Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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エンジン組み立て編・・・プラグキャップとコードの配線

2013-03-28 21:38:09 | Bluebird 1933
本日の山陰は・・・曇りでちょっと寒いかな~まあ山陰の春と言う感じでしょうか。
山陰の天気はどことなくボ~ッとしたはっきりしない天気が多いのですね。
まあ昔から黄砂が大量に飛んで来て遠くの山が霞んで見えて晴れなのか曇りなのかよくわからない天気が多いのです。
人間性も同じ?なんて言うとクレームがつきそうですが出雲人はスパッとした所が無い人が多いですね、まあ控えめで奥ゆかしいと言う事でしょうね。

さて今日もエンジンの組立てを行なっています。
一昨日制作したプラグコードのボルダーをエンジンに取り付けます。
よくご覧頂くとわかりますが手前側がデスビが付く側になりますが先に行くに従ってコードの通る本数が少なくなりますのでホルダーが小さくなっています。また実車ではホルダーはシリンダーに止めてないと思います、つまりコードを束ねるだけでコードを固定する物ではないのですが模型的にコードがあちこちに動いては良く無いのでシリンダーに接着してあるのです。

さて、長いプラグコードから(つまりホルダーを沢山通過するコードから)コードを通しております。
2本を通しておりますが同じシリンダーの2本のプラグですので1本は見えている側のデスビから、もう一本は裏側のデスビからのコードとなります。
実車も透し図で見る限りこの様に配線されている様です。
僅か2本のコードを通しただけでもかっこ良く見えてしまうのは私だけでしょうか・・・(笑)

そうそう忘れていましたコードを付ける前にカムシャフトを駆動するシャフトが収まるパイプをシリンダーの前側に取り付けておかなければなりませんでした、これはうっかりですね。
この部分は金属地を生かして存在感が有る方が良いかなと思いこの部分はクリアーを塗って酸化防止だけとしています。

これでどんどんコードを通してゆきます。
片側のコードを全て通しましたが反対側がまだなのでエンジンの向こう側はぐちゃぐちゃです(笑)

反対側もコードを通してまとめます・・・奇麗まとめるのは結構大変かな~

今度はプラグキャップを取り付けてそれにコードを配管します。

全てのコードを取り付けるとかなりすっきりします。
まるで何も無かったかの様ですね・・・(笑)

AMR 1/43 Vette Daytona 1980

2013-03-28 09:13:37 | 最近手に入れたキットのご紹介
アメリカのコルベットが好きな人たちは「ベット」と呼ぶ・・・とどこかの本に書いてあったのを記憶しているのですが、また新しいキットが仲間入りしました。

エ~!また買ったの??と思われるかも・・・
まあ来る時には来る訳でして・・・いやチャンスの事ですよ(笑)
このキットとも良い出会いでしたね。

1/43に全く興味のなかった頃に海外のプラモデルに凝っていた事が有りましてその中でもコルベットは生産年数が長く名前もずっと続いていた為にお気に入りの一つだったのです。
初期のFRPボディの物やスティングレイと呼ばれた頃の物の大部分のモデルを持っていました。
中でもコルベットのレース仕様は派手な物が多くて模型映えがするので好きでしたね。

1/43を作る様になるとヨーロッパの車種を選ぶ事が多くなってコルベットからは離れていましたが、最近結構コルベットのモデルと出会う事が多くてついつい右手の人差し指が・・・クリックしてしまうんですよね!(笑)

このキットはRuf氏が初期に作った段ボールの小箱の時代の物ですのでかなり古い物と言って良いと思います。


Ruf氏は1/43キットに初めてエッチングを取り入れた一人らしいのですがこの時代のキットにはまだエッチングが入っていません。
と言う事はまだエッチングを取り入れる前のキットである=かなり古い設計のキットと言う事ですね。
ホイールは挽き物テールランプはクリアーレッドのプラスチック製の部品です、まだ透明クリアーのレジン製では無い所がかなり古い事を感じさせます。
ボディはもうこの時期に立派にRuf氏の原型である事、Ruf氏の工房でキャスティングもされていた事がわかる位堂々として奇麗な鋳物肌です。

メタルオンリーのボディですが後部のウイングの部分はかなり複雑な形状の部分をシャープな表現で出来ています、今の目で見てもなかなか良い表現で仕上げられています。
ボディの塗色はブラックでオレンジとイエローのラインが入るデザインもなかなかアメリカチックなデザインですね。