Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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時間のかかる部分を進めております

2012-05-15 14:05:20 | Honda NSX 1/12
先日塗装をしておいたホイールですがシルバーを塗って数日間乾燥させておきました。
その後クレオスの缶のクリアーをブラシに出してクリアコートしておきました、シルバーは塗膜自体が弱く少しこすれただけで傷が付いたり色が変わったり致しますのでそれを防止する為です。
もちろんシルバーが傷付いた場合は下地から塗り直さないと直りませんからね~。
それはセンター部分も同じ事でして最終的にはクリアー仕上げになっております。
センターキャップはホンダのマークのHのロゴが凹みモールドになっていますのでその部分にブラックをさしておきます。と言ってもそれはそんな難しい事では有りませんさす塗料はエナメル塗料をさしますので多めに塗っておいて後で溶剤を付けた綿棒で拭き取れば問題なく綺麗になります。問題が有るのは凹みの部分にしっかりと塗っておく事ですね、特に凹みの側面の部分・・・分り難い表現で申し訳ないですね・・・に綺麗塗ってないと拭き取った時にラインがヨレヨレして見えます。


昨日塗ったラジエターもこの通りです。
上下の部分が黒いのは今の時代のラジエターの上下のフネと言われる部分がプラスチック製なので黒いのです。そして真ん中の放熱部分は冷却効果が良い様にアルミ製なのでこの様に色あいになります。これ以上するなら放熱フィンの部分にスミ入れをするかどうかですね・・・行程を見ながら検討したいと思います。


いよいよダッシュボードです。
ここで気をつけたいのはパネルの部分はカーボン仕上げになるとかなり厚みが増してしまうという事です。
よって今の時点で少し取り付け隙間が大きめになる様に調整しておく事が大切です、という事でダッシュボードにとり付けてみました。裏側に少し当たる部分が有りましたので削って調整致します。


皆さんはカーボンデカールを貼られる時にどのようにされるのでしょうか?
私は可能であれば出来るだけ大きい物を一枚で貼る事にしています、理由はカーボンの柄がずれると見た目が良く無いからなのです。例えば下の画像の様にアームレストのカバー部分は一枚で貼っております一番大きな面に貼って乾燥を待ってはみ出た部分に少しずつ切れ込みを入れてソフターで馴染ませます。
デフロスターの部分がまだ馴染んであおりませんが御心配なく。


後でこの様に切り取れば良いのです。
この部分の部品はさすがにカーボンではなかった様なのでこれで良いのです。
気をつけなければならないのは新しいデザインナイフの刃を使う事でしょうか。


反対側もこの通りです。
こちら側はドライバー側になりますがスイッチ類が多いですからカットする時には十分乾燥させてから行う事ですね。


記事を書いているとさっさと短時間で出来ている様ですが実際には乾燥に時間がかかりますのでそう簡単では有りませんよ(笑)
特にこのセンター部分のパネルはなかなか複雑です。
このパネルはオーディオの丸いスイッチがパネル面よりも少し飛び出していますので、さすがに一枚で貼る訳にはいきませんね。
仕方ないから部分々々で分割して貼って有ります、また筋彫りはカッターを入れて有りますので後で浮かないと思います。

風邪でも仕事をしないといけない個人事業主です(笑)

2012-05-14 17:10:09 | Honda NSX 1/12
個人事業主は風邪ひきくらいではなかなか布団に入って寝ている訳にもいかないですね。
まあ体が重いのでいつも通りのペースは簡単には保てないのです・・・(笑)

本日も朝から病院に行って点滴と投薬を受けてアトリエに帰りましたが食欲・・・全然無しで体が重い・・・でも昨日よりは気分がいいので少しだけ進めておきます。これも24日が納品ですから時間が無い!

本日は残っていた塗装を塗ってしまいました、まあ塗装の部分は余り変わり映えが無いので特に写真がありません。
小技を効かす部分はセンターコンソールの部分でしてここをカーボン仕様にしてやろうと思っています。
実車ではこの部分とドアのパワーウインドのスイッチの有るパネルがカーボンになるオプションが有ったらしいですよ、NSX-Rだけかもしれませんがお値段は80万円なりだそうです。
前にNSX-Rを探していた時に1台だけ静岡方面で売りに出ていた物がこの仕様でして確か620~630万円くらいだったと記憶しています。修復有りだったので結果としてアバルトアセットコルサを買った訳ですが・・・。
話しが横道にそれてしまいました、その記憶が有りましたのでここの部品をカーボンにしてみようと思いました。
まず一番最初にオーディオ関係の影響に色を塗っております、ここはマスキング無しで黄緑色に少しブラックを入れた物を調色しまして塗っています。


そこにマスキングテープを貼って液晶部分をカバー致しましてこの上にカーボンデカールの下地になるグロスブラックを塗る訳です。


続きまして昨日熱が出て夢うつつで書いたセンターコンソールですがすでにフラットブラックで塗装済みです。そこに0.5mmのアルミ板を切って嵌め込める様にいたします。
ここにデカールを貼る訳です。


サイドステップのオープニングの部分に付くプレートにもこれが日本のスーパースポーツである証しが付けてあります。
ダイアリーのどこかで書きましたが、ほんの2日間程私のP4とNSX-Rを交換した事が有りましたね。
あの時に隅々まで観察したのですがここのプレートはステンレスに黒文字だった様に思います。しかし付いているデカールは白地にシルバー文字の印刷になっていまして少し雰囲気が良く無いのです。
とりあえず0.2mmのアルミ板をここ貼れる様に切ってみました。
ここは何故0.2mmのアルミ板かって?それは深さが違うからですよセンターコンソールは深く掘られていますので丁度良いのが0.5mm、ステップの部分は浅かったので0.2mmを使っている訳です。細かな事ですが気をつけないとアルミ板が黒いプレートから飛び出してみっともない事になってしまいます。


仕方が無いのでデカールを作ります。
どうしてもアルミ地を生かすた為に黒文字が欲しかったのでデカールを作りましたフォトショップとイラストレーターで簡単にデカール完成です・・・と言っても何時もよりも体が重くて時間がかかった様な気がします・・・そろそろまた発熱して来た様で帰って寝ます。
カラータイマーが点滅して来ました・・・ウルトラマンじゃないって!


風邪をひいてしまいました・・・。

2012-05-13 16:47:09 | Honda NSX 1/12
NSXの期限が迫る中、今週は水曜日と木曜日で次男のいる北九州に行かなければなりません、また金曜日と土曜日は静岡ホビーショーにも行かなければなりませんが・・・この所の寒さで風邪をひいてしまいました。
投薬のお陰で熱は余り無いのですが関節が痛くお腹の具合も良く無いのです。
私の風邪ひきはこんなパターンが多いですね。でも今日は病院がどこも休みなので受診する事も出来ず・・・フ~!

朝一度お店に行ってからどうも具合が良く無いので帰って寝ていました。
午後からは少し安定した状態になりましたので更新をしています。

明日は点滴と注射をしてもらわないと快復しないかもしれませんね。

そんな中でも少し製作を進めなければなりません。
まあどなたでも同じですが仕事は厳しい物なんです~(笑)

本日の製作はラジエターの冷却ファンのシュラウドです。
どうも厚みが厚くて不自然なので吹き出し口の厚みを削っております。
1/43なら厚みをカなる考慮に入れるのですが1/12のプラと言うと余り厚みに配慮していない感じがしますね。
ビッグスケールだから配慮して欲しい部分なのですが・・・

反対に配慮してある部分はこれです。
これは左右のシートの間に有る小物入れ兼アームレストなんですが右側の四角い凹みには確か「NSX」とエンブレムが入ります。
1/24ならせいぜいデカールが付いているだけかもしれませんが、このキットではデカールを付けた上に凹みまで付けてありますね。
こんな風にされるとデカールをアルミ板に貼ってクリアコートをしたものを取り付けたくなってしまいます(笑)

でもヒケが有ったのでとりあえずペーパーで研いでおります。

エンジンをボディに積みました

2012-05-12 13:37:21 | Honda NSX 1/12
昨日までの所でエンジン部分はリアサスペンションと共に完成致しましたのでいよいよボディに搭載致しました。
この作業は特に難しい物ではなくどこにも干渉する事も無く何のドラマも起きずに・・・搭載完了です。


ラジエターのサブタンクや電気系のヒューズやリレーのボックスも取り付けてみました。
こちらもどこにも干渉する事も無く・・・。


コクピット内を進めたい所ですがその前に展示ベースに取り付ける為の作業をしておかなければなりません。
コクピットのバスタブはシャーシの部分と2階建て構造になっていまして間に少し隙間が有りますからその部分を利用してナットを埋め込む事に致します。そして気になるのがナットの取り付け位置ですね裏がなるべく平面になっていないとスペーサーを入れた時に担いでしまいます。
またナットを貼付ける部分も凸凹が有って奇麗に接着するのは難しそうですね。
位置は画像の位置に致しました。


ナットの固定はいつものGCオルソファストで固定致します。
まあ普通の方はそんなの持ち合わせが無いと思いますのでプラリペアーで埋め込みましょう。
ナットはビスで裏から止めておいてネジ部分にはCRCなどの油を付けておくと後ほど外れないなどと言うトラブルは無くなりますよ。
他の部分に油が付かない様に注意は必要ですね。


部品の研磨が続きます。
大物はシートです、これは結構金型が傷んでいたらしくパーティングラインが入りまくりです。
荒いペーパーでざっと落としておいてから細かなペーパーで均す2段階の研磨が必要ですね。


画像はスペアタイヤのホイールなのですがリムの部分は良いのですがディスクの部分がかなりヒケておりますかなりの量を削らないと良い形になりません・・・。素材は普通のプラスチックですね


こちらはスペアではない普通のホイールですが素材はABS樹脂らしいのですがこちらもヒケています。
いくら奇麗にメッキがかかっていてもヒケていては何もなりませんね。
研磨して塗装で仕上げる事に致します。



ミネルバ43フェラーリ250TR57入荷致しました

2012-05-11 22:28:46 | Honda NSX 1/12
本日、16時頃に予定より2時間遅れでキットが到着致しました。
早速中身を確認致しましたらほんの少し嬉しい誤算が・・・
4バージョンキットからセブリングの14番のキットへ変更されたのでそれしかデカールが入っていないと思っていましたらインストの中にブエノスアイレス1000kmのデカールでしょうか入っていました。
これだけかどうか今一歩自信が無かったので他のキットも開けてみましたがやっぱり入っています。
(キットをご購入になられた方はインストの中にデカールが入っている可能性が高いです、落として紛失されません様に・・・)


ボディはこんな感じです。
シャーシはフェニックスに比べて少し肉厚が薄い感じがしますがシャフトの高さの調整をする部分は同じ構造ですね。
ボディの肉も少し薄い感じがしますしボディは少し小さいのかな??これは並べて比較していないぱっと見の印象なので流してくださいね。


インストは紙質がコピー紙の様な薄い物になりました、以前の物は厚くて表面がツルツルした物だったので高級感は有りました。
紙質が落ちるのはキットの評価としては関係ないですよ。

当店からご予約を頂いた方々には本日メールや電話にてご連絡を差し上げました。
予約したけどメールが来ていない方はご一報下さい。
また数は極少ないですが3つだけ余分のキットを取っております、ご希望の方はお早めにご連絡下さい。

さて肝心の製作です。
セルモーター側から見るとこんな感じです。
なかなかメカニカルな感じが良く出ていて新しいキットだな~と感心してしまいます。


ドライブシャフトのブーツにバンドを追加します。
バンドの材質はアルミテープなども試しましたが少し厚みが不足する感じですね、1/43であればアルミテープでかなり良い感じになりますが1/12ですと少し厚みが有った方がバランスが良いですね。
結局使ったのは麗のワインのキャップの部分です幅を1.0mm程にナイフでカットしてクリアボンドをシンナーで溶かした物を塗って接着しております。


エンジンの前側にもう一つのサブフレームを取り付けてサスペンションを組み立てます。
ブレーキキャリパーは3.2l版の様にゴールドの物を再現しております。