Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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最終組み立てVer.3

2017-06-11 21:27:51 | OM Superba 1927
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本日の山陰は雨の予報が出ていたのに・・・しかも午前中は80%!?
これは降るだろうと思っていたのですが・・・ちっとも降らないのです。
空の雲は結構黒いんですけどね〜結局夕方まで一滴も降らず。

制作をしておりますといろいろなことがありまして、ウレタンクリアーを塗っていますと予定外に多めに残ったりすることがあります。
ちょっと大きめのものを塗ったら紙コップに1/3ほど残ってしまいましたので何か塗るものはないのかな〜と考えていましたが、ちょっと閃きました。
先日サバンナRXー7(SA22C)が戻って来たことは書きましたが、テールレンズが劣化して艶がない状態になっていたことを思い出しました。
早速外して来たのがこの下の画像ですね。
全く艶がないのがよくわかりますね。

劣化したレンズ表面にペーパーをかけます
400〜600番くらいでしょうか・・・そしてミッチャクロンをさらっと塗って乾燥させておきます。

ここでウレタンクリアーを塗っています
ただレンズ表面には多少傷もありますから何度か塗ってから中研ぎを入れて表面をなるべく綺麗に仕上げたいのです、そのためにはある程度厚みをつけて塗らなければならないので2〜3回重ねています。

最後にもう一度綺麗に塗りまして仕上げました・・・
まあ完璧ではないですが・・・最初の曇ったレンズよりも良いじゃないでしょうか〜!?


さて余談はこれくらいにしまして本業です
さて謎の多いOMのフロントサスペンションですが
左右のタイヤをリンクするロッドがよくわからないのです、どこの写真を見ても綺麗に写っていないのです。
でも理論上ないとダメなので真鍮線を使って作っておきました。

そしてボディの右サイドから出てくるステアリングロッドを右タイヤに伝えるためのロッドを作っておきます。
この部分のパーツはブガッティなどですとなかなか綺麗にデザインされた部品が使われたりしていますが今回制作しているOMではもっとシンプルな感じだったので形状もシンプルにしておきました。

次はブレーキです
この時代のブレーキは機械式なのですが・・・これもまたOMのNo.14では実車写真に写っていないのですが、No.13にはしっかり写っているので見えない部分についているだろうと言う想像で取り付けておきました。
ドラムの裏側の真鍮色をした部品がそれですね・・・

次はエンジンブロックですね
この車はフルディティールではないのでエンジンブロックは不要なのですが、ボンネットのスリットが抜けていますので中に何か入れておかないと向こう側のスリットから光が入っているのが見えてしまいます。
ちょうどこの部分にボディを展示ベースに止めるためのビスが付くのでビスが当たらないように中央に穴が空いているようなブロックを作って見ました。

ビスやナットを避けるようにブロックの内部を削りましてシャーシに取り付けて見ました
まあ何かあるな〜くらいの感じで十分なんですよね。

シャーシ側は接着中なので触れませんから、ボディの方を進めます。
ボディにグリルを接着しました
セミグロスのボディにクロームのグリルがつきますと一層良い感じですね。

ボディが接着中なので次はシャーシ側ですね
シフトレバーを取り付けております。
シフトノブの色はよくわからないのですがここは一般的に黒い樹脂製ということでグロスブラックで塗っています。


明日はボディとシャーシがドッキング出来るかな?
メーターパネルも作らなければなりませんね・・・