とうとう私の誕生日

私の誕生日が近づいてきた。
伴侶が何か欲しいものはない？と聞いてくれるのだが、すぐには思いつかない…。
見たいものは普段から沢山あるので、せめてウインドウショッピングが出来れば、と出かけることになった。

車に乗った子供たち、なぜか仲良く横になっていると思ったら少しちらついてきた雪をこの体勢になって眺めていた。
「木が横になっている…」「家が変…」などと二人で話しながら。
こうしているととっても仲良しな感じがするのだが…。

二人のリクエストで（私の意志はこの際後回しになるのだ）、蟹を食べに行くことになった。
席に着くなり「懐かしい～、懐かしい～。」と連発のいっくん。
蟹は嫌いだったはずなのに、えらい喜びようである。
やはり6歳になって、好き嫌いが減ってきた様子。

朝沢山食べたと思った子供たちだったが、子供用のご膳を目の前にしたところ、がつがつと食べ進み、あっという間に完食。
大人を追い抜かして「美味しい、美味しい」と食べた。
こいちゃんなどは、私の炊き込みご飯までとって食べるほどの勢いであった。

ご機嫌の子供たちは店を出るときにもらった蟹のお面を頭に付け、大喜び。
いつの間にか「蟹、嫌い！！」といっていたいっくんも蟹大好きになってくれたようである。

私が行きたかったウィンドウショッピングに入ったつもりだったが、子供たちの「遊びたい！」「退屈イヤ！」パワーに押されて、結局いつもどおり…。
子供たちを遊ばせ、日用品を買って帰宅である。

天気も良く、美味しいものを食べられて、子供たちの笑顔も沢山見られたので、まぁ、よしとするべきか！？