フェアリーベル

名前どおり妖精のように舞い降りてくれた小雪。楽しくて幸せな時間は大切な宝物。二代目すずとの日々も始まりました。

虹の橋

2021-08-07 15:04:17 | 日記

 

 

今朝の海散歩、早朝でもお日様が照って、相変わらず暑~い!

いつもの砂浜に座って海を見てたら、ピーカン晴れているのに、サーっと雨が降ってきました。

どうせ汗びっしょりだからと思い、そのまま座っていたら、すぐに雨は止み、大きな虹が

 

 

 

小雪と海に来た時に雨が降ったことはほとんどなく、虹を見た記憶はありません。

またまた小雪はかあちゃんに見せてくれましたねえ

ありがとね。

 

虹の橋の向こうで、お盆に帰る準備をしてるのかなあ。

ま、いつもちょくちょく帰っているようだけど、やっぱりお盆は特別だから、

空のお仕事ちゃんと済ませて帰っておいで

 

 

ところで小雪にお空で探してほしいこがいます。

かあちゃんがどうしても忘れられないこです。

 

もう半世紀も前の事。

かあちゃんは「エス」と名付けた物静かな野良ちゃんと仲よしになりました。

シェパードとゴールデンをミックスしたような感じで、小柄で可愛い、おとなしいこでした。

遠く離れていても、「エス!」と呼ぶと走ってくるようになり、

魚肉ソーセージをあげたり、小学校の校庭で走って遊びました。

身体をまっすぐにしてものすごいスピードで走る姿はとても綺麗だったなあ。

ところがある日、近所の友達から、「エスが連れていかれた。」と聞きました。

その当時は保健所の野犬狩りが行われていて、エスもその対象になってしまったのかもしれません。

小学生だったかあちゃんは状況がはっきりと理解できずに、ぽっかりと胸に穴が開いたような思いでいました。

 

時が流れ、大人になってから、エスのことをよく思うようになりました。

エスは、小雪のように海で遊んだこともなく、お布団の上で眠ったこともなく、

美味しいごちそうを食べたこともなかったんだよね。

「嬉しい!」「楽しい!」と感じたことはあったんだろうか。

小さなかあちゃんと校庭を走っている時、一瞬でも「嬉しい!」「楽しい!」って思っただろうか。

 

お盆が近づき、小雪を想うと同時に、

あの時何もしてあげられなかったけれど、

エスのことをずっと覚えていて、想っている人間がひとりいることを伝えたいなあと思うのよ。

 

 

 

小雪、お願いばっかりしてほんとに悪いんだけど、

もしも、もしも虹の橋のところに「エス」がまだいたら、エスを連れて一緒にかあちゃんの所へ帰ってきてね

たくさんごちそうを準備しておくよ。

楽しいお盆になるといいね

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (6)
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