実はとても冷静で良心的で頭のいい人たちだと思います。
それに坂井さん、あなたが一番ぶっ飛んでますね(褒めてます)。
読後感としては、ここに出てくる登場人物全員の幸せを願わずにいられない。
そんな物語でした。
そして仏壇を出したその日から、母親の若葉は香苗が死んだ1996年同日の夢を見るようになった。
もし、不幸が起こる前に未来の自分が過去の自分へ、その事実を伝えることができたなら。
これはそういう話なのですが、さて、普通の人は伝える側も伝えられる側も、ここまで掘り下げてその後の経過を考えることができるのでしょうか?
奈苗といい、若葉といい、実はとても冷静で良心的で頭のいい人たちだと思います。
それに坂井さん、あなたが一番ぶっ飛んでますね(褒めてます)。
読後感としては、ここに出てくる登場人物全員の幸せを願わずにいられない。
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