Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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シフトレバーの制作

2020-04-28 20:01:16 | Alfa Romeo 1300 Giulietta Sprint Veloce
本日の山陰は良く晴れて気温も上がって気持ちの良い一日でしたね〜
今は小田和正さんの「たしかなこと」をユーチューブで聞きながらブログを書いております。
https://www.youtube.com/watch?v=dJ9ve_EGYmw
数年前に(昨年も)家内が病気で入院した時
Cafeを閉めるのか・・・何とか開けておいて家内の退院を待つのか・・・絶望の中この曲を聞きながら昼間はcafeの厨房係をしながら本業も進めて
そして今が有る・・・
今回は家内は元気なので絶対にコロナに負ける事は全く考えてないですね〜

今だから書ける事も有るあの時に比べたら何の問題も無いと思うのですよね。

さて本業です
このミニカーのシフトレバーですが・・・
こんな形状なんですよね〜
赤い部分はセンタートンネルのボディ部分からの立ち上がり部分かな?
その上にシフトブーツが付けられている感じでしょうか?

でもね〜
実車は全く違うのですよね〜
こんな感じでカーペットの上からいきなりシフトブーツです
しかもゴムの・・・まるでドライブシャフトのブーツみたいなジャバラの形状ですね
しかもシフトレバーが後に倒れていますから・・・複雑な形状です(笑)
最初はミニカーのをそのまま使おうと思っていましたが・・・余りにも違い過ぎますよね。
このまま使うには余りにも違い過ぎる・・・と言う事で作り直す事に致しました。

シフトブーツの部分だけABS樹脂から旋盤で切り出します
実車の写真を見ますと3段目のジャバラまでは比較的真っすぐなのでまずはこの部分まで挽き物で作ってみました
雰囲気を合わせる為に同じ様な感じにしてみましたよ

下の斜めになっているシフトブーツの部分も別に作って
斜めにカットして上側と合わせて接着しています
これで良いのか・・・と言う感じは有りますが。
取り敢えず雰囲気は近くなったのではないかと思っています
少なくともミニカーのものよりは実車に近いかな〜。

ミッションのシフトノブはまた特別な形状をしていますね
普通は枇杷の実と言うかイチジクと言うか水滴型の様な感じですよね
でもジュリエッタのシフトノブはこんな形状なんですよね

通常ならシフトノブは樹脂製なのでABS樹脂を削って作るのですが
樹脂では角の部分が少し甘くなっていまいます。
しかも塗装をしますともっとシャープな感じが無くなってしまうので
今回は真鍮の丸棒から削り出してみました。

シフトノブの写真を見ていて気が付いたのはシートスライドのためのレバーですね
シートの下側でセンタートンネル側から出ています
意外と存在感が有るので作らない訳にはいかないな〜と思って
洋白線とアルミパイプを使って作ってみました

シフトレバーですが
こんな感じに完成しました
レバーの金属部分は1.0mmの洋白線を使いノブの部分は真鍮製ですが塗装をしてプラスチックに見えますね。
元々の部品よりも100倍良いかな〜
真自画自賛とも言いますが・・・。

BCペダルですが
ゴムの部分はフラットブラックに少しグレーを混ぜましてゴム系の質感が出る様にしてみました
アルファのエッチングは塗装の下に埋もれてしまう事無くほんの僅かにそのモールドを残していますね
ただアルファのマークに見えるかどうか・・・??ですけどね」〜
まあ気持ちの問題でしょうね。

そしてペダルをシャーシに取付けています
取付け部分にはハンダ線を使ってペダルステーの穴の周囲を再現してみました
さすがに1/18になりますとペダルのステーが動く穴も再現したいですよね

今までに作った足元の部品を取付けてみますと
随分賑やかになってきましたね〜
この後はフロアーマットが敷かれていますのでそれも何とかしたいですね
なぜなら実車がマットを敷いていますからね〜。

次はステアリングですね
ホーンボタンの部分は旋盤で挽いて作っていただけでしたのでバフを掛けてピカピカに磨いておきます

そしてステアリングに接着しました・・・
ステアリングだけで見てもそんなに冴えなかったのですが部品が付いてゆきますと良くなってきますよ。

センターの部分にはアルファロメオのエンブレムが付きますので
アルミ板から切り出した円盤の中央にエンブレムにデカールを貼っておきましょう
この後はクリアーコートしておきます

ホーンドボタンの中央部分は黒いプラスチック製で艶がある様に見えましたのでグロスの塗装をしておきました
そしてその部品を接着します。

そう言えば・・・
サイドブレーキの右側にハザードランプのスイッチでしょうか?追加されていまして
取り付け用のステーを追加しておきました
この後ボディカラーに塗装します

このスイッチの後側はちょっと大きめのアルミ色の筒の様なものが付けられています
ハザードの場合は左右のウインカーの回路に同時に電気を流さなければなりませんのでそのスイッチは大きめになってしまうのです
この円筒形の物はその為のス一致のケースではないかと思うのですよね〜
古い車でハザードスイッチが追加された例は多いですからね〜多分間違いは無いと思いますよ。

やっとステアリングホイールまで取り付けが完了しましたね
ウ〜ンここまで長かったですね〜


この続きは明日のブログで・・・(笑)

ステアリングの制作 Ver.5とABCペダルの制作

2020-04-27 20:53:10 | Alfa Romeo 1300 Giulietta Sprint Veloce
本日の山陰は晴れて天気が良かったですね。
午後から一時的に雲が出ましたが・・・雨はなかったですね。

さて本日チシャの種を蒔いておきました・・・
昨日にレタスに続き・・・と言う事なのですがこれから毎日水やりは欠かせませんね。

さて種まきはそんなに時間はかかりません、30分も有ったら終了なんですけどね。
そしてアトリエに入りますがすぐに制作を始める事は出来ないのですよね〜
5月7日から隣りのギャラリーでのイベントをご紹介するハガキを印刷しています。
次のイベントはガラス絵なんですね〜
ご存知ですか?
ガラスに裏から書く様です
描く順番や色にも難しい部分が有ったりするんですよね〜案外模型を作るよりも大変だったりするいかも・・・

上の写真は通信欄の部分なんですが表の方が今回問題なのです・・・
当方の臨時休業のご案内をしておかないといけないのですよね〜
まあうち一件がお休みしても大勢に影響が無いかもしれませんが、まあ気持ちの問題ですね。
定休日では有りますが幸いアトリエで一人で制作したり畑で作物の面倒を見るのは問題無いと思われますので・・・通勤も自家用車だし一緒に居るのは家内だけだし・・・。
このお休みの間に家内の実家の水田の草刈りやまだ残っている櫻の木の薪割りなどを行ないますのでお休みと行っても全然楽じゃないですね〜(笑)

そして荷物が届きました・・・予定では28日に到着と言う予定だったのですが何故か早かったです
余り表立って書かれませんが・・・
アクリル屋さんが結構忙しいらしいです。
窓口などの飛沫感染を防ぐ為にアクリル板を使って防護してありますよね〜
あれの需要でかなり忙しいらしい・・・
そう思って作品を入れる為の透明なアクリルのカバーの在庫を調べますと残り数個になっていましたのでいつものネット注文しようと思ったら・・・
見積もりのページが封鎖されていました!!
なので旧知のもう一件に電話してお願いしたレギュラーサイズのアクリルカバーが到着したのですね。
あ〜よかった、これで当分は普通に仕事が出来ます(笑)
有り難う!S長さん、無事に到着していますよ。


今日も前置きが長いわ〜と言われそうなのでそろそろ本題に・・・
昨日ウレタンクリアーを塗っておいたステアリングです
一晩でカチカチに硬化しています
これならいけそうですね・・・本物のウッドステアリングです
でもセンターのホーンボタンが無いときちんとした雰囲気がわからないですね〜(笑)

そして内装でまだ手を入れていない部分ですがABCペダルですね
このミニカーはドアが開くタイプなので足元が全部見えてしまいます。
だからこれではちょっとね〜
ミニカーですから生産性を上げる為に全てのペダルは一体化してプラスチックで作られていまして全部つながっています。
本来ならつなげる部分を床に埋め込む様にすれば見えなくなってしまったでしょうに・・・それがしてないので床の上でつながってしまっています。
アクセルペダルはカットしてしまってから写真を撮ってないのに気が付いちゃったんですよね。

アクセルペダルの右側のセンタートンネルには実車には黒いレザーが貼られています
これはアクセル操作をする時に靴が当たってしまう為でしてカーペットが切れない様に補強してあるのですよね
ミニカーにはこれも無く・・・塗装もしてなかった・・・と思う(汗!・・・忘れてしまいました)
確か薄手のレザーが材料をしまってある引き出しの中に残っている記憶が合ったので探しました。
それがこちらです
裏には糊が付けられていますので便利ですよ。
何の為に買ったのかもう覚えていませんが・・・切ってある所を見ますともう何かに使ったんでしょうね〜。

マスキングテープで型取りしてレザーに貼って切り取りますと完成ですね
貼付けるのは難しい事では無いでしょう
こんな何げないモールドが再現してあると引き立つのでは無いかと思います
アクセルペダルはジュリエッタの特徴有るペダルの形状を再現しているのでこのまま使いました。

いよいよBCペダル(Aはもう付けちゃいました・・・笑)です
ステーは力のかかり具合を考えますと丸棒ではなく板をカットしたものになります
ミニカーからはペダルの表面のみ使いましてステーの部分は真鍮で自作ですね
下の写真が真鍮板で作ったステーです・・・ペダルのステーなので急ブレーキなどの操作時に強度が必要ですから少し厚めの板で作りました。

ペダルの踏面だけをカットしまして削って整形しました
と言うのもブレーキペダルの踏面がクラッチペダルの踏面よりも多くてバランスが悪かったのです
双方が同じ大きさになる様に削っておきました。

ここで少し脇道に・・・
エンブレムなどのエッチングパーツが届きました
今回はコロナの影響も合ってかなり時間がかかりましたね〜いつも有り難うございます!
1750と有るパーツの下側ですがアルファロメオの丸いエンブレムが見えますでしょうか?
この部品は実はダッシュボードのラジオリッドの中央に有るエンブレムの予定だったんですね。

凹んだ部分に黒をさしておきましてクリアーイエローに少しクリアーオレンジを足したものを塗ってやりますと実車のエンブレムに見えてきます(笑)
まだやっていないんですが・・・
こんな感じでしょうか!!

色をさしたものを取付けますと・・・一段と良くなる・・・はず!!

ここからが本題です
この車のBCペダルの踏面にはアルファロメオのエンブレムが滑り止めのゴムに付いているんですよね
でもミニカーのペダルには横線しか入ってないのです。
最初はグレーのインクで印刷して黒いペダルに貼ってみようか・・・と思っていましたが偶然サイズが同じ位だったので
貼ってみました・・・
でもエッチングの厚み位は凹みを作って置かないとペダルを踏む足の裏が痛いかもしれませんので0.1mmほど凹ませてあります。

作った部品を塗装しています
写真のはステアリングのホーンボタンの部品ですね。
他にもペダルとか諸々・・・塗装に入りました



今日はこの辺りかな〜
明日は定休日ですが普通通りに仕事ですね。
明後日は家内の実家に水田の草刈りに出掛けます・・・クタクタになって帰るので更新が出来ないかな〜(笑)

ステアリングの制作 Ver.4

2020-04-26 20:35:39 | Alfa Romeo 1300 Giulietta Sprint Veloce
本日の山陰は曇り時々雨がパラつきました。
それでも道路が濡れる程ではありませんでしたね
まあ降水確率が20%程だったのでこんなものでしょうね〜
昨日植え替えたハナミズキの苗にはたっぷりと灌水しておきました。
鳥の餌場に餌をおいて中に入ると盛んにスズメ達がやって来て餌を運んでゆきます・・・
今日は丁度カメラ(安いコンデジです・・・)を持っていましたら
見慣れないお客さんが来られました・・・
羽をばたつかせながらエアブレーキを掛けていますね

いつものスズメかと思っていましたが・・・
後で写真を見ましたら、ちょっと違いました。
いつか来ていたメジロさんでした。
スズメよりも少し小柄、クチバシは少し長くて鋭い感じ・・・
目のわまりには白い模様が有ります・・・
最近来なかったのでどうしているのだろうと思っていましたが彼ら(彼女ら?)も子育てに入ったのでしょうか?

すぐ脇の山では「ホーホケキョ!」とウグイスが鳴いています。
特に鳥には興味のない私ですが・・・多少不便な事は有りますが田舎はいいな〜と感じますね。

そして夏に向かって畑のリーフレタスやサニーレタスの種を蒔きました。
それぞれ苗ポットに蒔きましたが数は120個ずつですので全部で240個程のポットです
1つのポットに数本芽が出ますので全部でどれ位になるのかは想像がつきません(笑)
明後日以降にチシャの種もまかないといけないですね〜今日はすっかり忘れていました。

ここからの予定では・・・
5月の連休中にトマト/茄子/ピーマンの苗を買って来て植えなければなりませんしその前に畑を起こして植え付けの準備をしなければなりません・・・本当に大変忙しいのです。
5月中旬にはオクラ/バジル/ロケットの種を蒔きます、これらはタマネギの収穫後に畑を起こして植え付けます。

あ〜そう言えば今のガレージの裏にカーポートを使ってタマネギ干場を新調する予定です。
今までガレージの中で干していましたが夏は風が通り難いので外に屋根だけのカーポートを作りまして薪とタマネギを干そうと言う考えなんですね〜。
ますます時間が無い様な気がします・・・思いつきは良いのですが時間が無いのがたまにキズですね〜(笑!)

今日も前置きが長くなりましたが・・・この時期外仕事が多いのでどうしてもね〜こうなります。
本業開始です
ステアリングのグリップの部分は接着剤がやっと硬化したみたいなので目玉クリップを取り外しました
カチカチになっていますのでもう削っても大丈夫でしょう
最初はカッターを使っておおまかに削ってゆきます。
残念ながらこの部分は私にとって未知の作業だったので写真を撮る余裕が有りませんでした
割れてしまったらそれで終了ですからね〜
そしてペーパーを使ってグリップの部分を丸く削ります
ここで素材の問題が出てきました
ペーパーを使って削りますと木の繊維が有りますので毛羽が出て来るんですね〜
表面もザラザラです・・・
オマケに毛羽が引っ掛かって木が割れてしまう恐れも有る訳でして・・・
金属やプラスチックの方がこの部分では楽ですね。
やっぱり作る部品の大きさに対して木の繊維が大き過ぎるのが原因の一つかもしれません大きい実車のステアリングなら何ら問題が無いと思うのですけどね

いよいよステアリングのグリップの部分が細くなってきまして毛羽が引っ掛かる率が高くなってきました
この辺りでラッカーで少し着色しながら表面を固めた方が良さそうという事で
クリアー+クリアーオレンジ+クリアーイエローを混ぜた特製のニス(!?)を使って着色して表面を固めています

少し色が薄かったのでもう少し色を付けてみました
どちらかと言いますとオレンジ系が強くなりましたね。
乾燥器に入れて乾かしてからもう一度塗るという方法でクリアーの層を厚くしてゆきましょう

クリアーを塗っては乾かしてからペーパーをかけてまたクリアーを塗って乾かしてペーパーを掛けています
何だかステアリングに見えて来た様な気がしませんか?(笑)

最後にウレタンクリアーを塗って一晩放置します
ここで乾燥機を掛けますと硬化は早いのですが木の繊維の中に有る空気が膨張しましてウレタンクリアーが泡だらけになってしまうのです。

「急いては事を為損じる」のことわざの通りですね〜。
焦っちゃいけません!!

この続きはまた明日のブログで・・・

ステアリングの制作 Ver.3

2020-04-25 20:41:00 | Alfa Romeo 1300 Giulietta Sprint Veloce
本日の山陰は晴れて良い天気でしたね〜。
気温も20度位と過ごしやすい気温でした。

なので・・・畑に残っている草を刈ってしまいました。
それでも朝8時半からお昼までかかってしまいました。
何しろ広いのでね〜
管理もなかなか大変なのです。
下が草刈り後の畑です。
手前の緑色が薄い所がニンニク畑でその奥の方の緑の濃い部分がタマネギ畑ですね〜
間違えて何本か切ってしまったのは家内には内緒です(笑)スッキリした様に感じるのは私だけでしょうね・・・

中庭の餌場にはスズメが来ます
この時期はヒナを育てなければならないのでせっせと餌を巣に運ぶのです。
多少危険でもやってきます・・・餌の近くに私がいてもあまり関係無いみたいですね〜

こちらを見て警戒はしているみたいですけどね〜
彼等も子供を育てなければならないので一生懸命なんでしょうね
・・・この辺りは人間もスズメも同じ事ですよね。


さて、午後からは本業にかかります
これが進まないとね〜困るんですよね。
今日はウッドステアリングを作る為に木の薄板をカットしています
薄板をカットして水に付けて柔らかくしておきまして丸い物に巻付けて乾かしますとその形状が保たれると言う性質を利用して実車の様な木製のステアリングを作ろうかと思って居るのです。
今までであれば金属線を丸く曲げておいてからハンダで接合してスポ−クもハンダで取付けて塗装をすれば完成と言う所なのですが・・・
それでは何となく面白く無いので新しい試みに挑戦してみましょう。
失敗して使えない様な、物しか出来なかったら金属で作れば良いのですよね。

上記の方法は実車のステアリングを作る時にも同じ方法なんですね
昔ホンダS600のウッドのステアリングを作りましたがやはり同じ様にしていましたね

色々な板厚なのですがこちらは0.75mmのケヤキかな??
先ほどのチークもこのケヤキも水に浸けておいて柔らかくするのですが曲げますと木目の部分から折れてしまいます・・・
作り方が悪いのかな〜??

取り敢えず気を取り直してスポークの部分を磨きました
ここは実車ではピカピカに磨いてあるのですよね。
バフを掛けてピカピカにしています。

昔何かの時に買っていた檜の薄板です
これをパンチコンパスで切り抜きます
ステアリングの大きさですね〜。
本当はこの木目の向きに使いたく無いのですけどね・・・木目が通っていないので割れ易いのですよね〜

でもこれしかやりようが無いのですよね
細くカットして曲げますと折れてしまいますしね〜
仕方が無いのでベニヤ板みたいに木目を縦横90度に重ねて接着しました。
これなら少しは強度的に強いかもしれませんね。

接着剤はゴム系でも瞬間接着剤でもなく・・・木工用ですね。
他のでも良いかもしれませんが・・・相手が木なので

こんな風に綿棒で付けて接着です

さらにスポークを乗せて接着しておきます
この部分だけはエポキシ系の接着剤ですよ
そしてスポークとスポークの間にさらにカットした檜の板を貼ります
隙間が出来ると後で目立ちますから隙間が無い様にしておきますよ

あ〜間違えていました
スポークのセンターの部分に出っ張りが有りますよね
こちら側はステアリングボス側なので反対の向きにスポークを付けていました・・・
慌てて剥がしてやり直します
これから積層するのがドライバーズ側なのでセンターの凸部分が見えていたらいけないのですよね〜(汗!)
失敗その2です
スポークとグリップの接着部分ですが幅が大き過ぎましてねこのままですと外周を削ってゆきますとこの金属がみえてしまいますよね
この部分はもう少し小さくしておかなければなりませんね。
と言う事で小さくして穴が空きますと困りますから木片も接着しておきました。

最終確認です・・・
もう間違いは無いかな〜!!??

ここからが実はもっと難しいいですね
グリップのドライバー側には黒い線が入っていますがこれはプラスチックのリングが嵌め込んであるのですね
なので模型もABSの樹脂を削ってリングにします

この黒いリングを今作ったステアリングに接着します
高さは少し高い位でも大丈夫でしょう、後で削ってしまいますからね。

次はこの黒いリングの周囲と内側に木を貼ってゆきます
外側は大丈夫なんですけど内側はなかなか難しいですね
隙間が空いてしまうと残念な結果が待っていますし・・・

これで大体貼れましたね
余分な板でサンドイッチして目玉クリップで仮留めしておきましょう
接着剤が硬化するまでは触れないのですよ

木の工作は時間がかかりますね
接着剤の都合が有りますからね〜でも今日は丁度良かったですよここで今日の作業時間が無くなってしまったのです

続きの削りの作業は明日のお楽しみです!

ステアリングの制作 Ver.2

2020-04-24 20:19:50 | Alfa Romeo 1300 Giulietta Sprint Veloce
本日の山陰も曇り時々晴れ・・・一時的に雨の安定しない天気でしたね〜。

風も昨日程では無いですが少し冷たい気がします。
出勤した時には雨が降っていなかったので今度はまだ刈ってなかった畑の方の草刈りを始めました。
下の写真で中央の木の右側が刈った方、左側はまだ刈ってない所です
さすがに今日は普通の営業日なのでランチタイムの前だけの時間でしたから全部刈ってしまう事は出来なかったですね。
右の奥に見えるのはニンニク畑でして既にかなり大きくなっています。
ジャンボニンニクではないのですけどね〜
この後花が咲きますので蕾みが出たら芽ニンニクとして収穫して炒め物に入れて食べます。
その向こうに見えるのがタマネギ畑ですね。
こちらは6月の収穫予定なんですけどね〜畝の間にはタマネギに肥料をしますから強烈に草が大きくなっています。
近い内に草は刈ってしまいます・・・と言う事で来週28日からお休みにはしますけどやらなければならない作業が山積みですね〜。

さて本日の本業です
今日はこちらの材料を使って制作を進めます
と言っても・・・上手くいくのか・・・保証の限りでは有りません
最初に書いておかないとね・・・出来なかった時の事があるからね〜(爆笑!)

なにせ初めて作る方法なので・・・最終的に他の素材を使ってやり直しになるかもしれませんのでご了承下さい。
金属の部品は昨日までで作ったステアリングのスポークです
その周囲の木の板はステアリングホイールの材料なんですね〜
この車最初はエボナイト製の純正ステアリングが付いていたのですが製造からかなりの時間が経過していますので素材の劣化も有ると思いますし貴重な純正のステアリングホイールなので外して温存しておきたいというオーナーさんの希望からウッドステアリングに交換されたみたいなのです。
ウッドステアリングをウッドで作ると言う事が1/18で出来るのかどうかやってみたいと思っています。

でもいきなりステアリングを作る訳にはゆきません
それなりの準備という物が必要になって来るのです。
まずはステアリングを交換する時にしなければならない事ですね!
そうなんです!取付けるステアリングに合ったステアリングボスを準備するのは実車でも模型でも同じ事ですね
真鍮の丸棒から削ってステアリングボスを作って置きました
下の写真でグレーの部分はミニカーのステアリングコラムの部分ですバリが大きかったので削ってからサフを入れておきました
黒い部分はステアリングシャフトですね、こちらも元々のミニカーの部品ですね。
そして真鍮の部分がステアリングを取付けるボスの部分です。
中央の穴はミニカーのステアリングシャフトの径に合わせてあります

ステアリングのスポークは3分割で作られていますのでセンターの部分でステアリングボスに取付ける為の部分が必要になりますね
実車には無いのですが・・・これは私の作り方の都合上という事です。
素材は洋白で旋盤を使って削り出しています。
凸型の円盤なのでそんなに難しい物では有りません。

次はハンダ付けの準備です
ハンダ付けの場合は準備が8割ですね
熱くなって指で支える訳にはゆきませんからね〜
私のハンダ付け台は不燃性のボードを使っています
多分建築材料の切れ端なのですが・・・
どこで買ったのか覚えていません。
柔らかな物なのでステアリングのボスに差し込む凸の部分が嵌る様に凹みを掘っておきます

次にスポークの部品に熱したハンダゴテを当てて分解致します
部品には余分なハンダが付いていますので削って掃除しましょう

円形のテンプレートを使ってスポークを配置致します
もちろん中央の下側には上で削り出した円形のプレートを入れてあります。
円形のプレート自体の厚みが有りますからマスキングテープを3枚重ねてステアリングのスポークを持ち上げてあります。

そして狂わない様に注意をしながら中央をハンダ付けします。
スポークの中央部分にはそれぞれのスポークの付け根が集まりますがかさならないよう重ならない様に注意をしておく事が必要です
重なりそうならヤスリで削って仕上げましょう
それでも隙間が出来ますからその部分にはハンダを流して埋めておきます
全体にハンダが流れたらOKですね

マスキングテープを全部外しまして中央の余分なハンダを削りますとこの様に1/18のステアリングハンドルのスポーク部分が完成ですね
まあここまでは大体今までの知識を使えば難しい事では有りませんよね。
ハンダ付けだって配置だって固定のハンダ付けさえも難しい事では有りません。

中央のホーンボタンの部分を旋盤で作ってみました・・・がこれは没です
理由はほんの僅か外径が小さくてスポークの中央の板の部分が見えていますよね〜
実車は見えないのです。

これくらいならまだ良いかな〜
中央の凹みが直径4mmなのですが
ちょっとだけ小さい様な気がします
凹みが小さいから周囲のテーパーの部分が見え過ぎます・・・

中央の凹みの部分を4.5mmに変更したのがこちらです・・・
これなら良い感じかな〜

なかなか雰囲気の良い大きさの物が出来なくて結局4つも作ってしまいました
材料と時間の無駄ですね〜

次はホーンボタンの凹みに入る黒いプラスチックの部分を真鍮で作りましょう
やはり旋盤で削ります
この黒いプラスチックの部分の中央にもアルファロメオのエンブレムが付きますので
ここも凹めておきます
凹みは直径が2mmですね

そしてエンブレムのデカールを貼付けるアルミ板が1.5mmですね。
1/43用の物が丁度良いですね

黒いプラスチックの部品も厚みや直径で雰囲気が変わってきますので何度も作りましたよ
ウ〜ン材料と時間が・・・かかります。


明日はいよいよ未知の作業に突入ですね〜。