恋愛編の最後はエポニーヌ。
レミゼに登場する人物の中でも
歌唱シーンはありませんが、可愛い洋服を身につけマダム・テナルディエに愛されコゼットを軽蔑の目で見るという場面になっています。
しかしバルジャンに引き取られお嬢様に成長したコゼットと違い、大人になったエポニーヌは泥臭い毎日を過ごしていました。
街での悪事に加担させられ、
彼を一途に想い続けていますが、肝心のマリウスは全く気づいておらず相手にされません。(二人の初歌唱シーンはマリウス編で紹介した通り)
遂には、エポニーヌの目の前でマリウスが恋に落ちてしまいます。
しかも相手は宿屋で一緒に暮らしていたコゼットだと気づき愕然とします。
『エポニーヌの使い走り』の前半部分
コゼット 思い出す
コゼット 変わった
惨めな今の私を見て
(マリウス編で紹介したシーンに続く)
エポニーヌからすれば相当な衝撃だったでしょう。
自分に嘆くことなくいきていたエポニーヌが、まざまざと運命の違いを見せつけられたのです。
マリウスが恋の喜びを語る様子に複雑な思いを抱きながらも、彼に頼られる喜びに逆らえないエポニーヌ。
『こんなもんよ 私の恋
もう一度載せるのでぜひエポニーヌの気持ちになった見てください
燃える太陽の矢が胸にとびこんだ
そして僕の人生に天使たちの音楽
エポニーヌ君のおかげだよ
僕をここへ連れて着てくれた
僕は飛ぶよ虹の空へ
突き刺さる彼の言葉が
彼が求めたら捧げてしまう
みんな あげていいの
熱く命に触れた人
行こう待つわ
このシーンのエポの表情がとにかく好き。
映画だとより表情が観れるのでおすすめです。
『エポニーヌ 君のおかげだよ』
そしてこの最後の一節、原歌詞では
Waiting near
Waiting here
というめちゃくちゃ美しい対比になっています。
コゼットが近くで待ってくれているというマリウスに対し、私はここで待っていると呟くエポニーヌ。
コゼットを渡す時に払われた金額に納得していないテナルディエは、バルジャンを脅迫して大金を得ようと企んでいました。
そんな絶体絶命の状況をエポニーヌが身体を張って救います
『プリュメ街の襲撃』
テナルディエ:茶 テナルディエの仲間:灰色
エポニーヌ:オレンジ
(家の前にいたエポニーヌに気づく)
てめえの子が
怪しい男がいたがもう逃げたと安心させようとします。
しかもそれを大好きなマリウスに見られているわけですから…
このあと、登場人物がそれぞれの思いを歌う『ワン・デイ・モア』で1幕が終わります
レミゼに登場する人物の中でも
トップを争う人気。
女性キャラの中では1位だと思います
好きな人に振り向いてもらえず、
女性キャラの中では1位だと思います
好きな人に振り向いてもらえず、
劇中で死んでしまうという運命に
心打たれる人が多く、私もその一人。
ソロ曲も高い人気を誇っており、
心打たれる人が多く、私もその一人。
ソロ曲も高い人気を誇っており、
レミゼ人気を支える重要キャラです。
ちなみに映画でエポニーヌを演じたのは
ちなみに映画でエポニーヌを演じたのは
サマンサ・バークス
彼女は舞台でも長くエポニーヌ役をしており、ミュージカルファンとしても嬉しい抜擢でした。
初登場はコゼットと同じく幼少期。
宿屋で悪事を働くテナルディエ夫妻の実の娘であるエポニーヌは、女中としてこき使われるコゼットと違いとても大切に育てられました。
彼女は舞台でも長くエポニーヌ役をしており、ミュージカルファンとしても嬉しい抜擢でした。
初登場はコゼットと同じく幼少期。
宿屋で悪事を働くテナルディエ夫妻の実の娘であるエポニーヌは、女中としてこき使われるコゼットと違いとても大切に育てられました。
歌唱シーンはありませんが、可愛い洋服を身につけマダム・テナルディエに愛されコゼットを軽蔑の目で見るという場面になっています。
しかしバルジャンに引き取られお嬢様に成長したコゼットと違い、大人になったエポニーヌは泥臭い毎日を過ごしていました。
街での悪事に加担させられ、
汚い仕事をする日々。
身体や洋服も薄汚れており、
可愛いドレスを着ていた子と同人物とは
身体や洋服も薄汚れており、
可愛いドレスを着ていた子と同人物とは
思えないほど惨めな暮らし。
しかしエポニーヌはその運命を嘆くことなく気丈にいきていました。
しかしエポニーヌはその運命を嘆くことなく気丈にいきていました。
正確に言えば、どんな手を使っても生き抜こうとするずる賢い両親を見ていて
自分の人生に希望や楽しみを見出せなくなっていたんだと思います。
気が強く隙を見せないエポニーヌですが、一人だけ叶わない相手がいます。
それがマリウスです。
自分の人生に希望や楽しみを見出せなくなっていたんだと思います。
気が強く隙を見せないエポニーヌですが、一人だけ叶わない相手がいます。
それがマリウスです。
彼を一途に想い続けていますが、肝心のマリウスは全く気づいておらず相手にされません。(二人の初歌唱シーンはマリウス編で紹介した通り)
遂には、エポニーヌの目の前でマリウスが恋に落ちてしまいます。
しかも相手は宿屋で一緒に暮らしていたコゼットだと気づき愕然とします。
『エポニーヌの使い走り』の前半部分
コゼット 思い出す
コゼット 変わった
惨めな今の私を見て
(マリウス編で紹介したシーンに続く)
エポニーヌからすれば相当な衝撃だったでしょう。
マリウスが一目惚れしてしまっただけでしんどいのに、その相手が昔自分より惨めな暮らしをしていたはずのコゼット。
自分に嘆くことなくいきていたエポニーヌが、まざまざと運命の違いを見せつけられたのです。
マリウスが恋の喜びを語る様子に複雑な思いを抱きながらも、彼に頼られる喜びに逆らえないエポニーヌ。
『こんなもんよ 私の恋
笑っちゃうわねほんと』
となげやりになるんですが、
となげやりになるんですが、
何かを恨んだりすることなく
じっと耐える姿に切なさを感じます。
そして、彼の役に立ちたい、
じっと耐える姿に切なさを感じます。
そして、彼の役に立ちたい、
頼られたいという一心でマリウスを
コゼットの家に案内します。
以前も紹介した『プリュメ街』の後半部分
もう一度載せるのでぜひエポニーヌの気持ちになった見てください
燃える太陽の矢が胸にとびこんだ
そして僕の人生に天使たちの音楽
エポニーヌ君のおかげだよ
僕をここへ連れて着てくれた
僕は飛ぶよ虹の空へ
突き刺さる彼の言葉が
彼が求めたら捧げてしまう
みんな あげていいの
熱く命に触れた人
行こう待つわ
このシーンのエポの表情がとにかく好き。
映画だとより表情が観れるのでおすすめです。
『エポニーヌ 君のおかげだよ』
と言いながらマリウスはエポの手を取ります。思わず顔がほころぶんですが、彼はすぐに手を離しコゼットへの気持ちを歌います。
改めて現実に気づき笑顔が消えるエポニーヌ。この一瞬のやりとりが本当に大好きなのでぜひ見てくださいね、、、
改めて現実に気づき笑顔が消えるエポニーヌ。この一瞬のやりとりが本当に大好きなのでぜひ見てくださいね、、、
みんなあげていいの、という台詞からも
エポニーヌにとって生きる希望や活力は
きっと彼にあるんだろうなと言うのが伝わってきて切ないですね。。
そしてこの最後の一節、原歌詞では
Waiting near
Waiting here
というめちゃくちゃ美しい対比になっています。
コゼットが近くで待ってくれているというマリウスに対し、私はここで待っていると呟くエポニーヌ。
たった一瞬の歌詞ですが本当に美しい…
そして、マリウスはコゼットと再会し
そして、マリウスはコゼットと再会し
『心は愛に溢れて』を歌います。
エポニーヌはその様子を塀の外からずっと見ていました。
エポニーヌはその様子を塀の外からずっと見ていました。
歌の後半、裏メロとしてエポニーヌが参加します。恋の喜びに燃える二人と、恋の終わりに打ちひしがれるエポニーヌの対比が見事な場面です
マリウス:緑 コゼット:ピンク
マリウス:緑 コゼット:ピンク
二人:赤 エポニーヌ:オレンジ
この愛を(片思いだわ)
この愛を(仕方ないのね)
一目で感じた 私も(私は一人)
いつも いつも(何か 何か言って)
夢ではない(この愛は)
夢ではないよ/わ(夢なら消えた)
最後の音、コゼットの高音と合わさるハーモニーが本当に美しくて切なくて…
しかしこのあとピンチが訪れます。
エポニーヌの父、テナルディエがバルジャンの家を嗅ぎつけ部下を連れてやってきたのです。
この愛を(片思いだわ)
この愛を(仕方ないのね)
一目で感じた 私も(私は一人)
いつも いつも(何か 何か言って)
夢ではない(この愛は)
夢ではないよ/わ(夢なら消えた)
最後の音、コゼットの高音と合わさるハーモニーが本当に美しくて切なくて…
しかしこのあとピンチが訪れます。
エポニーヌの父、テナルディエがバルジャンの家を嗅ぎつけ部下を連れてやってきたのです。
コゼットを渡す時に払われた金額に納得していないテナルディエは、バルジャンを脅迫して大金を得ようと企んでいました。
そんな絶体絶命の状況をエポニーヌが身体を張って救います
『プリュメ街の襲撃』
テナルディエ:茶 テナルディエの仲間:灰色
エポニーヌ:オレンジ
(家の前にいたエポニーヌに気づく)
てめえの子が
なぜいるのかわかんねえのか
エポニーヌ帰れ
エポニーヌ帰れ
お前なしでここはやれるぜ
銭などないよ 知ってるのさ
爺さんと娘 ケチな暮らしさ
邪魔するつもりか 余計なこと言うなよ
(エポニーヌを押さえつける)
悲鳴をあげるよ さあ
あげなよ 後悔させるぞ
(悲鳴をあげるエポニーヌ)
このアマ舐めるな
後悔させるぞ
こいつは任せろ 下水道へ逃げ込め
(逃げるテナルディエ達)
(マリウス・コゼットが出てくる)
やつらは逃げたよ 助けてくれたね
ねえコゼット この子が案内してくれた
誰かの足音 隠れよう
バルジャンが降りてきたため、
マリウスはエポニーヌとともに急いで門の外へ逃げ、コゼットは庭に残ります。
この時門を閉める瞬間、
銭などないよ 知ってるのさ
爺さんと娘 ケチな暮らしさ
邪魔するつもりか 余計なこと言うなよ
(エポニーヌを押さえつける)
悲鳴をあげるよ さあ
あげなよ 後悔させるぞ
(悲鳴をあげるエポニーヌ)
このアマ舐めるな
後悔させるぞ
こいつは任せろ 下水道へ逃げ込め
(逃げるテナルディエ達)
(マリウス・コゼットが出てくる)
やつらは逃げたよ 助けてくれたね
ねえコゼット この子が案内してくれた
誰かの足音 隠れよう
バルジャンが降りてきたため、
マリウスはエポニーヌとともに急いで門の外へ逃げ、コゼットは庭に残ります。
この時門を閉める瞬間、
エポニーヌとコゼットの目が合います
(後にも先にも二人が会うシーンはありません)
叫び声を聞いて出てきたバルジャンに
(後にも先にも二人が会うシーンはありません)
叫び声を聞いて出てきたバルジャンに
状況を聞かれ、コゼットは咄嗟に自分の
悲鳴だと説明。
怪しい男がいたがもう逃げたと安心させようとします。
しかし、それを聞いたバルジャンは
ジャベール刑事がやってきたのだと誤解し
身の安全に危機が迫っていると判断
娘を連れて外国に逃亡することを決め、
コゼットに、支度をするよう言いつけます。
コゼットは抵抗しますが聞いてもらえず、マリウスと別れることになるのでした。
エポニーヌが勇敢に戦う場面ですが、
実の父が盗みに入る姿に、ますますコゼットとの差を見せつけられる苦しい場面です
エポニーヌが勇敢に戦う場面ですが、
実の父が盗みに入る姿に、ますますコゼットとの差を見せつけられる苦しい場面です
しかもそれを大好きなマリウスに見られているわけですから…
このあと、登場人物がそれぞれの思いを歌う『ワン・デイ・モア』で1幕が終わります