そんなに詳しいわけでもないのですが、
大学院時代に読んだ朝鮮司譯院の『三譯総解』(朝鮮王朝が満州語通訳を養成するために使ったテキスト)のことも頭にあって、
大学院の授業で、『捷解新語』を取り上げました。こちらは、日本語通訳を養成するためのテキストです。
結局、書き方は同じなのね。学習言語が書かれていて、そのとなりにハングルが発音を示しながらふられ、一文ずつ、譯が施されているという形式。
場面シラバスだよねー、といいつつ、数行読んで、
それから、『日語読本』(1907年)の解説に移りました。
こちらも、「光武」という、大韓帝国の元号の話、冊封関係が終わって清王朝の元号を使わなくなったという話や、
韓国にある独立門が、対日ではなく、対清王朝で作られている話、そこからさかのぼって、朝貢貿易の話など、話題は広がる一方。
で、院生さんが高校時代に世界史を選択していたというのに、「朝貢」という言葉を知らないことがわかって戸惑うこともあって、まあ、いい体験でした。
来週からは、日本語の教科書を読んで解説していきます。
大学院時代に読んだ朝鮮司譯院の『三譯総解』(朝鮮王朝が満州語通訳を養成するために使ったテキスト)のことも頭にあって、
大学院の授業で、『捷解新語』を取り上げました。こちらは、日本語通訳を養成するためのテキストです。
結局、書き方は同じなのね。学習言語が書かれていて、そのとなりにハングルが発音を示しながらふられ、一文ずつ、譯が施されているという形式。
場面シラバスだよねー、といいつつ、数行読んで、
それから、『日語読本』(1907年)の解説に移りました。
こちらも、「光武」という、大韓帝国の元号の話、冊封関係が終わって清王朝の元号を使わなくなったという話や、
韓国にある独立門が、対日ではなく、対清王朝で作られている話、そこからさかのぼって、朝貢貿易の話など、話題は広がる一方。
で、院生さんが高校時代に世界史を選択していたというのに、「朝貢」という言葉を知らないことがわかって戸惑うこともあって、まあ、いい体験でした。
来週からは、日本語の教科書を読んで解説していきます。