Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

GWも後一日を残すだけになりました

2014-05-05 19:51:34 | Vincent Black Shadow
English Version

あっという間のGWでしたね。
この時期を大変楽しみにしていましたがあっという間のGWでした。
と言っても私はずっと仕事をしていましたので余り代わり映えはしないのですがそれでも遠方から訪問して頂く方々とお話をするのが大変楽しくて製作中もいい気分転換になったり致します。
遠方からいらっしゃるお客様はだいたい言葉でわかりますね、山陰は出雲弁と言う少々ナマった話し方をするのです、他の地方からこられ他お客様ですとすぐにわかります。
一番わかりやすいのが関西圏からお越しの方々でしょうか今日も夕方いらっしゃいましたが関西弁なんでわかりやすい!
次は広島かな~山陰の西部の方に行くと同じ様なしゃべり方になりますからわかり難い場合も有りますが・・・
さすがに関東方面の方はわかり難いのです・・・特に若い方は他の地方の皆さんも標準語を使われますのでよくわかりません。
多分僕も関東に行くと言葉がなまっているんだろうね~、昔は京都にいたので関西弁でしたが京都の言葉は純粋な関西弁とはちょっと違うんですね。
もう随分前だから忘れちゃったけどね~。

まあ言葉の事は置いておきまして制作にかかりましょうか。
今日も昨日に続きビンセントブラックシャドウを作ります、ホイールの件が目処がつかないと途中で打ち切る訳にもいかないのです。

今日最初の仕事は予備のホイールリムの内側を削ってRを付けておきました。
出番が有るのか無いのかよくわかりませんが組立てミスとか有れば出番が回ってくるはずなので予備部品はメッキの工程までは進めておこうと思っています。
数時間をかけて研磨が完了しました・・・バフがけはまだですけどね・・・。

タイヤをホイールリムに装着してみるとどうも片側の収まりが良くないのです・・・よく見るとタイヤの内側に僅かにバリが付いたままになっていました。
量産のミニカーではバリもとらないんですね・・・

一手間なんですがずっと良くなるのにね。

センターハブも昨日作った物にくわえてもう一セット作っておきました。
今日作った物は途中経過は省略しますが最後に一手間を追加しました、どこを追加したかと言うとスポークが付く面を斜めに削り込んでいます。
と言うのもハブのスポーク取り付け面からリムの中央に向けてスポークが取付けられるのですがスポーク取り付け面が真っすぐですとスポークがハブに引っかかってしまって真中を向かないのです。
どこを一手間追加したのかわかりますか?ちなみに右の1個は昨日作ったもの左の二つが本日作った物(まだ穴が開いていないでしょ!?)

スポークの穴を開けてみました。
この画像ですと右が昨日の物、左が本日の物でどこが違うのか明瞭にわかりますね。
スポーク取り付け面が斜めになっていますね・・・。

昨日制作したハブも今日の物と同じ形状になる様にセンターにシャフトを通してドリルレースしました。
もう旋盤にチャックする事が出来ませんので苦肉の策です・・・。
さらに細かなペーパーで磨きましてヤスリの傷を消しております・・・そう簡単には完成しませんね。

ホイールを組立てる為の治具を作っていますまずセンターを決めます、これは1.5mmの真鍮線を3.0mmのプラ板に接着します。
ホイールと同じ径の円を描きます・・・

ハブが中央に来る様にリムを乗せます、この時に先ほど描いた円を参考にします。
リムの外側にプラスチックの角棒を接着してリムがセンターを外れない様に固定致します。

ハブトリムの幅を比べますとリアの場合はハブが0.2mm薄いのでマスキングテープを貼って0.1mmハブを持ち上げます、つまりセンターにハブが来る様にしたい訳です。
これでリア側はいつでも組めますね~!

フロントも同じ作業を繰り返しますがフロントはハブの方が0.2mm厚いのでリムを0.1mm持ち上げてやる為にリムの下に0.1mmのマスキングテープを貼ります。

これで前後ろともいつでも組み上げが可能です。