ネットオークションで、面白そうと思って入札したところ、落札できて届いたもの。
ご覧のように、題箋はは貼り直されているようで、何も書かれていません。下に赤く何やら文字が見えますが、よくわかりません。
表紙を開くと、見返しには何もなく、扉もありません。内題もないわけで。
ただ、
にあるように、徳島県山口小学校印、とあり、その上には、山口東小学の印もあります。書名は「小学入門教授書」とあり、教師用のものであろうとは思います。
イロハ順に平仮名と変体仮名が示され、朱でその機嫌の漢字も書かれています。後で書き込まれたように見えます。
カタカナの方は、五十音順に並んでいます。カタカナの起源が発音記号だったと言うこともあるのでしょう、発音の種類で整理してあります。
それに次いで数字。
算用数字には英語の発音がカタカナで書かれています。ローマ数字まで扱われています。どこで使うのかと言う記載もあるのがすごい。
面白いな、と思ったのは、加算九九諳誦読み方と言うもの。
「一に一たすの二」。つまり、助詞は、「と」ではなく「に」が選択されており、「は」は現れず「の」が使用されていると言うこと。掛け算の方の九九は、今と同じ読み方になっています。
数の次は、単語図です。
単語の次は連語。
連語の次は図形。
図形の次は色。
色の次は体操。
体操の次は、心得。
心得の次は問答。
そして、巻末へ。
裏表紙には、
明治8年。1875年。 学制発布が1872年。
似たものはネット上で見つからんな。
これとも違う。
直接研究に関係あるわけじゃないんだけど、まあ時間があるときに、少し調べてみようかな。
面白いものが、手に入るもんだわ。
ご覧のように、題箋はは貼り直されているようで、何も書かれていません。下に赤く何やら文字が見えますが、よくわかりません。
表紙を開くと、見返しには何もなく、扉もありません。内題もないわけで。
ただ、
にあるように、徳島県山口小学校印、とあり、その上には、山口東小学の印もあります。書名は「小学入門教授書」とあり、教師用のものであろうとは思います。
イロハ順に平仮名と変体仮名が示され、朱でその機嫌の漢字も書かれています。後で書き込まれたように見えます。
カタカナの方は、五十音順に並んでいます。カタカナの起源が発音記号だったと言うこともあるのでしょう、発音の種類で整理してあります。
それに次いで数字。
算用数字には英語の発音がカタカナで書かれています。ローマ数字まで扱われています。どこで使うのかと言う記載もあるのがすごい。
面白いな、と思ったのは、加算九九諳誦読み方と言うもの。
「一に一たすの二」。つまり、助詞は、「と」ではなく「に」が選択されており、「は」は現れず「の」が使用されていると言うこと。掛け算の方の九九は、今と同じ読み方になっています。
数の次は、単語図です。
単語の次は連語。
連語の次は図形。
図形の次は色。
色の次は体操。
体操の次は、心得。
心得の次は問答。
そして、巻末へ。
裏表紙には、
明治8年。1875年。 学制発布が1872年。
似たものはネット上で見つからんな。
これとも違う。
直接研究に関係あるわけじゃないんだけど、まあ時間があるときに、少し調べてみようかな。
面白いものが、手に入るもんだわ。