Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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制作開始です

2018-07-13 21:32:14 | Ferrari 126C Turbo
今日はミニとFerrari 126C Turboの二本立てですね(笑)

FBをご覧の方には当方のミスで記事をシェアしてしまいましたのでブログが見えない・・・と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

本日からこちらも制作を開始致します
まずはインストを確認しまして資料を探します・・・

画像などネットで探せばいくらでも出てくると思われるかもしれませんが・・・
実車の写真でその物ズバリの物はそう多く有りません。
Ferrari312T5がまだ活躍していた1980年のイタリアGPのプラクティスに走らせた仕様なのでそんなに画像が豊富だとは言え無いのです。
持っている洋書を当たってみます・・・

立派な洋書に・・・たったのこれだけですね。

見開きにはT5がデカデカと出ていましてね・・・右の上の方に小さく出ています。
もうちょっと大きな画像は無いでしょうかね〜!?

エンジン部分は参考にはなりますね・・・エキゾーストは形状が違いますが・・・。

こちらのモノクロ写真は当時物らしくてタイヤがミシュランですね
カウルのフロント側は確かに126Cなのですがエンジンの上部のカウルの形状がちょっと違いますね
この後ろ側のカウルを外したら近い感じに見えるのですが・・・。

この背びれのような形状が違うんですよね〜
プラティクスを走った仕様よりも前の形かもしれませんね〜

写真が無いと困っていても仕方がない・・・
手を動かすしか無いのです
仮ぐみを始めて行きましょう
このキットの場合仮組みを全てするのは感心しませんと言うのもあまりにも複雑で部品点数も多いので全部仮組みをして解いて塗装をして組み立てると誤差が大きくなりすぎる危険性があるのです。
つまり仮組が役に立たないのです。
なので要所要所を仮組してゆく事にしました
まずはリアサスペンションのロアアームです
タメオのキットだとセンターの位置決めと強度アップのためにエッチングのピンが付けてあったりしますがこのキットには無いので真鍮線をハンダつけしてピンをつけておきました。

エンジンとミッションそしてアンダーパネルとメインモノコックを合わせて見ました・・・
ここまではなかなか良さそうですね〜

ここまで来ますとメインのカウルも載せてみたいですよね
メインカウルには補強のために補強が3箇所も入れてありますのでそれを切り取ってペーパーで削りまして先ほどのシャーシの上に載せてみました・・・
ここまではほとんど問題がないのですが、この先全て大丈夫と言うことはないと思いますよ。
なぜならこのキット完成品をほとんど見たことがないのです。
僕が見たことないだけなのか、それとも作るのがとても難しいキットなのかもしれません・・・。


明日も126Cを進めます

ボンネットヒンジ制作とレジンパーツシリコン型制作

2018-07-13 18:49:46 | 40th Anniversary mini Pickup truck
いや〜今日の山陰も暑かったですね〜
この所暑くなってからの3日間ず〜っと外で作業をしましたので今日は外作業をお休みにしてみました。
余りにも暑いので・・・それでもガレージの前側の鉢植えには潅水作業をしていますがそれだけでも汗だくになりますね〜。

日中は蝉がうるさい位に鳴きまして夏の到来を実感させてくれます・・・夕方になりますとヒグラシという蝉が鳴きますので涼しく感じるのですが・・・実際に外に出てみますとやっぱり暑いですよ・・・。
豪雨被害を受けられた方は片付けが大変でしょうね〜
そう言えばアトリエのお隣の山が崩れたお宅も重機が入って片付けが始まったらしく・・・見えないですけど音が聞こえてきます。
早く元通りの生活が出来る様になると良いですね。

さて本日の制作はボンネットヒンジの取付けからですね
昨日はヒンジを作ってボディの裏側に接着した所までだったのですが・・・そのままの位置で取付けますと開けた時にボディにボンネットが若干干渉してしまう事が判明致しました。
ボディの厚みが有ってヒンジがボディ表面から離れた位置にしか付かないのに原因が有りそうでしたので一旦ヒンジを外してからヒンジの接着面をリューターで掘りました。
なるべく薄くしたいのですがまあそれも強度の面から限界があります・・・出来るだけという事ですね。
そして再度ヒンジをボディの裏側に接着しました。
この状態でヒンジをボンネットにハンダ付けします。

ヒンジの取付け部分がボンネットのやや内側になっているのは初期のミニの場合は少し内側に寄っているのです。
80年代のミニやローバー時代の物はボンネットの両端の部分に付いています。
外観は同じ様なボンネットですがその構造は変わって来ているんですね〜。
ボンネットを開けてみますと・・・本日の加工前よりもクリアランスが取れて楽になりました。

アレコレいじっていましたら・・・
ダッシュボードが外れてしまいました
ついでに内装も一度外しましてボディに合わせて加工した物を複製しておく事にしました。
まあこのピックアップですが・・・当方の予定だと15台だけ作る予定なのですが比較的安い値段でも全部売れるとは思えないので部品を複製しなくても良いのかもしれませんが・・・
万が一・・・全部完売してしまいますと部品を一つずつ加工するのは大変なので無駄とわかっていてもやっておかなければならない事も有るのです(笑)

ついでに加工したコルビューのバケットシートも作って置きましょう・・・
シートは数が無いので制作台数分必要になってきますね。
この後ホイールも複製し忘れている事が発覚しましてホイールも追加になりました(笑)

型枠の中に入りました〜
この状態から原型が外れますと大変落ち込みます・・・
特にシートはメタル製なので重くて外れやすいのです・・・この状態ですと振動注意ですね。

ついでにこんな物を・・・
静岡ホビーショーの時についでで良いので・・・とK村さんに頼まれたパイロット達です。
何でも樹脂が固くて削り難いのだそうです・・・
レジンなら柔らかいですからね〜。
かんたんに引き受けたのは良いけど・・・湯口を付ける部分でちょっと困りました。
足の部分に2本付ければ良いかな〜などと考えていましたが靴の裏にモールドが付いているのを発見しました・・・
当然ですがモールドの有る部分に湯口を付けますとモールドが無くなりますからね〜
散々考えて頭の部分に付けました・・・ここなら目立つ部分だけど削りやすいですしね〜上下を逆にしてキャストしますから空気が抜けやすいですよね〜。


この続きは明後日頃にレジンでキャストですね。