Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ボンネットの制作Ver.3

2016-06-19 17:16:18 | Bugatti Type57SC Atlantic
本日午前中は雨が降ったり止んだりとぐずついた天気でしたが午後のティータイム以降は急速に回復して夕方には晴れ間が広がり西日が強かったですね。
夕方からが暑かったです・・・
毎日何かとやらなければならない事が有りまして
本日は義理の父から軽トラックを譲ってもらったので名義変更の為に所有権解除の申請に行って来ました。
ディーラーに所有権が付いていますが私の住む町には営業所が無いので15km程離れた隣町の営業所まで行かなければなりません、出かける頃には天気がはっきりせずなかなか迷う所では有りますが今日はバイクで行ってきました。
今年初めて遠出をしますので2ストオイル、タイヤの空気圧、バッテリーの電解液などなど一通り点検してから出発です。
少し山越えが有るのですが上の方に上がると少し涼しく感じるのはバイクならではですね・・・車では何も感じませんからね〜
無事に目的を達成して帰ってきました。
書類が出来るのは今週末頃らしいですが電話を頂けるらしいので無駄足をしなくても良いのは助かりますね。

さて今日も制作を進めましょう(いつもの様にね)
昨日作ったボンネットの上側のパネルですが少し形状の合が良くない所も有りますから直しておかなければなりません。
ボンネット自体は真鍮板のパネルなので寸法の調整は簡単です、真鍮線をハンダ付けして削れば良いのです。
前方のRの部分が微妙に小さかったので0.5mmの真鍮線をボンネットのRに合わせて曲げてハンダ付け・・・全然難しい作業じゃないでしょ!?(笑)
真鍮線や真鍮板はハンダゴテを当て過ぎても溶ける事は有りませんからね・・・火傷だけ気をつければ簡単です。

ハンダ付けをした部分を削ってラジエターグリルの形状に合わせます。
前後ろともピッタリと合っていますね〜。
この作業で一番難しいのはこの削る作業だったりします。
ヒンジのピンを使って仮固定しながら脱着して削り合わせますから手間はかかります。

反対側は曲がった下の部分のラインが今一つ決まっていなかったのでここも真鍮線をハンダ付けしています。
真鍮板にはメタルだけを盛って削る訳にはゆきませんから真鍮線をハンダ付けした方が良いですね。

上側の合わせが決まったので
今度はボンネットの下側のパネルを作ります
1〜4号車までを作った型紙を探し出しまして真鍮板にケガキ線を入れて切り出します
もちろんですが2枚の真鍮線をハンダ付けしておきまして左右2枚を一緒に削ります。

こんな感じで2枚合わせにして切り出して削ります。
この後外形だけ削り出してボディに合わせてみましたが今一つ合が良くなかったので・・・この部品は却下されてしまいました。

もう一度型紙から作り直しましてね・・・
型紙はいつもの様に古ハガキが使い易いのですよ。

型紙をきちんと作りますとこの通りきちんとしたパネルが完成致します
このパネルはまだ2枚重なったままですがきちんとボディに合わせる事が出来ます。

そして熱気抜きの穴を開ける為に穴のコーナーの部分にピンバイスで開口致します。
この穴に糸鋸の刃を通して穴を開けるのですが角に穴を開ける事で角の部分まで切ったら休憩出来るのです。
まあ四隅になくても大丈夫なんですが糸鋸の刃が折れやすいですから出来るだけ安全な方法でカットします。

糸鋸でカットが完了したら今度はヤスリを使って穴を整形致します、この作業が有るからまだ2枚の真鍮板はハンダで接合したままにしておくのです。


明日はこの2つの間のヒンジを作らなければなりませんね・・・
その次はドアを開口してパネルを作りまして・・・ここまでくれば一段落しそうですが・・・もう少し時間が必要な感じですね。